男性ならば誰もが憧れ身に着けたいと思うものが、高級時計と言われる腕時計でしょう。常に身に着けることのできる腕時計はファッションアイテムの中でも重要なポイントだと言えます。しかし、安い買い物ではないので慎重に吟味していきたいものですよね。

そこで今回は、高級時計を選ぶ上でのポイントやおすすめの時計を、ブランドと併せてご紹介していきましょう。

目次

  1. メンズ高級時計の選び方
  2. 世界三大高級時計ブランド(雲上ブランド)3選
  3. 高級時計ブランド27選
  4. 1本は持ちたい高級時計をしっかり吟味して選ぼう

メンズ高級時計の選び方

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Pinterest、『KASHI KARI』より引用)

一概に高級時計といっても、様々なブランドや駆動方式、デザインなどがあります。もちろん価格帯も重要ですが、着用していく上でどのようなものを選ぶと良いのか、自分に合っているのかなどを見極めることも大切です。そこでまずは、主な選び方に関して詳しくお伝えしていきたいと思います。

選び方①信頼できるブランド

今や男性にとって腕時計は、ステータスアイテムとも言えるほど自分の人格を表す上で重要なアイテムとなってきています。ビジネスとして使用するにもプライベートで使用するにも、大半の人の目につくものであり、高級ブランドの腕時計をしていると自ずとその人の価値を高めてくれることもあるでしょう。

それだけに、ブランドの歴史や背景は非常に重要なものであると言えます。長い歴史や高い技術を持って作られた時計にはそれ相応の価値があり、信頼にもつながります。更には、ステータスを示すアイテムとして知名度もそれなりに高くなければ、印象が半減すると考える人も多いでしょう。

そういった意味では、「ロレックス」などの誰もが知っているブランドは非常にわかりやすいですし、「ゼニス」など個性的な色を出しつつさりげなく身に着けるのも1つの手段です。どちらにせよ、このようにブランドの特徴を理解しながらも信頼のおけるものを選ぶということが重要です。

選び方②駆動方式

腕時計の駆動方式は、主に機械式時計とクォーツ式時計があります。それぞれの特徴として、まず機械式はゼンマイを巻きあげて駆動する腕時計のことで、メカニカルウォッチとも呼ばれます。更に機械式の中でも、自分でゼンマイを巻く必要がある手巻き式と、自動で巻いてくれる自動式があります。

手巻き式の場合、定期的に巻かないと動かなくなってしまいますので、こだわりが強くこまめに時計をチェックする人にはかなり愛着の湧く時計とも言えるでしょう。自動式の場合は、腕につけることで反応しゼンマイが巻き上げられる仕組みになっているので、毎日時計を着用する人にとっては電池交換の必要もなく使いやすいと言えます。

一方、クォーツ式は水晶振動を用いて動くのが特徴で、電池式時計です。クォーツ式の場合は、電池の寿命が来ると止まってしまいますので、電池交換をする必要があります。もちろん電池が切れなければ、着用しようが長時間家に置いておこうが止まりませんので、非常に便利な時計だと言えます。

選び方③デザイン

最重要視されるといっても過言ではないほど、こだわる人が多いのはデザインでしょう。腕時計のデザインといっても選び出すとキリがなく、細部までこだわっていくと数えきれないほどの種類があります。まず、その時計の「顔」とも言える文字盤は、色や形も様々で使用するシーンとの相性も考える必要があります。

そして、針の種類や見やすくておしゃれなインデックスなども、細かな部分ですがこれから着用し続ける上でおろそかにすべきではない、重要な部分だと言えるでしょう。そして付け心地を左右するベルト部分の素材もこだわりを見せたいところです。

決して安い買い物ではない分、デザインも後悔しないよう慎重に選びたいものです。

世界三大高級時計ブランド(雲上ブランド)3選

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Pinterest、『KASHI KARI』より引用)

ではここから、おすすめの時計をブランド別にご紹介していきたいと思います。まずは、世界三大高級時計ブランドでもある以下3つのブランドを見ていきましょう。これらは、雲上ブランドとも呼ばれ、読んで字のごとく“雲の上のような存在”という意味が込められています。

価格ももちろんそうですが、深い歴史を持つ上に、古くから伝わる技術も非常に素晴らしいもので、世界的に認められる名高い時計ブランドなのです。

ブランド①Patek Philippe(パテック・フィリップ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:PATEK PHILIPPE、『KASHI KARI』より引用)

パテック・フィリップとは1839年に創業されたスイスの高級時計メーカーであり、すべての工程を自社で行い生産することのできるマニュファクチュールメーカーとしても知られています。

その技術力は随一とも言われており、かの有名なアインシュタインやウォルト・ディズニーなどが愛用していたことでも有名です。

自社の時計ならどんなに古いものでも修理することができる、「永久修理」を謳っており、パテックフィリップの時計は一生ものであるとも言えます。年間の製造本数は約6万本程度で、最低価格でも200万円はするという、技術、価格ともに世界でトップレベルに君臨する腕時計です。

パテック・フィリップ パーペチュアルカレンダー

パテックフィリップの中でも最もスタンダードだと言える、パーペチュアルカレンダーモデルであり、機械式の自動巻き時計です。3時の位置に各月と閏年を表示しており、6時の位置には日付表示と月の満ち欠けがわかるムーンフェイズ機能を搭載しています。

そして9時の位置には、曜日と24時間表示もあります。ムーブメントはマイクロローターの240Qを搭載しており、スリムで薄型なケースも魅力的です。

おすすめポイント

  • 24時間表示
  • 永久カレンダー
  • ムーンフェイズ機能搭載
  • マイクロローター240Q搭載

ブランド②Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)

