証券会社を選ぶなら、まずは自らの経済圏で探してみよう

楽天証券「つみたてNISA」の業界シェア約3割!これからの証券会社は経済圏で選ぶ時代か
(画像=(Image:Sundry Photography / Shutterstock.com)
楽天グループは日本有数の経済圏でもある、『オトナライフ』より 引用)

 今回つみたてNISAの口座が大台を突破した楽天証券のプレスリリースによれば、楽天証券のつみたてNISA口座の業界シェアは、日本全体のつみたてNISA口座のおよそ29.0%にあたる。加えて主要ネット証券5社の中でも「新規口座開設数は2018年から3年連続で業界最多」となっているといい、まさに業界でも随一の存在感を放っている企業といっていいだろう。
 そんな楽天証券の稀有な伸び率は、やはり“楽天経済圏”の一員としてポイントやグループの各種サービスといった、自身のもつ強みを存分に発揮しているからだろう。楽天証券でも、グループ内で貯めた楽天ポイントを使っての投資デビューが可能な制度が用意されている。「NISA等の投資に興味はあるけど、現金を使うのはまだ気が引ける…」といった未経験者が比較的容易にはじめられることも特徴だろう。さらに「ポイントで投資信託を購入すると楽天市場での買い物が+1倍に」なる優遇措置や、「楽天カード決済で投信積立を設定すると100円につき1ポイントが貯まる」というポイント還元も存在する。加えてそのポイントも積立に使うことができる。まさに相乗効果でポイントを活用できるシステムだ。

 今回ご紹介したのは楽天経済圏の楽天証券だったが、それ以外にも「PayPay証券」「auカブコム証券」といった経済圏の名前を冠する会社をはじめ、各社の経済圏の証券会社が揃っている。周囲の流れに乗って投資等の資産形成をはじめるのならば、自らの属する経済圏の会社を選ぶことでお得な制度の恩恵に預かることができそうだ。

※サムネイル画像(Image:rakuten-sec.co.jp)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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