ロードムービーの巨匠、ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)が自身の作品の修復・復元を監修して色鮮やかに蘇った10作品の特集上映「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES / 夢の涯てまでも」が、11月5日よりBunkamura ル・シネマを皮切りに全国で順次公開される。
ヴィム・ヴェンダースはドイツ出身で、ロードムービーというジャンルを世に定着させた映画監督。1967年に監督デビューし、その後『都会のアリス』『まわり道』『さすらい』の三部作のロードムービーが国内外で大きな注目を集めた。1984年には『パリ、テキサス』でカンヌ映画祭のパルム・ドール賞を、1987年には『ベルリン・天使の詩』で監督賞を受賞している。日本との関わりも深く、『東京画』では映画監督の小津安二郎に捧げる映画を、『都市とモードのビデオノート』ではファッションデザイナーの山本耀司のドキュメンタリーを撮っている。
今回は上記の7編を含む全10編のレストア版が上映される。特に注目は『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』で、本邦初公開の287分のSF長大作だ。
9月17日より数量限定のオリジナル特典付き特別鑑賞券が発売される。Bunkamura ル・シネマ、テアトル梅田、メジャー通販で販売されるオリジナル特典は、1回券はフォトカードで3回券がトートバックとなっている。価格は1回券が1,300円で3回券が3,600円となっている。
文・山本凛/提供元・SEVENTIE TWO
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