オーデマ・ピゲは、1875年創業のスイスの時計、宝飾品メーカでもあるオーデマ・ピゲは、創業してから家族経営にこだわり、歴史ある伝統を守り抜いてきました。超絶技巧とも言われるその技術力は、多くの時計ファンを唸らせるほど複雑かつ細部にこだわった素晴らしいものであると言えるでしょう。

1972年に発売された「ロイヤルウォーク」は大ヒットし、一時期品薄になるまでの人気商品となりました。現在でも、技術だけでなくラグジュアリー感のあるデザインも魅力となり多くのセレブから愛用されています。

オーデマピゲもパティックフィリップと同様に、永久修理が可能なマニュファクチュールメーカーです。

オーデマ・ピゲ ジュール オーデマ オートマティック

ジュール オーデマ オートマティックは創立者でもある、ジュール・オーデマへ敬意を込めて作られたジュールコレクションの中の一つです。機械式の自動巻き時計であり、18Kのホワイトゴールドを使用したケースはシンプルかつクラシカルなデザインが特徴で、様々なシーンで着用できます。

アリゲーター素材のベルトもスタイリッシュで着け心地も抜群なため、非常に人気を集めています。また、ケースの裏蓋がシースルーバックになっているのも特徴的で、美しい仕上がりのムーブメントをじっくり眺められる、マニアには嬉しいデザインになっています。

おすすめポイント

  • シンプルで洗練されたデザイン
  • ハンドステッチで仕上げたアリゲーターベルト
  • シースルーバック
  • カレンダー機能

ブランド③Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:VACHERON CONSTANTIN、『KASHI KARI』より引用)

ヴァシュロン・コンスタンタンは、スイスを本拠地とする時計メーカーであり、創業は1755年という最古の高級時計ブランドとも言われています。高い機能性と他にはない個性的かつ美しいデザインは、その歴史の深さを大いに表す伝統技巧とも言えます。

ヴァシュロンコンスタンタンもまた、歴史あるマニュファクチュールメーカーであり、主にフランスで発明されたトゥールビヨンと呼ばれる複雑な機構の時計や、宝石をふんだんに使用したラグジュアリーな宝飾時計を生産しています。現在でも男女ともにセレブ層から非常に人気の高いブランドです。

ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ

ヴァシュロンコンスタンタンの名作とも呼べる、オーヴァーシーズですが、2016年にフルモデルチェンジが行われ、ケースの裏蓋がシースルーバックになりました。丸形のケースデザインと比較的細身なブレスストラップにクロノグラフも搭載された、近代的なドレス寄りのデザインは非常に人気を博しています。

機械式の自動巻き時計で、アリゲーターベルトとラバーベルトも付属されており簡単に付け替えが可能なため、シーンやファッションに合わせて様々な表情が楽しめるのも魅力的です。

おすすめポイント

  • 15気圧防水
  • ねじ込み式リューズ&プッシャー
  • クロノグラフ搭載
  • シースルーバック
  • デイト表示
  • 2種類のストラップ付属

高級時計ブランド27選

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Pinterest、『KASHI KARI』より引用)

ここからは、世界中で人気があり知名度も比較的高い、高級時計ブランドをご紹介していきます。価格も現実的になってきますので、奮発してまずは1本購入したいという方も、この中から選んでみると良いでしょう。ぜひ参考にしながら自分に合った腕時計を見つけてみてください。

ブランド④ROLEX(ロレックス)

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(画像=引用:ROLEX、『KASHI KARI』より引用)

言わずと知れた、世界屈指の高級時計メーカーであるロレックス。スイスを本拠地としていますが、1905年にイギリスのロンドンで、ドイツ人によって創業されました。ロレックスもまた、マニュファクチュールメーカーとして知られており、クロノメーター認定を受けていることでも有名です。

オイスターケース、パーペチュアル機構、デイトジャスト機構はロレックスの3大発明と呼ばれており、非常に実用性に長けた数々の時計を作り出しました。ロレックスの時計はラインナップが多く、ビジネス、プライベート、スポーツなど様々なシーンで使用できると言えます。

ロレックス デイトジャスト41

デイトジャスト41は、ロレックスが開発したデイトジャスト機構の搭載されたシリーズの一つで、時代に流されず初期モデルからのデザインを保って現在に至る、クラシックウォッチと言えます。デイトジャスト機構とは、0時になると日付が変わる日付表示機能のことで、3時の位置に搭載されています。

また、防水性と防塵性を併せ持つケースや、高精度な自動巻き上げ機能も特徴的で、シンプルなデザインなのに実用性のある作りはロレックスならではでしょう。素材や色もバリエーション豊かなので、好みのデザインを選ぶことができます。

おすすめポイント

  • 100m防水機能
  • 日付表示
  • 18Kステンレススチール
  • バリエーション豊か

ブランド⑤Breguet(ブレゲ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Breguet、『KASHI KARI』より引用)

ブレゲは、パリで1775年に創業された非常に歴史の深い時計メーカーです。創業者であるアブラアム=ルイ・ブレゲは、天才時計技師とも呼ばれるほど優れた腕の持ち主であり、パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンなどの技術を生み出した張本人でもあります。

これらの技術は、現在でも様々な時計メーカーで採用されており、彼の並外れた発明は本当に素晴らしいものだったと言われています。

主張しすぎないシンプルなデザインの中には、細部まで工夫された技術がしっかりと凝縮されており、多くの著名人に愛されていました。中でも、マリー・アントワネットやナポレオン・ボナパルトはブレゲの時計を長く愛用していたと言われています。

