Googleが提供するフリーメールサービスの「Gmail」。スマホやパソコンで利用でき、無料で簡単に登録できることから、仕事やプライベートで使っている人は多いのではないだろうか。仕事で使っている人の中には、GmailといったGoogleのサービスをまとめたビジネスツール「Google Workspace」を利用している人がほとんどだろう。今後、このツールのアップデートにより、Gmailに通話機能を追加しようと考えているらしい。

今回は、アメリカの技術系ニュースサイト「The Verge」が報じた通話機能の詳細や、それに対するネットの反応を紹介しよう。

アカウントを知っていれば、誰にでも電話できてしまう!?

Gmailが通話機能を追加? 「LINEや普通の電話で十分では」突然の営業電話など懸念の声多数
(画像=(Image:Tada Images / Shutterstock.com) スマホであれば、いつでもどこでも電話できて便利そうだ、『オトナライフ』より 引用)

 Google Workspace は2020年に大きく生まれ変わり、自宅・勤務先のどこにいても快適にドキュメントの作成、コミュニケーションを行えるようになった。テレワークする人にとって、とても便利なものに進化し、ユーザー数の利用満足度は高くなっていそうだ。

 そんなGoogle Workspaceに、Googleがさらなるテコ入れを考え、Gmailに通話機能を追加しようとしているようだ。通話機能は、LINEの音声通話と同じインターネット電話(VolP)であり、Gmailアカウントを知っている相手に電話できるとのこと。
 Gmailアカウントといえば、ビジネスシーンでも広く使われているツールのひとつ。読者の中にも、社内メンバーや取引先の相手とスプレッドシート、ドキュメント、Google Meetなどを利用している人も少なくないだろう。長く利用しているユーザーほど多くの相手がそのアカウントを知っている可能性が高い。もし通話機能が実装された場合には、思いもよらない相手からインターネット電話がかかってきてもおかしくないのだ。それに対して、ネットではさまざまな反応が上がっている。