普段の生活ではなかなかできない、楽しい思い出を作ることができるファミリーキャンプ。でも、ただ楽しいだけでなく、子どものちょっとした成長のきっかけになるのもキャンプの良さです。

そこで今回は、誰でも気軽に実践できる「食育」をテーマにしたキャンプを紹介します。子どもの“食”に対する考え方が変わったり、好き嫌いがなくなったりすることもありますよ!

調理からではなく、収穫体験から始めてみよう!

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

キャンプへ出かけて、家族で一緒に料理を作るのも「食育」。でも、ただ料理を作るだけではおもしろくないので、ここでは食材を収穫するところから体験してみることをオススメします。

キャンプ場の近くに管理釣り場があれば、ちょっと立ち寄ってみてください。魚を釣って食べるだけでも立派な食育になります。生きている魚を釣り上げて、それをさばいて調理すれば、「生き物の命をいただいている」ことが実感できます。

また、収穫体験農園が近くにあれば、子どもに野菜や果物の実っている姿を見せることができます。普段スーパーで売っている姿しか見たことのない子どもたちには、きっと新鮮に見えるはずです。

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

また、収穫するのは野菜や果物が“旬”の季節。キャンプで実際に収穫を体験できれば「夏に行ったキャンプで、トウモロコシを採ったよね!」と、思い出と一緒に野菜の旬も覚えてくれます。

最近では、キャンプ場内で収穫体験ができるところもあります。採ってすぐに調理ができるので、食育キャンプにはうってつけです。

収穫した食材で「ブルーベリーピザ」作りに挑戦!

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

今回は千葉県にある、収穫体験を一年中楽しめるキャンプ場「有野実苑オートキャンプ場」で、子どもたちと食育キャンプを実践してきました。

トウモロコシやジャガイモ、ブルーベリーなど、夏が旬の野菜や果物をたっぷりと収穫。そのあとは、子どもたちだけで料理に挑戦です。トウモロコシやジャガイモは炭火焼き、ブルーベリーはデザートピザにしてみました。

どれも簡単で小さな子どもでも作れるので、ぜひ挑戦してみてください。なかでも子どもたちの好評だったのが「ブルーベリーピザ」。

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

まずは、市販のピザ生地に、手でちぎったクリームチーズと摘みたてブルーベリーを載せて、その上にグラニュー糖を大さじ2杯ほど振りかけます。

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

あとはダッチオーブンで5分ほど加熱すればできあがりです。

収穫から行った手作りピザの味は格別!

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

難しくもなく短時間でできあがるので、ピザは子どもが作る料理に最適です。その出来映えは、子どもたちの食べっぷりを見ればよくわかります。

甘いデザートということもさることながら、自分で収穫・準備・調理まで行ったブルーベリーピザとあって、食いつきはいつも以上です。

子どもにとっても親にとっても、新しい発見が!?「食育キャンプ」のススメ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

子どもの口からは、「もっとブルーベリーを載せればよかった!」「甘くないところもあるから、次はお砂糖をちゃんとかけなきゃ」など、反省点もあがっていました。彼らなりにいろいろ考えているんだな~なんて、親にとっても発見があったりして……。

次にキャンプへ出かけるときは、こんな「食育キャンプ」を楽しんでみてください。今までに見たことがなかった、お子さんの一面が見られるかもしれませんよ!


*撮影協力 千葉県・有野実苑オートキャンプ場

提供元・.HYAKKEI

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