ブレゲ TYPE XXI

ブレゲのTYPE XXIは、TYPE XXの発表50周年を記念して作られました。クロノグラフが搭載されており、フライバック機能もそのまま引き継がれています。ケースサイズは少し大きくなり立体感のあるデザインが特徴的です。

3時の位置にあるインダイアルには、デイ・ナイトインジケーターが新しく搭載され、より近代的になったパイロットウォッチと言えます。

おすすめポイント

  • 24時間表示
  • デイト表示
  • フライバッククロノグラフ搭載
  • 回転ベゼル

ブランド⑥HUBLOT(ウブロ)

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(画像=引用:HUBLOT、『KASHI KARI』より引用)

ウブロは、1979年に創業された比較的歴史の浅いスイスの時計メーカーであり、ウブロという名前はフランス語で「舷窓」を意味しています。時計のベゼル部分をビスで留めているのは、まさに舷窓を表しているのです。

創業者はイタリア人であり、斬新で一風変わったデザインは発売当初、スイスの時計業界にとって強い印象を与えました。

一目見ただけでウブロだとわかるような、革新的でこだわりの強いデザインと、ケースやベルトに新素材を使用した実用性の高さは、多くの著名人やスポーツ選手からも幅広く愛用されています。

ウブロ クラシックフュージョン

ウブロのクラシックフュージョンは、3連ブレスで素材にチタンを採用し、重さも130gに抑えているため、非常に着け心地が良いのが特徴です。シンプルかつ洗練されたデザインは高級感もあり、ビジネスシーンでも主張しすぎず人気があります。

機械式の自動巻きムーブメントであり、3時の位置には日付を表示する窓もあります。スケルトンになっているケースバックもマニアにはたまらないデザインとなっています。

おすすめポイント

  • チタン素材
  • 日常生活防水
  • 日付け表示
  • バックスケルトン

ブランド⑦Breitling(ブライトリング)

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(画像=引用:BREITLING、『KASHI KARI』より引用)

ブライトリングは1884年に創業されたスイスの腕時計メーカーであり、創設当初はストップウォッチを専門として製造に取り組んでいました。

「時計ではなく(航空用)計器である」という理念を持っており、実際航空業界とのつながりも強いため、ブライトリングの製品は全てクロノメーター検定に合格したものを発売しています。

一般的に使用されている、ボタンをプッシュすることでスタート、ストップ、リセットという一連の動作が可能なクロノグラフ機構を開発したのも、実はブライトリングなのです。数々の航空機メーカーにも自社製品を供給しており、パイロットウォッチの代名詞として広く知れ渡っています。

ブライトリング ナビタイマー ラトラパンテ

ブライトリングの起源ともいえる、ナビタイマーシリーズの新モデルが、ナビタイマーラトラパンテです。クロノグラフの頂点と言っても過言ではないほどの非常に複雑な機構である、スプリット・セコンド・クロノグラフ機能が搭載されています。

これは、複数のラップタイムを計測できる機能であり、ブライトリングのこだわりがしっかりと用いられていますね。さらに、ムーブメントには新しく開発された、クロノメーター取得の自社キャリバーB03を搭載しています。

おすすめポイント

  • スプリットセコンドクロノグラフ搭載
  • デイト表示
  • 回転ベゼル

ブランド⑧OMEGA(オメガ)

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(画像=引用:OMEGA、『KASHI KARI』より引用)

オメガはスイスの時計メーカーであり、元々は時計師であるルイ・ブランが1848年に時計工房を設立したことから始まりました。そして彼の跡を引き継いだブラン兄弟により大きく躍進したのです。

彼らはそれまで手作業で行われていた工程を機械化したり、部品ごとの分業化を世界で初めて行ったりと時計業界に改革を起こし、規模を広げていったと言われています。1894年に新キャリバーである「19ラインキャリバー」を発表し、その高精度かつ革新的なムーブメントは世界中に知れ渡りました。

ブラン兄弟はこの大きな成功を称え、企業名を「究極」を表すギリシャ文字の最後に登場する「オメガ」に改名したのです。耐久性や正確さも非常に高く、これまで何度もオリンピックの公式計時に採用されました。

オメガ スピードマスター

スピードマスターは、1957年に登場しました。もともとは手巻き式のシーマスター・クロノグラフが原型となっています。スピードマスターは発売して間もなく、革新的なデザインと機能性の高いスペシャルウォッチと評され世界中に広まりました。

1965年にアメリカ航空宇宙局が宇宙空間でも使用できる耐久性を求めて、各社の時計から試験を行ったところ、スピードマスターのみが合格した実績もあり、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性など非常に優れたサファイアクリスタルで保護されています。

裏蓋には、シーマスター・クロノグラフの名残ともいえるシーホースとスピードマスター、オメガのブランドロゴが刻印されており、時計を置いた時もしっかりとその存在感を示すデザインになっています。

おすすめポイント

  • クロノグラフ搭載
  • 高耐久スペック
  • 100m防水

ブランド⑨ZENITH(ゼニス)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:ZENITH、『KASHI KARI』より引用)

ゼニスは1865年に創業されたスイスの時計メーカーであり、ムーブメントを自社で製造するマニュファクチュールメーカーでもあります。創業当初の社名は違うものでしたが、1900年に行われた万博で、新型懐中時計用ムーブメントである「ゼニス」を出品し金賞を獲得したことにより、社名を変更しました。

ゼニスとは天文用語で「天頂」を意味し、ブランドロゴにも天頂を表す星マークが描かれています。ゼニスは、自社製のムーブメントがブランド名と同じくらい広く知れ渡っており、それらを搭載したエル・プリメロ、キャプテン、エリートが非常に有名です。

