宇城市不知火町にある「永尾神社(えいのおじんじゃ)」。八代海に面した海沿いの神社です。その参道は海から続いており、潮が満ちると海面にそびえ立つように鳥居が立ってるいることで有名な神社です。そこが入り口なら、そこから入って参拝するのが当然だよね?と海から参拝してきました。

目次

  1. 海に浮かぶ鳥居で有名な「永尾神社」
  2. 本殿にも歴史あり
  3. 創建は西暦713年 由緒ある神社
  4. 鳥居に向かうのは干潮時がおすすめ

海に浮かぶ鳥居で有名な「永尾神社」

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

こんにちは、うみべの男の子こと肥後ジャーナルの山田です。

今日は宇城市不知火町の永尾神社に来ています。潮が満ちていると鳥居が海に浮いて見えることで有名な神社です。

別件の取材で近くを立ち寄ったので、参拝に伺いました。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

干潮時には、鳥居まで歩いていけるのですが、今は潮が満ちていて鳥居は水面にそびえています。

基本的に神社には鳥居から伺って参拝するのが基本です。ということで、まずは鳥居まで行くことにしました。偶然水着持ってて良かったぁ。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

まずは鳥居の向こうへ行きましょう。干潮時は歩けるくらいなので、そんなに深くはありませんが、足場はぬるぬるしていて滑りやすい上に、岩がゴツゴツしていて危ないので気をつけましょう。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

転びます。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ということで、泳いで鳥居の向こう側へ。カメラなんて持っていけるような場所ではないので撮影は断念しましたが、正面から見る鳥居は陸地から見るより荘厳でした。では、ここから鳥居をくぐり境内に向かいましょう。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ちなみに、足場が本当に滑りやすいので無理やり泳いで行きましたが、満ちていてもわりかし浅いです。普通に立てます。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

とりあえず、泳いで戻ってきました。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

堤防を登って行きます。まだまだ暑い日だったので、素足だとコンクリの熱がたまりません。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

道路を挟んですぐ向かいに石段がありますので、ここから境内へ。

本殿にも歴史あり

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

石段を登りきるともう一度鳥居をくぐります。大きなしめ縄が素敵ですね。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

もう手どころか全身を海で清めてきたのですが、御手水で手を清めます。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

永尾神社では、海童神を主神として5柱の神様をお祀りしていて、開運招福、商売繁盛、病気平癒、縁結びの神様とされています。特に胃潰瘍や脱腸病等平癒の神様として信仰されているそうです。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

最近、胃に負担が凄いのでしっかりお祈りしておきたいと思います。

創建は西暦713年 由緒ある神社

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

少しふざけているように見えたかもしれませんが、本来参道というのは鳥居をくぐるものですし、水で身を清める禊としては大きく間違ってはいないと思っています。同じ様に鳥居が海にある厳島神社においても海水で身を清めるそうです。

永尾神社は713年創建の歴史ある神社で、海童神が巨大なエイに乗って陸に上がり鎮座されたという伝承から尾の部分にある神社ということでこの名が付いたそうです。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

境内には土俵も有り、日本の古き良き神社の姿を残しています。昔は神事として相撲が取られていたので多くの神社に土俵があったそうですよ。

海に鳥居があるならそこから入って参拝するのが当然だよね?永尾神社に海から参拝してきた
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

この八代海では、地名にもなっている蜃気楼の一種とされる不知火という減少が見られることでも有名です。永尾神社からもその様子を伺うことができるそうですので、タイミングが合えばぜひ一度見てみたいですね。

鳥居に向かうのは干潮時がおすすめ

ということで、潮が満ちていいるときに鳥居をくぐって永尾神社に参拝してきました。

地元の方に「あんまりきれいな海じゃなかろ!俺らも入ったことなかよ!」と言われたので、基本的には入らないほうが良いと思います。

普通に石段を登り参拝しても、しっかりと歴史を感じることができる神社ですのでぜひ一度お立ち寄りくださいね。

永尾神社

住所〒869-3471 熊本県宇城市不知火町永尾615

※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。

文・山田/提供元・肥後ジャーナル

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