やっぱり建前は必要?会社があれこれ言えないようにするための知能犯的なコツが上位に

第5位は「会社の不満や愚痴を言わない」。正直、何かしらの不満があるから退職するわけだが、「不満を伝えるべきときもあるが、円満退職をめざすなら、割り切ってお礼だけ言って去っていくのがベスト」という大人の対応を勧める経験者が目立った。
第4位は「しっかり引継ぎする」。転職先から「どれくらいで退職できますか」「なるべく早く来てくれると助かる」と言われて、できれば1カ月ほどで辞めたい!と思うかもしれないが、それでは正直まともな引継ぎはできない。スムーズな退職のために、後任に直接教えるだけではなく「マニュアルをつくる」「仕事の割り振りを改めた」などの工夫も効果的なようだ。
第3位は「納得できる退職理由を用意」。用意……急に知能犯の匂いがしてきた。「人間関係だと退職はなかなか言い出しづらいが、仕事内容との相性を理由にすればなんとかなる」「毎回、家庭の事情だと伝えている」などの具体例が。会社が引き止めにくい理由を考えるのが円満退職成功の秘訣?
第2位は「日ごろの人間関係」。「日頃からニコニコと愛想よく過ごし、年上のスタッフに可愛がっていただいていたのがよかったと思います」「どんなに嫌いな上司でも、最後まで愛想よく接すれば、だいたいは円満に退職できると思います」などの腹黒いともとれる回答が寄せられて、上司の立場のオトナライフの読者が卒倒しないか心配である。
栄えある(?)第1位は「早めに伝える」。転職が決まったらなるべく早く退職したい、という気持ちはわかるが、その期間が短ければ短いほど、円満退職とはいかなくなる可能性が高い。引継ぎや人員の補充などには、それ相応の時間がかかるものだ。「退職を言い出すと、残りの日々が居づらくなりそうだからギリギリで」なんてことはなるべく避けた方が賢明だ。
こうしてみると、本音はさておき「会社の都合を思いやっていますよ」というアピールが大事なようだ。
出典元:【円満退職のコツランキング】男女500人アンケート調査【Biz Hits】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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