ゼニス エルプリメロ

1969年に発表された初代のエルプリメロをイメージしたデザインに、ゼニスのシンボルともいえるくり抜き窓を融合させた斬新な仕上がりになっています。ケース自体がシースルーバックになっており、クロノグラフの動きをどこからでも見られるデザインは、メカ好きにはたまりませんね。

歴史あるムーブメントが用いられるエルプリメロの世界を存分に楽しめる一本となっています。

おすすめポイント

  • クロノグラフ搭載
  • シースルーバック
  • 斬新な文字盤デザイン

ブランド⑩OFFICINE PANERAI(オフィチーネ パネライ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:PANERAI、『KASHI KARI』より引用)

オフィチーネパネライは、1860年に創業されたイタリアの時計メーカーであり、パネライと呼ばれることが多いです。もともとは精密機器メーカーだったため、現在でも温度計、湿度計、クロノメーターなども生産しています。

パネライは、1910年にラジオミールと名付けた発光体を開発し、その蛍光性が非常に高く評価されたことにより、イタリア海軍からラジオミールを使用しダイバーウォッチを作るよう依頼されました。これが、現在世界中で愛されるラジオミールシリーズの原点と言えます。

また、左腕にコンパスを着用していたイタリア海軍へ向けて開発したモデルが、現在では左利きの人用に、レフトハンドモデルとして愛用されている最も有名なブランドでもあります。

オフィチーネ パネライ ルミノール1950マリーナ

ルミノール1950マリーナは、2017年にPAM00351の後継モデルとして発売されました。軽量かつ傷や錆に強いとされるチタンをケースに採用し、文字盤には2層式のダイヤルを使用しているのが特徴です。9時の位置にあるスモールセコンド針もブルーに変わりより見やすくなりました。

レザーベルトはエイジング加工を施したようなヴィンテージ感があり、おしゃれで個性的なデザインも魅力的です。パネライが特許を持つ防水性能により、300m防水が確保されており非常に実用性の高いモデルとなっています。

おすすめポイント

  • チタニウム素材
  • 300m防水
  • シースルーバック
  • デイト表示
  • レザーストラップ

ブランド⑪GRAND SEIKO(グランドセイコー)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Grand Seiko、『KASHI KARI』より引用)

グランドセイコーは日本を代表する時計メーカーであるセイコーウォッチから展開されている、高級腕時計ブランドです。ブランドコンセプトとして、「最高の普通」、「実用時計の最高峰」を掲げており、あくまでも実用性を重視した最高レベルの腕時計として他国からも評価されています。

また、セイコー独自の駆動方式であるスプリングドライブを採用している点も大きな特徴であり、スプリングドライブ、機械式、クォーツ式の3つの駆動方式で腕時計を製造できるのは世界でもグランドセイコーだけであり、まさに日本が誇る時計メーカーであると言えます。

グランドセイコー スプリングドライブ

グランドセイコーが誇るスプリングドライブ機構に、24時針を加えたGMT表示機能を備えたモデルです。スプリングドライブとは、機械式時計のゼンマイを動力にし、クォーツ式時計の制御システムで正確に制御するハイブリッドな機能を持つムーブメントです。

秒針の動きは非常になめらかであり、ブラックの文字盤に赤い24時針がポイントカラーとなるアグレッシブなデザインもとても印象的です。

おすすめポイント

  • スプリングドライブ採用
  • パワーリザーブ表示機能
  • 日付表示
  • デュアルタイム表示機能

ブランド⑫CITIZEN(シチズン)

シチズンは、1918年に創業された日本の時計メーカーであり、国内最大手とも言えます。英語で市民を意味するシチズンという名は、“市民に親しまれるように”という意味が込められています。

1980年代に開発したクォーツ式時計用のムーブメントである「Cal.2035」は世界中に供給されており、その技術は非常に高く評価されています。

シチズン カンパノラ 天満星

カンパノラ天満星(あまみつほし)は、定期的な電池交換を必要とせず、太陽光で駆動するエコ・ドライブを採用している新しいスタイルの腕時計と言えます。

宇宙をイメージした幻想的で壮大なデザインが最大の特徴であり、12時の位置にあるサブダイヤルでは太陽の輝きを表現し、6時の位置にあるサブダイヤルでは漆の金粉蒔きで星空を表現しています。サブダイヤルは全部で3つあり、それぞれ月、日付、曜日を表示します。

おすすめポイント

  • ムーンフェイズ機能
  • カレンダー機能
  • エコドライブ搭載
  • ワニ革バンド
  • 日常生活用防水
  • 過充電防止機能

ブランド⑬Cartier(カルティエ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Cartier、『KASHI KARI』より引用)

カルティエは1847年に創業されたフランスの高級宝飾ブランドです。カルティエはジュエリーブランドとしては珍しくメンズラインを豊富にラインナップしており、男性のファンも非常に多いのが特徴の一つでもあります。

三代目のルイ・カルティエが時計の製造に対し非常に力を入れたことにより、1911年にカルティエ初の男性向け腕時計である「サントス」が発売され、実用性の高さと画期的なデザインが注目されました。そして1919年にはルノー製戦車がモチーフとされた「タンク」も発売し更なる脚光を浴びたのでした。

カルティエ タンク ソロ ウォッチ

縦長のスクエアデザインがカルティエらしいとも言える、現代的でシンプルなタンクソロは、カルティエの定番商品であり長年愛され続けるモデルです。リューズ部分にパール状の装飾があるのも、さりげない工夫でありポイントでもあります。

