auはスマホトクするプログラムスタートで、公取の懸念解消へ

スマホ買い替え需要取り込みを必死に狙うドコモとau、軍配はどちらに上がる?
(画像=(Image:yu_photo / Shutterstock.com) KDDIが運営するau。基本料金0円の新プラン「povo2.0」が発表され、話題を呼んだ、『オトナライフ』より 引用)

続いてau。こちらは9月17日に「スマホトクするプログラム」をスタートさせた。24回払いを条件に、購入機種の2年後の買取価格を残価として設定し、本体価格からこの残価を差し引いた金額を23回までの支払金額として設定する。これまでも似たような仕組みはあったものの、「新機種への買い替え」を条件としており、新プログラムではその条件を撤廃。よりユーザーメリットの高いプログラムになったといえるだろう。

その背景には、公正取引委員会からの指摘がある。新機種への買い替え条件は「消費者に契約変更を断念させ、選択権を事実上奪う」恐れがあるとして問題視されており、auはこの懸念の解消。残るソフトバンクがどういった策を講じるのか、見ものではある。

携帯キャリアはそれぞれ、コロナ禍の影響で端末販売が伸び悩んでいる。だが一方で、消費者を過度に囲い込む行為はNGだ。さらに端末と通信は別販売にすべきという声も少なくない。正念場を迎えるキャリア各社がどのようにして生き残っていくのか、目が離せない戦いが続きそうだ。

※サムネイル画像(Image:yu_photo / Shutterstock.com)(Image:Takamex / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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