シャツの袖はシーンによって使い分けよう!種類をマスターしてお洒落上級者に
おしゃれネクタイの研究に勤しむ皆さん、シャツの袖の形にも目を向けたことはありますか?スーツのジャケットからちらりと見える袖の形は、意外にスーツスタイルの印象を左右するキーポイントでもあります。また、シャツの袖の形にもフォーマルシーンに似合うもの、カジュアルシーンに似合うもの、と使い分けができるのです。ここでは、代表的なシャツの袖の種類をご紹介いたします
【袖口は形によってカフスボタンも付けられる】
袖口の形は、シャツの機能を決定づける部分です。形によっておしゃれにカフスボタンを付けることができたり、オフィス仕様にボタンのみ付けられるタイプもあります。TPOに合わせて、袖口の形もセレクトしてみると、おしゃれの幅が広がります。
・シングルカフス(バレルカフス)
最もシンプルな袖口の形です。ボタンでとめるタイプになっています。フォーマルなシーンでは、糊付けを固くしたシングルカフスが良しとされています。
・コンバーチブルカフス
この袖口の形は、既に袖口部分に付けられたボタンや、お気に入りのカフスボタンでもとめられるように、コンバーチブル(convertible、変換可能)につくられています。気分に合わせてファッションを楽しむことができます。
・ダブルカフス(フレンチカフス)
袖を折り返して着るタイプです。また、通常ボタンが付いていないので、カフスボタンを付けて楽しむことができます。そのため、パーティー用に人気の形です。
▼ダブルカフスでオススメのシャツ
・ターンナップカフス
ダブルカフスの派生形の袖口です。ダブルカフスは2重に穴が開いていますが、ターンナップカフスの場合、外側にくる袖口が斜めにカットされているため、穴は1重になっています。また、ダブルカフスはカフスボタン用の袖口ですが、ターンナップカフスはボタンでとめるタイプになります。
・テニスカフス
シングルカフスに似ていますが、ボタンが無いタイプとなっており、カフスボタンを付けて着用します。
【基本的なボタンデザイン3つ】
袖口の形を5つご紹介しましたが、ボタンデザインも忘れてはいけないポイントです。機能性を重視して発達したものと、見栄えを重視して発達したデザインがあります。
・シングルボタン
ボタンが1つだけ付いているシンプルなデザインです。
・ダブルボタン
縦にボタンが2つ付いており、デザイン性を重視したおしゃれな形です。また、ボタンが縦に付いているので、少々手が長く見える効果も期待できます。
・アジャストボタン
ボタンが横に2つ付いているタイプです。手前のボタンをとめると袖口が広く、奥のボタンをとめると袖口を狭めるアジャスト(adjust、調整する)機能が付いているのが特徴です。