iOSをアップデートする前にバックアップしよう
iOS 15では、さまざまなトラブルが発生しているのは知っているが、早くアップデートして新機能を試してみたい人もいるだろう。もし、iOSをアップデートするときは、その前に必ずiPhoneのバックアップを作成しておこう。
ご存じのとおり、iPhoneには写真や動画、音楽、Webサイトのお気に入り、アプリのセーブデータなど、さまざまなデータが保存されている。iOS 15に限らずのOSのアップデートが失敗する可能性はゼロではないので、万一に備えてiPhoneのバックアップをとっておくべきなのだ。バックアップはパソコンのiTunesを使う方法もあるが、現在ではiCloudを使うほうが楽だ。iCloudによるバックアップ手順については→こちらで確認してほしい。


iOSを自動でアップデートしないようにする
いやいや、iOS 15にアップデートすることで、そんなにトラブルが起きるなら、怖くてアップデートできないという人もいるはずだ。その場合は、まず自動的にiOSのアップデートが実行されないように設定しておこう。この「自動アップデート機能」はiOS 12から追加されているが、iOSの新しいバージョンが配信された際に自動でアップデートされる機能なので、今すぐオフにしておくべきだろう。
自動アップデート機能をオフにするには「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で「iOSアップデートをインストール」をオフにしておけばいい。今後、iOS 15の不具合が解消されたバージョンが公開されたら、そのときアップデートを実行すればいい。


iOS 15ではなく「iOS 14.8」を選ぶという手も!
iOS 15にアップデートしないことで、バグによるトラブルは回避できるが、iOS 14のセキィリティパッチも当てられないので不安が残るという人も多いはずだ。その場合はどうすればいいのだろうか?
実は、iOSのアップデートでは、「iOS 14.8」を選択することもできるようになっている。これは、iOS 15にしたくない人向けのiOS 14の最新版なので、バグによるトラブルも回避でき、iOS 14のセキュリティパッチも当てらるという優れモノ。もちろん、iOS 15の不具合が解消されたバージョンが公開されたら、そのときにiOS 15のアップデートを検討すればいいだろう。

※サムネイル画像(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)
文・小沢陽子(フリーライター)/提供元・オトナライフ
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