キャリアから格安SIMに乗り換えるときの注意点

格安SIMにデメリットはあるの? 後悔しないために知っておきたいポイントまとめ
(画像=『オトナライフ』より引用)

これからキャリアから格安SIMに乗り換える際に注意しておきたい点を紹介します。

SIMロック解除が必要なケースがある

格安SIMに乗り換える際には手持ちのスマホのSIMロックを解除しなければいけないケースがあります。SIMロックとはその端末で利用できる通信会社を制限する機能のことです。同じ会社のSIMカードしか使えないようにロックがかかってしまう。これを解除することで、別の会社に乗り換えたとしても同じスマホを使い続けることが可能です。大手キャリアから格安SIMへの乗り換えではSIMロックを解除しないといけません。

 ただし、これまでと同一の回線を使う場合にはSIMロックの解除をする必要はありません。格安SIMの会社は大手キャリアと同一の回線を利用しています。たとえば、これまでauを使っていて、格安SIMでもauの回線を選んだのであれば、SIMロック解除をしなくても使えるのです。この点は事前に確認しておきましょう。また、SIMフリースマホを持っている場合は、そもそもSIMロックがかかっていないため他社のSIMカードもそのまま使えます。

SIMと端末の相性に注意する

格安SIMと契約をすると新しいSIMカードをもらえるため、それを手持ちのスマホにセットします。このときに、SIMカードと端末には相性の問題が生じるため注意してください。相性の悪い組み合わせでは通信に影響が出ることがあるからです。たとえば、通信が不安定になる、通信速度が遅くなるといったケースが生じます。これから格安SIMを利用する予定があるならば、お手持ちのスマホでSIMカードの動作確認ができているかチェックしてみてください。不安ならば、お手持ちの端末で格安SIMを利用できるのか問い合わせをしてみるとよいでしょう。相性の問題によっては、新しい端末を購入しなければいけなくなります。

キャリアの解約で違約金が発生することがある

格安SIMに乗り換えるために現在のキャリアとの契約を解約する必要があります。その際には違約金が発生するケースがあるため注意しましょう。一般的には大手キャリアとの契約期間は2年となっています。2年の定期契約をすることで月額料金が割引されるため、多くの人が2年契約を選択しているのです。しかし、2年契約の場合は更新期間に契約をしないと違約金が発生します。あらかじめ更新期間がいつなのか確認しておき、そのタイミングで解約をするとよいでしょう。そうすれば違約金を支払わずに格安SIMへと乗り換えることができます。

まとめ

格安SIMのデメリットや注意点についてまとめました。確かに格安SIMは大手キャリアのサービスと比較すればかなり料金が安いです。しかし、通信速度が不安定になる、最小限のサポートしか受けられなくなる、自分で端末の設定をする必要があるといったデメリットがあります。あらかじめどのようなデメリットがあるのかを把握して、格安SIMの契約について検討しましょう。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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