付け替えが自分で簡単にできるインターチェンジャブルストラップを採用しており、シーンに合わせた様々なデザインを楽しめます。

おすすめポイント

  • クォーツムーブ
  • ベルト付け替え可能
  • 日常生活防水搭載

ブランド⑭BVLGARI(ブルガリ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:BVLGARI、『KASHI KARI』より引用)

ブルガリは、1884年に創業されたイタリアの高級宝飾品ブランドです。腕時計の製造を始めたのは、1977年からなので、腕時計としての歴史は比較的浅めだと言えます。しかし歴史の深さは関係なく、ブルガリ腕時計の男性用モデルは数多く発表されてきました。

特に製造開始してまもなく発売された「ブルガリ・ブルガリ」は、非常に注目を浴び世界中から称賛されました。その後も、シンプルかつクラシカルでありながらも、ラグジュアリー感あふれるブルガリウォッチのデザインは、多くのファンが魅了され続けています。

ブルガリ EG40BSVD エルゴン

エルゴンは、ERGONOMICSに由来しており、「人間工学」という意味があります。その意味合い通り、着用感やシルエット、文字盤の見やすさなどを人間工学によって計算しつくしたデザインとなっているのが特徴です。

ラバー素材のベルトも、腕へのフィット感を重視して設計されており、着け心地が良く手首への負担を最小限に抑えてくれます。

おすすめポイント

  • 日付表示
  • 日常生活防水
  • ラバーベルト

ブランド⑮TIFFANY(ティファニー)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:TIFFANY&CO.、『KASHI KARI』より引用)

ティファニーは、1837年に創業されたアメリカの宝飾品および銀製品ブランドです。1850年から1870年の20年間という短期間だけ、スイスにて自ら時計の製造も行っていました。その技術力にも定評がありましたが、作り続けることが困難になり工場をパティックフィリップに売却してしまいました。

しかし、時計製造を行った経験を活かし、優良な時計メーカーの機械を採用した商品を販売したことで、その質の良さは高く評価され今もなお絶大な人気を誇っています。デザインも非常にこだわっており、ジュエリーラインで人気のものを時計に用いることもあるほどです。

ティファニー Atlas Gent

ティファニーのアトラスシリーズは、ニューヨークにあるティファニー本店の正面エントランスに掲げられている「アトラス時計」の文字盤をモチーフに作られています。そんな伝統あるアトラスシリーズを改良しよりパワフルにしたのが、このアトラスジェントシリーズなのです。

重厚感のある男前なデザインとアリゲーター素材のベルトが特徴的で、機能的なクロノグラフも搭載されています。白と黒を基調とした文字盤デザインは様々なシーンで使用でき、男性ファンの多いモデルです。

おすすめポイント

  • 100m防止機能
  • クロノグラフ搭載
  • アリゲーターベルト

ブランド⑯FRANCK MULLER(フランク ミュラー)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:FRANCK MULLER、『KASHI KARI』より引用)

フランクミュラーは1992年に設立されたスイスの腕時計メーカーです。このブランドの創業者でもあるフランクミュラーは時計学校へ入学し、学生時代から頭脳明晰だったため首席で卒業しました。卒業後もその頭脳と卓越した技術力を武器にし、最先端技術を使った腕時計を開発し続けたのです。

その天才的な腕前は「ブレゲの再来」と言われるほどで、創業後もその才能を発揮し続けました。そして歴史の浅いフランクミュラーは、数年で100年以上の歴史を持つブランドと肩を並べるレベルまで達したというのは驚くべき事実であります。

フランクミュラーの斬新かつ唯一無二のデザインとムーブメントは現在でも変わらず世界中から評価され続けています。

フランク ミュラー ロベルトカヴァリ

このモデルは、イタリアの一流ファッションブランドである「ロベルト・カヴァリ」とフランクミュラーの共同ブランディングにより誕生しました。ロベルトカヴァリの持つ独創的でエレガントなデザインは他にはない個性を表しています。

フランクミュラーの技術力を活かしたクロノグラフ付きムーブメントと合わさり、外見も内部も最高品質の腕時計と言えます。

おすすめポイント

  • クロノグラフ搭載
  • クォーツ式時計
  • 50m耐水性
  • デイト表示
  • 個性的なデザイン

ブランド⑰MAURICE LACROIX(モーリス・ラクロア)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:MAURICE LACROIX、『KASHI KARI』より引用)

モーリス・ラクロアは、1975年に創業されたスイスの時計ブランドです。その歴史は比較的浅いものではありますが、親会社であるデスコ・フォン・シュルテスは1946年から時計ビジネスを展開しているため、時計を作るにあたってのノウハウは十分にあったと言われています。

数々の特許取得技術を持つことは業界内でも有名であり、その品質の高さや信頼性は確かなものだと言えます。

モーリス・ラクロア アイコン

アイコンは、2016年に新コレクションとして発表されてから、現在日本でも非常に人気のあるモデルとなっています。自社のクォーツ式時計であり90年代のヨーロッパで人気を誇った「カリプソ」のリバイバルモデルです。

近代的かつファッション性あふれるデザインは、モーリスラクロアの人気を更に象徴するものとなりました。

おすすめポイント

  • 20気圧防水
  • デイト表示
  • パワーリザーブ機能搭載

ブランド⑱LONGINES(ロンジン)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:LONGINES、『KASHI KARI』より引用)

ロンジンは1832年に設立されたスイスの時計メーカーです。数多くあるスイスの時計メーカーの中でも非常に古い歴史を持つ老舗の時計メーカーであり、高精度の技術を持つことは当時から有名でした。博覧会などでも様々な賞を受賞するほどの銘ブランドであり、愛用者も多かったと言われています。

