ドラゴンボールの悪夢、デスノートのトラウマ
しかし一方で、実写化に不安の声も数多く上がっている。そもそも漫画やアニメの実写版は、ファンの思い入れも強く、原作の世界観をいかに壊さずに魅力的な作品となり得るか、ハードルは非常に高い。まして、歴代累計発行部数No.1を誇る“日本一売れている作品”だ。ハードルの高さも桁外れかもしれない。同じく日本の国民的アニメ「ドラゴンボール」のハリウッド実写版映画「DRAGONBALL EVOLUTION」(2019年)は大失敗に終わり、後に脚本家がファンに謝罪した、なんてこともあった。
加えて不安の声は、Netflixだからこそ、というのもある。それはこれまで同社が手がけた実写化ドラマの数々が、大失敗しているからだ。ファンからは「Netflixの実写版は原作に対するリスペクトに欠けるんだよな」「Netflixといえばデスノートのトラウマが蘇る」など過去の失敗に言及する声が多数見られる。
特に2017年にNetflixで配信された映画「Death Note/デスノート」は原作からはかなり設定が変えられていたことなどでファンから不評を買い、ファンのトラウマにもなってしまっているようだ。
とはいえ、今回は作者が制作に参加することや、メイン脚本家が同作のファンで「原作に忠実でワクワクする物語を作りあげ、長年の仲間(ファン)にご満足いただき、新しい仲間を惹きつける作品にしたい」とコメントをしていることから、今度こそと期待の声も多い。 果たして今度の実写版ドラマONE PIECEはどんな航海となるだろうか。波乱の幕開けとならないことを祈ろう。
参照元:Netflixによる実写版『ONE PIECE』のタイトルロゴと台本が公開 「Netflixは前科が多すぎるからな」「尾田本人が関与してるので期待してる」【ガジェット通信】
※サムネイル画像(Image:@NetflixGeekedより引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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