鈴鹿サーキットといえば日本のモータースポーツにとって聖地と呼ばれる場所。そしてF1日本グランプリのコースとして世界的にも有名!そんな鈴鹿にはモータースポーツファンも思わずテンションが上がってしまう名所があるのです。鈴鹿に行くなら立ち寄ってみたいスポットをご紹介します。

目次

  1. 鈴鹿サーキットの玄関口「白子駅」
  2. 見逃すな!歴代勝者たちの手形
  3. レース関係者も多数参拝!「勝速日神社」
  4. ここまで来たらとことん!「久留真神社」も参拝しよう
  5. まとめ

鈴鹿サーキットの玄関口「白子駅」

2021年のF1世界選手権は7年ぶりとなる日本人ドライバー、角田裕毅のフル参戦とホンダの参戦ラストイヤーということで大きな注目を集めています。そしてその凱旋レースとなるのが三重県の鈴鹿サーキットで開催される日本グランプリ。例年チャンピオンシップが佳境を迎える10月に行われ、ワールドチャンピオン争いにおける重要なレースとなることで知られています。

そんなドラマの舞台、鈴鹿サーキットはF1開催時ともなると日本中のみならず、世界からも多くのファンが訪れます。もちろんサーキット周辺は交通渋滞も起こるため、アクセスとしては鈴鹿サーキット最寄り駅である近畿日本鉄道の「白子駅(しろこえき)」からのシャトルバスを利用するというルートがよく知られています。

そんな近鉄「白子駅」ですが、鈴鹿サーキットの玄関口だけあってまさにレースの町、F1の町といった形で訪れたファンを出迎えてくれる駅でもあるのです。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

まずは駅に到着したら改札口を通りますが、改札口からして既にチェッカーフラッグの柄でお出迎え!まずこれで軽く一段テンションが上がる感じですね!さらに駅の通路や階段の部分にも鈴鹿サーキットのコース図や実際のレースの写真パネルなどが掲示されていて、そんじょそこらの駅とは思えないほどの演出にテンションはうなぎのぼり!

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

駅舎じたいは外から見るとごくごくシンプルな造りなのですが、ディテールにこだわった駅構内はモータースポーツファンの到来を心から歓迎しているかのようです。

見逃すな!歴代勝者たちの手形

さて、鈴鹿サーキットへと向かう道のりは白子駅の西口からとなりますが、駅前ロータリーには力強いモニュメントが置かれています。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

チェッカーフラッグと共に「モータースポーツ都市宣言 鈴鹿市」と力強い宣言がなされています。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

白子駅周辺マップもチェッカーフラッグ柄の案内板になっており、駅構内も駅前もまさに「モータースポーツ都市」そのものといったところですね。そして忘れてほしくない見どころがまだあるので要チェック!白子駅西口ロータリーに面したスペースにはさらに別のモニュメントが並んでいることに気づくでしょう。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

実はこれ、F1日本グランプリの歴代勝者の名前や表彰台に乗ったドライバーたちの手形が刻まれているのです。ここはファンにとっては外すことのできない撮影スポットになっていますよ。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されたのは1987年からで、初代鈴鹿ウィナーは当時フェラーリから出走していたゲルハルト・ベルガー。そこから2006年まで鈴鹿サーキットを舞台に日本グランプリが開催され、途中2007年、2008年は富士スピードウェイにその舞台を移したものの、2009年からは再び鈴鹿サーキットで日本グランプリが行われています。

歴代の勝者を見てみると、アイルトン・セナ、ネルソン・ピケ、ミハエル・シューマッハ、ミカ・ハッキネンなどレジェンドとも呼べる往年の名ドライバーたちの名前が刻まれています。また、2014年度からは表彰台を獲得したドライバーたちのサインと手形も刻まれています。最強王者ルイス・ハミルトンの名は2014年に登場していますね。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

ご贔屓のドライバーの手形があったら、ぜひサーキットへ向かう前に手を合わせてパワーをもらっておきましょう!

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

近鉄白子駅

  • 住所:三重県鈴鹿市白子駅前22-1
  • 電話番号:059-386-0024

レース関係者も多数参拝!「勝速日神社」

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

そして鈴鹿サーキットを訪れる前にちょっと寄り道しておきたいスポットもご紹介しておきましょう。その名も「勝速日神社(かつはやひじんじゃ)」という、なんとも速くて勝てそうな名前をした神社。白子駅の東口から徒歩約2分という距離にあります。

まったくモータースポーツとの関係性はなかったものの、勝=win 速=speed 日=rising sunというあまりにも縁起のいい名前の神社だったためモータースポーツ関係者の手によって広く知られるようになり、多くのドライバーたちやファンたちが参拝するようになった神社なのです。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

凛とした空気の漂う、静かな参道を歩いていけば奥には本殿が見えてきます。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

そして本殿にはモータースポーツ関係者が奉納した絵馬がズラリ。鈴鹿にちなんだ絵馬の柄がまたテンションを上げてくれるのです。これはサーキットに行く前に、ご贔屓の選手の勝利を祈願して奉納しておかなくてはいけませんね!

実際にバイクの鈴鹿8時間耐久レースでは関係者による安全祈願祭も行われており、まさにモータースポーツファンにとってはパワースポットと呼べる神社でしょう。ちなみに本物のF1ドライバーがお忍びで参拝に来たこともあるのだとか・・・!

ちなみに神社は普段無人ですが、日本グランプリ期間中は有人対応となり絵馬を授与してもらえます。また同じ絵馬を白子駅西口にある鈴鹿市観光協会や、鈴鹿サーキット内に設置される「鈴鹿F1地域活性化協議会」のブースでも販売されます。奉納するだけでなく、お土産に持ち帰ってもいいかもしれませんね!

勝速日神社

  • 住所:三重県鈴鹿市白子本町10-15
  • 電話番号:059-386-7808

ここまで来たらとことん!「久留真神社」も参拝しよう

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

勝速日神社で必勝祈願をしたら、実はもう一か所おすすめしておきたい場所もご紹介しましょう。勝速日神社からは徒歩約10分の距離にある「久留真神社」です。そうです、見ての通りなんと「くるま神社」という神社もあるのです。

この神社も車とは全く関係性はない、1500年という歴史を誇る由緒ある神社なのですが、鈴鹿市といえば本田技研工業の鈴鹿製作所があることでも知られるようにまさに車の町!偶然にしては運命的すぎるということでモータースポーツファンの参拝者も多い神社なのです。

モータースポーツの聖地!鈴鹿ならではの観光スポットを訪ねよう
(画像=『たびこふれ』より引用)

久留真神社

  • 住所:三重県鈴鹿市白子1丁目15-15
  • 電話番号:059-386-1833

まとめ

鈴鹿はモータースポーツの聖地だけあって、サーキット以外にもこんな見どころもあるのです!モータースポーツファンであれば、鈴鹿を訪れた際に足を運んでみてはいかがでしょうか?

【文・写真 bow/提供元・たびこふれ

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