iPhoneファンが待ちに待った「iPhone 13」が9月24日に発売され数日。すでに手に入れたという人もいるかもしれない。そんな購入者のなかには、バッテリーの持続時間が延びたことを理由に購入した人もいるだろう。アップルの製品発表会でも、バッテリーのアップグレードがアピールされており、iPhone 13シリーズの長所のひとつと言える。では実際、過去のシリーズと比較してバッテリーの持続時間はどれほど向上したのか。

今回は、アップルが公表している「iPhoneシリーズのバッテリー持続時間」について紹介しよう。バッテリーの持続時間は、ユーザーの使い方によって消耗の差があるため、あくまで目安だ。

バッテリーの持続時間、ビデオ再生時間では直近のシリーズがランクイン!

iPhoneシリーズのバッテリー持続時間ランキング、iPhone 13が上位独占ならず。使い方によっては……
(Image:Bloomicon / Shutterstock.com) iPhone 6のビデオ再生時間は11時間。7年で2倍近くも再生時間がアップしている(画像=『オトナライフ』より 引用)

 まずは、iPhone 13、「iPhone 12」「iPhone 11」シリーズの、ビデオ再生時間からみていこう。「iPhone 13」は19時間、「iPhone 13 mini」は17時間、「iPhone 13 Pro」は22時間、「iPhone 13 Pro Max」は28時間(!)。そして2020年発売の「iPhone 12」は17時間、「iPhone 12 mini」は15時間、「iPhone 12 Pro」は17時間、「iPhone 12 Pro Max」は20時間。2019年モデルである「iPhone 11」は17時間、「iPhone 11 Pro」は18時間、「iPhone 11 Pro Max」は20時間となっている。

 それ以前の機種については割愛するが、この再生時間でトップ5位内に入ったモデル、1位は「iPhone 13 Pro Max」の28時間、2位は「iPhone 13 Pro」の22時間、3位は「iPhone 12 Pro Max」と「iPhone 11 Pro Max」の20時間、5位は「iPhone 13」の19時間となった。iPhone 12とiPhone 11のPro Maxモデルのバッテリースペックは、iPhone 13に負けず劣らずの性能のようだ。買い替え時にバッテリーのスペックを求める人の場合、iPhone 13の発売で安くなった過去シリーズを購入するのもアリかもしれない。