1931年に有名なアメリカ人パイロットであるチャールズ・リンドバーグ氏との共同開発により誕生した「アワーアングルウォッチ」は、革新的なパイロットウォッチとして世界中から支持され、ロンジンはさらに広く知れ渡ることとなりました。

日本では、西郷隆盛がロンジンの懐中時計を長く愛用し続けたと言われています。

ロンジン マスターコレクション

ロンジンのマスターコレクションは、歴史ある技術力が生み出す高級感のあるデザインと精密なクロノグラフを搭載。非常に手の届きやすい価格帯であり、高級腕時計の入門としてもとても使いやすいモデルであると言えます。

さらに、トリプルカレンダー機能やムーンフェイズ機能を備えているのもとても魅力的です。

おすすめポイント

  • 30m防水
  • クロノグラフ搭載
  • トリプルカレンダー表示
  • ムーンフェイズ機能搭載
  • 本革ベルト

ブランド⑲Tudor(チューダー)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:TUDOR、『KASHI KARI』より引用)

チューダー(チュードル)は、1930年代にロレックスのディフュージョンブランドとして創立されました。チューダーという名前は、イギリス王家の一つであるチューダー一家から由来しており、イギリス庶民に普及することを狙いとしていました。

製造コストがかかる上に高価格帯で、手の届きにくいロレックスに対して、チューダーは価格を下げ親しみやすくしたことで、数多くの一般庶民から人気が高まりました。

と言っても、チューダーにはロレックスのパーツが広範囲で使用されており、チューダーを購入してもロレックスの良さは十分に楽しむことができるでしょう。

チューダー チュードル ヘリテージ ブラックベイ

チュードル ヘリテージ ブラックベイ クロノは、ダイバーのデザインを受け継いでいるため、クロノグラフでありながらも、200mの防水機能を採用しているのが最大の特徴と言えます。

また、COSCクロノメーターを取得したチュードル社製ムーブメントを搭載しており、70時間という長時間のロングパワーリザーブが可能となっています。シルバーブレスに、黒の文字盤というスタイリッシュなデザインも非常に魅力的なモデルです。

おすすめポイント

  • デイト表示
  • 200m防水
  • クロノグラフ搭載

ブランド⑳TAG HEUER(タグホイヤー)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:TAG HEUER、『KASHI KARI』より引用)

タグホイヤーは1860年に設立されたスイスの時計メーカーであり、設立当初はストップウォッチの製造に力を入れていました。その経験が大きく活かされ、1887年に振動ピニオンを開発し特許を取得したのです。

振動ピニオンとは、クロノグラフを使用する際のスタート、ストップボタンに使用される部品のことであり、クロノグラフ界に大きく貢献しました。その性能の高さはスポーツ界にも広く知れ渡り、オリンピックの公式計時を担当することもありました。

その後もタグホイヤーのクロノグラフ時計は、デザイン、性能ともに非常に高い人気を誇り、数々の著名人からも愛用されています。

タグホイヤー アクアレーサー

アクアレーサーは、タグホイヤーの中でも唯一のダイバーズモデルとして人気のモデルです。クロノグラフを搭載しながらも300mの防水機能を採用した非常に高い性能は、数多くの男性から支持を得ています。

12時の位置には2つの窓が付いており、日付表示がされます。さらに、3時の位置にはスモールセコンド、6時の位置に1/10秒計、9時の位置に30分計を搭載しており、実用性も十分だと言えます。

おすすめポイント

  • 300m防水
  • クロノグラフ搭載
  • デイト表示
  • 逆回転防止ベゼル搭載

ブランド㉑EDOX(エドックス)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:EDOX、『KASHI KARI』より引用)

エドックスは、1884年に創業されたスイスの時計メーカーです。創業者であるクリスチャン・リュフリ=フルーリが妻の誕生日に懐中時計を贈ると、妻はその時計の美しさに感動し、フルーリに時計ブランドを設立するよう打診したのです。こうしてエドックスは誕生しました。

エドックスとはギリシャ語で「時間」という意味なので、ブランドロゴにも砂時計のデザインが採用されています。エドックスと言えばダイバーウォッチが有名であり、1961年に200m防水機能を備えた時計の製造に世界で初めて成功しました。

その高い技術力はその後も長く引き継がれており、現在では500m防水機能を備える時計を作れるまでに至ったのです。

エドックス デルフィン

デルフィンはもともと1961年に世界で初の200m防水を備えた時計として発表され、話題になりました。そして2014年にエドックスの創業130周年を記念し復刻されたのがこのモデルです。もちろん200m防水はそのまま搭載されている他、クォーツ式クロノグラフを備えているのも特徴的です。

黒い文字盤に5連ブレス、43㎜のしっかりとしたケースは、男性らしい重厚感のあるデザインで非常に人気があります。

おすすめポイント

  • 200m防水
  • クロノグラフ搭載
  • クォーツ式
  • 5連ブレス

ブランド㉒BLANCPAIN(ブランパン)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:BLANCPAIN、『KASHI KARI』より引用)

ブランパンは、1735年に創業された世界最古の時計メーカーおよびブランドです。創業から2世紀に渡って引き継がれましたが、1932年に後継者が途絶えてしまいます。その後は一時回復へ向かったものの1970年代のクォーツショックにより休眠状態に入りました。

しかし1983年に当時オメガの専務であったジャン・クロード=ビバーが買収し、数々の傑作モデルを生み出しました。こうしてブランパンは再興し、現在も歴史に名を残す時計ブランドとして世界中から愛されています。

