平均年収1位は、住みたい街で人気急上昇中の厚木市!
都庁を抑えてトップ3となったのは、「東京都三鷹市」。その平均年収は734万円と、都庁を僅差で交わしてのトップ3入りを果たした。そして2位には三鷹市のお隣である「東京都武蔵野市」が顔を出した。ここでついに民間平均を300万円以上も上回る、737万円という数字に。やはり各種「住みたい街ランキング」で毎年のように上位に選出される吉祥寺を擁する自治体は強いようだ。武蔵野市も三鷹市も、23区で働くサラリーマンが多く住むことで住民税が発生していることも大きいのかもしれない。
そして武蔵野市・三鷹市を上回る1位に輝いたのは、「神奈川県厚木市」の739万円だった。厚木市はこれで3年連続の1位。不動産・住宅情報サイト・LIFULL HOME’Sが発表した「住みたい街ランキング」2021年版でも本厚木が「借りて住みたい」ランキングトップ、「買って住みたい」ランキングでも3位にランクインする人気ぶりだ。移住者が増えたことでベッドタウンとして発展し、自治体の財政も潤いを増してきたようだ。
もちろんこれはあくまで全体の平均であり、勤続年数によって給与の額が決まることの多い自治体の体質を考えると、30代前後の地方公務員がこの額をもらっているとは限らない。それでもやはり筆者のような小市民は「公務員うらやましい」と感じてしまうのは仕方のないことなのではないだろうか。
出典元:地方公務員給与実態調査【総務省】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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