LINEアプリのアップデートのときに不具合が起きることがある。LINEアプリのアップデートのときの不具合の原因とはどのようなことが考えられるのだろうか。この記事では、LINEのアップデートで起こる不具合の原因ごとの対処法を解説する。
【LINE】アップデートで起きる不具合の原因と対処法

LINEアプリに限らず、スマホアプリはセキュリティ面での不具合の解消や、機能強化のために時々アップデートする。LINEアプリをアップデートするときに、更新情報があるのにアップデートできない、アップデートが始まったのに終わらない、といった不具合が生じることがある。LINEのアップデートで起きる不具合の原因と、原因ごとの対処法を解説する。
【対処法①】LINEで不具合が起きているかを調べる
まずは、LINEのサーバーなどに障害などの不具合が起きていないか調べてみよう。LINE側に不具合が起きると、アップデートやトークの送受信などができなくなる。
LINEで不具合が起きているか確認する方法は、Twitterで同時に不具合が起きているツイートがいくつもないか確認したり、「Downdetector」という、主要なWebサービスやアプリの障害情報をリアルタイムで発信しているサイトで確認するといいだろう。
LINEで不具合が起きているときには、不具合が解消されるのを待つしかない。
【対処法②】LINEの再起動を行う
LINEのアップデートが終わらないなどの不具合が起きるときには、LINEアプリをいったん完全終了してから再起動してみよう。LINEアプリの動作に何らかの不具合が発生したことがアップデートできない原因になった可能性があるので、LINEアプリを完全終了することで、不具合が解消できる可能性がある。
端末を再起動せずにアプリだけを再起動する方法は次のとおりである。
●iPhoneの場合
ホームボタンのあるiPhoneはホームボタンを素早く2回押す。ホームボタンのないiPhoneは下から上にスワイプして途中で指を離す。すると起動しているアプリが表示されるので、LINEアプリだけを上にスワイプする。

●Androidの場合
ホームボタンの左右どちらかにある「≡」もしくは「□」を押す。すると起動しているアプリがすべて表示されるので、LINEアプリだけを上にスワイプする。
【対処法③】ネットワーク環境を確認する
LINEのアップデートがなかなか終わらない場合には、ネットワーク環境を確認してみよう。ネットワーク環境が不安定だと、アップデートに必要なプログラムのデータのダウンロードに時間がかかってしまうことがある。
LINEのアップデートのネットワークがモバイルデータ通信の場合には、その月の高速データ通信を使い切っていないかなど確認してみよう。また、可能であればアップデート時のネットワークはWi-Fi通信に切り替えよう。Wi-Fi接続でもネットワーク接続が不安定な場合には、Wi-Fiルーターに近づいてみよう。
また、契約しているネットワーク回線に不具合が発生していないかも確認してみよう。
【対処法④】溜まっているキャッシュを削除する
LINE等のアプリを使い続けているとキャッシュが蓄積していく。キャッシュとは、画像など一度表示したデータを保存して、次回の表示を早めるためのファイルだ。キャッシュが溜まりすぎるとアプリの動作に不具合が生じるので、LINEのアプリキャッシュを削除しよう。
●iPhoneでのキャッシュの削除方法
LINEアプリを開き、画面の右上の歯車マークの「設定」を開く。「トーク」から「データの削除」に入る。

●Androidでのキャッシュの削除方法
Androidではスマホの「設定」アプリでキャッシュを削除する。「設定」アプリを開き、「アプリ管理」から「LINE」を選択する。


【対処法⑤】LINE以外に起動しているアプリを停止する
LINE以外のアプリがバックグラウンドで動作していると、メモリの使用量がいっぱいになってしまい、LINEアプリのアップデートに不具合が起きる可能性がある。バックグラウンドで動作しているアプリをすべて完全終了してみよう。
●iPhoneの場合
ホームボタンのあるiPhoneはホームボタンを素早く2回押す。ホームボタンのないiPhoneは下から上にスワイプして途中で指を離す。すると起動しているアプリが表示されるので、LINEアプリを残してすべてのアプリを上にスワイプする。

●Androidの場合
ホームボタンの左右どちらかにある「≡」もしくは「□」を押す。すると起動しているアプリがすべて表示されるので、LINEアプリを残してすべて上にスワイプする。
【対処法⑥】スマホの再起動を行う
スマホを長時間利用していると、バグが蓄積されてアプリのアップデートや動作に不具合を起こすことがある。スマホを再起動するとバグが解消される。LINEのアップデートに不具合が起きている場合には、スマホの電源をいったん切ってから再起動してみるといいだろう。

【対処法⑦】スマホのデータ容量を増やす
スマホのストレージ容量が不足していることが原因で、LINEのアップデート用データのダウンロードができないことがある。スマホのストレージ容量を確認して、容量がいっぱいなら不要なファイルやアプリを消去したり、クラウドストレージに移せるものは移そう。ストレージの使用状況は、iPhoneもAndroidもスマホの設定アプリから確認できる。

【対処法⑧】アプリやOSを最新版にアップデートする
アプリのアップデートはOSのアップデートに合わせて実行されることがある。OSがアップデートされていないことが、アプリのアップデートの不具合の原因の可能性もある。OSのアップデートを確認してみよう。
iPhoneもAndroidも、OSのアップデートは「設定」アプリの「ソフトウェアアップデート」で確認できる。アップデートがあるようなら、早めにアップデートした上で、もう一度LINEアプリのアップデートにチャレンジしてみよう。

【対処法⑨】アップデート中のまましばらく放置する
アップデートが始まっているのなら、しばらく放置してみるのもおすすめの対処法だ。ネットワークの接続状況や、スマホのスペックによっては、想定していた時間よりもLINEのアップデートに時間がかかりすぎることがある。アップデートが進んでいるのなら、放置していれば確実にアップデートが完了する。
LINEに限らず、アプリやOSのアップデートが必要なら、しばらく放置して様子を見ることも大切だ。放置できずに、あれこれ操作してしまうと、かえってアップデートが進まなくなる可能性もある。アップデート中は終わるまで放置して見守ってみよう。
なかなか放置するのは難しいという場合には、睡眠中にアップデートするのもおすすめだ。睡眠中なら操作できないので、自然と放置状態になる。
【対処法⑩】誰かにLINE電話にかけてもらう
LINEでアップデートに不具合が起きる場合、家族や友人からLINEの無料電話をかけてもらうという対処法もある。電話をかけてもらっただけで不具合が解消したという人が実際にいるのだ。電話で不具合が解消する理由はわからないが、電話をかけてもらうだけなら簡単だ。周りの人に電話をかけてもらって試して見る価値はあるだろう。
【LINE】上記の対処法を試しても解消されない場合は?
ここまで見てきた対処法ではLINEをアップデートできない不具合が解消できない場合の最後の対処法を紹介する。
・LINEに問い合わせる
最終的な対処法は、LINEに問い合わせをするというものだ。自分では、アップデートできない原因も、どうしたらいいのかの対処法もわからないときには、LINEに直接問い合わせてみるのはおすすめだ。
LINEへの問い合わせ方法は、電話ではできない。電話ではなく、LINEのお問合せフォームから問い合わせるか、LINEアプリのヘルプセンターから問い合わせができる。LINEアプリから問い合わせる方法は次のとおりだ。
LINEアプリのホームの右上の歯車マークをタップしてLINEの「設定」に入り、画面を下にスクロールして「ヘルプセンター」をタップしよう。

するとお問合せフォームが開くので、発生している不具合について記載して送信しよう。
※サムネイル画像(Image:Jinna Sardsongvit / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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