ブランパン フィフティ ファゾムス

フィフティファゾムスは、もともとフランス軍の特殊潜水部隊からの依頼で1953年に作られたモデルです。ファゾムスとはイギリスの水深測定単位を表し、50ファゾムスは約90mとなります。つまり、水深約90mの防水機能を備えたということです。

このモデルは当初のフィフティファゾムスの雰囲気をしっかりと残しつつ、30気圧防水や耐磁性能まで搭載された最強ダイバーズモデルと言えます。

おすすめポイント

  • 30気圧防水
  • デイト表示
  • 逆回転防止ベゼル
  • 耐磁性能

ブランド㉓Roger Dubuis(ロジェ デュブイ)

ロジェデュブイは、1995年に創業されたまだ新しい時計メーカーで、全ての工程を自社で行うマニュファクチュールメーカーでもあります。創業者であるロジェデュブイは、天才時計師とも言われるほどの腕前で、創業翌年には初の自社設計ムーブメントを実現させました。

その後も、最高級の品質が証明されると言われているジュネーブシールを自社の全ムーブに取得し話題を呼びました。ロジェデュブイの時計は1品番につき28本しか製造されないというほど、品質へのこだわりが強く希少性の高いものだと言えます。

ロジェ デュブイ モネガスク マイクロローター

モネガスク マイクロローターは、セミインスタントの30分計とタングステン製マイクロローターが付いた自動巻きの自社製クロノグラフを搭載しています。その性能と技術は見事なまでに精密な作りとなっています。

クロコダイルベルトにフォールディングバックルで着け心地も良く、独特なデザインの文字盤やシースルーバックのケースはデザインへのこだわりもしっかりと感じられるロジェデュブイのシグネチャーと言えます。

おすすめポイント

  • 50m防水
  • クロノグラフ搭載
  • シースルーバック
  • クロコダイルベルト
  • フォールディングバックル

ブランド㉔HARRY WINSTON(ハリー ウィンストン)

ハリーウィンストンは、1932年にアメリカで創業された宝飾品ブランドです。創業者であるハリーウィンストンは、当時からジュエリーの製造に力を注いでいたため、時計製造を始めたのは1989年からでした。

高い性能を誇る部品を惜しみなく採用し、自社の誇るジュエリーとそれを組み合わせたジュエリーウォッチを数々と作り上げたのでした。その個性的なデザインと華やかな外見、内部にもこだわった性能の高さは世界中から評価され、女性だけでなく男性からも人気のあるブランドとなったのです。

ハリー ウィンストン プロジェクト Z13

プロジェクト Z13は、世界で限定300本しか販売しない、2019年発表のまだ新しいモデルです。プロジェクトZシリーズの特徴とも言えるザリウムをケース素材に使用しており、耐久性に優れています。

文字盤はハリーウィンストンらしい非常に個性的なデザインになっており、12時の位置に時計を、6時の位置にムーンフェイズ機能を搭載しています。また、3時から9時の位置にかけてレトログラード式の日付表示があり、この珍しさに惹かれる人も多いでしょう。

おすすめポイント

  • 10気圧防水
  • デイト表示
  • ムーンフェイズ機能搭載
  • レトログラード

ブランド㉕GIRARD-PERREGAUX(ジラール-ペルゴ)

ジラール‐ペルゴは、1791年に創業されたスイスの老舗高級時計メーカーであり、全ての工程を自社で行うマニュファクチュールメーカーでもあります。1864年に日本初の正規代理店を設立したことも有名な話であり、その後も日本市場で販売を行っていました。

時計師として非常に高い技術を持ったコンスタン・ジラールは「スリーゴールドブリッジ・トゥールビヨン」を開発し、1867年と1889年に開催されたパリ万国博覧会で金賞を受賞した実績もあります。その卓越した設計技術と独特なデザインは世界各国で称賛され、瞬く間に広まったのでした。

ジラール-ペルゴ ヴィンテージ1945XXLスモールセコンド

1945年に、ジラールペルゴはアールデコからインスパイアされ、丸みのある長方形であるレクタンギュラー形のケースを使用したモデルを発表しました。そして、ヴィンテージ1945XXLスモールセコンドは、その復刻盤として1995年に誕生したのです。

黒を基調とした盤面にはスモールセコンドも搭載され、赤く色づけた60の文字がポイントになっています。

おすすめポイント

  • スモールセコンド搭載
  • シースルーバック
  • アリゲーターベルト
  • フォールディングバックル

ブランド㉖ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン)

ユリス・ナルダンは、1846年に創業されたスイスの時計メーカーです。創業当初からクロノメーターの製造を主に行っていたため、ブランドロゴにも錨のマークが描かれています。

1942年に日本の時計メーカーであるセイコーが高精度のマリンクロノメーターを開発し話題になりましたが、実はこのマリンクロノメーターは、ユリスナルダンを参考にしたものだと言われています。

このようにユリスナルダンの作るクロノメーターは素晴らしい技術を持ち、それを活かした時計を次々に発表しました。

ユリス・ナルダン Manufacture

Manufactureは、その場所のローカルタイムに合わせることのできるタイムゾーンクイックセッティング機構を搭載しており、左側にある2つのプッシュボタンを使用して簡単に設定できます。ムーブメントは自社製造の自動巻きキャリバーを備えているため性能も申し分ないと言えるでしょう。

さらに、2時の位置に2つの窓でデイト表示、6時の位置にスモールセコンドを搭載しています。

おすすめポイント

  • タイムゾーンクイックセッティング
  • デイト表示
  • ワニ革ストラップ

ブランド㉗GRAHAM(グラハム)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Amazon、『KASHI KARI』より引用)

