蝶の飛翔にインスパイアされたメタファーを思わせるこの機構は、針を支える円盤の上に2本の独立したひし形の針が配置。

ブルガリ ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2021にて「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」を発表。
■ブルガリの「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」

針は動きながら格納される仕組みで、オート オルロジュリーの世界では他に類を見ない。それぞれの針は回転しながら、180度の半円状のミニッツトラックを交互に指し示す。
12時の位置にあるジャンピングアワーの窓が時間を表示する一方、2本の分針が順番に分を表示する。1本目の針がミニッツトラックに沿って動き、分の進行を知らせる間2本目の針は円盤の上で向きを変え、格納された状態でミニッツトラックの反対側を半周。
1本目の針が55分の表示に到達すると、2本目の針が徐々に1/4回転し、1本目の針と平行な位置で00分を表示する。
その後、1本目の針は次の針が55分を表示するまで格納された状態のまま移動。ブルガリは、最も格調高い複雑機構のトゥールビヨンにこの特許取得済みのパピヨンを組み合わせた。


新しい「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」はこの高精度なメカニズムを時計の心臓部に組み込んでおり、12時の位置にある窓にはセラミックボールベアリングのディスクを用いた24時間のジャンピングアワーで時間を表示する。
「蝶」をイメージさせる2本の針の一方が60分を指すとディスクがジャンプして切り替わり、次の時間が窓に表示される仕組みだ。
パピヨンという仕組みのメリットは、従来の分表示に比べて消費電力が少なくパワーリザーブにも好影響を与える点にある。
このモデルの洗練された動作はマニュファクチュール ブルガリの熟練した時計職人が最高の伝統に基づいて完全に設計、組み立てを行った自動巻き、機械式のマニュファクチュール ムーブメント キャリバーBVL 332によって駆動している。また、ローズゴールドの「オクト ローマ」 のケースの背面には、60時間のパワーリザーブ表示を備えている。

構造的には複雑だが、時分は限りなくシンプルに読み取ることができるのは魅力的では。
https://www.bulgari.com/ja-jp/
(IKKI)
提供元・IGNITE
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