グラハムは1995年に創業されたスイスの時計ブランドです。創業者であるエリック・ロト氏は、1600年代から1700年代にかけて歴史に名を残す偉業を成し遂げた、時計師のジョージ・グラハムを称えてこのブランドを立ち上げました。

ジョージ・グラハムは、時計業界で史上初となるクロノグラフを完成させたことでとても有名なため、敬意を込めてグラハムの時計はほとんどがクロノグラフを備えています。

グラハム クロノファイター 1695

グラハムの定番人気モデルであるクロノファイターの新型ケースが、このクロノファイター1695です。1695という数字は、ブランド名の由来でもあるジョージ・グラハムが工房を立ち上げた年である1695年にちなんで付けられました。

左側に設置されているトリガー式のレバーは従来のクロノファイターのデザインを引き継いだもので、このレバーを引くことでクロノグラフが動く仕組みになっています。非常にクラシカルなデザインの文字盤ととても小さくなったケースは男女問わず着用できるものとなっています。

おすすめポイント

  • クロノグラフ搭載
  • デイト表示
  • シースルーバック
  • トリガー式レバー

ブランド㉘CORUM(コルム)

コルムは、1955年に創業されたスイスの腕時計ブランドです。発想力の豊かさがうかがえる、非常に独創的な世界観を持つデザインの製品を作り出し、話題となりました。

1956年に発表したのは、世界初となる文字盤にインデックスが全くないデザインの「ノーマーカー・ダイヤル」、1965年には本物のアメリカ金貨を割り、ムーブメントを挟み込むという斬新なデザインの「コイン・ウォッチ」を製作するなど非常にアイディアに富んだものを多く販売しています。

コルム Admirals Cup

アドミラルズ カップは、1960年に誕生し現在まで、コルムの中でもベストセラーモデルと言えます。スポーツテイストを意識して作られた文字盤には、国際海洋信号機をインデックス部分に使用し、6時の位置にはスモールセコンドを搭載しています。

ブルーを基調にしたデザインとアリゲーターベルトは、ファッションにしっかりと色付けをしてくれるアイテムとなるでしょう。

おすすめポイント

  • デイト表示
  • スモールセコンド搭載
  • 5気圧防水
  • 42時間パワーリザーブ機能

ブランド㉙A.LANGE&SOHNE(ランゲ&ゾーネ)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:A.LANGE&SOHNE、『KASHI KARI』より引用)

ランゲ&ゾーネは1868年に誕生したドイツの時計ブランドです。長い歴史の中で様々な出来事を乗り越えてきた過去もあり、それは非常に壮絶なものだったと言われています。というのも、第二次世界大戦で空襲の被害にあい本社が消滅してしまうのです。

そこで歴史は途絶えると思われましたが、東西ドイツ統一により42年越しに復活を遂げました。ランゲ&ゾーネの最大の特徴と言えるのが、各モデルごとに専用のムーブメントを開発するということです。その一つ一つにこだわりを見せたランゲ&ゾーネの時計たちは、今でもなお高評価を得ています。

ランゲ&ゾーネ サクソニア オートマティック

サクソニアとは、ランゲ&ゾーネの創業地であるドイツのザクセン州をラテン語読みにした名前です。このサクソニアは1994年に発表されたランゲ復興初コレクションの中の一つであり、非常にシンプルかつ上品なデザインが特徴です。

文字盤は一切無駄のないとてもシンプルな作りになっており、この究極なミニマリズムは時計愛好家を唸らせるデザインであると言えます。

おすすめポイント

  • 3気圧防水
  • シースルーバック
  • 18Kホワイトゴールドケース
  • スモールセコンド搭載

ブランド㉚NOMOS(ノモス)

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:NOMOS、『KASHI KARI』より引用)

ノモスは、1992年に創業されたドイツの時計メーカーおよびブランドです。ノモスの時計はそのほとんどがバウハウスをオマージュして作られています。

このバウハウスというのは、第一次世界大戦後にドイツに設立された美術学校であり、建築、美術、デザイン、工芸などといった総合的な教育を行う学校でした。このバウハウスをイメージしたデザインは非常にシンプルなのが最大の特徴であり、飽きの来ない長く使用できる時計だと言えます。

ムーブメントも自社製造しており、内部も高精度に仕上げられているため、ノモスの時計はシンプルな上品さと高性能を併せ持つ非常に優れたものとなっています。

ノモス タンジェント スポーツ ネオマティック42 デイト

タンジェント スポーツは、その名の通りスポーツモデルであり、非常に着け心地が良く、耐久性のあるケースを使用しています。文字盤に示されている、1000ftという文字は耐水性を表しており、1000フィートつまり300m防水を備えています。

シンプルな中にも色づかいは非常に工夫されており、シルバーブレスも採用しているため、スポーツだけでなく日常的にも目を引くデザインになっています。

おすすめポイント

  • 300m防水
  • デイト表示
  • 42時間パワーリザーブ機能
  • スモールセコンド搭載

1本は持ちたい高級時計をしっかり吟味して選ぼう

いつかは手に入れたい高級時計ブランド30選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=引用:Pinterest、『KASHI KARI』より引用)

高級時計を選ぶ際のポイントや、おすすめの時計をブランド別に紹介しました。高級時計ブランドには、それぞれに深い歴史背景があり、職人がこだわってきた技術がぎっしり詰まっています。外見だけでなく、そういった背景も理解しながら選ぶと、更にお気に入りの1本を探すのが楽しくなるでしょう。

ぜひこの記事を参考にして頂き、価格帯を意識しつつも自分に合った腕時計を見つけてみてください。

提供元・KASHI KARI

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