対策可能な脆弱性は、すぐにでも対処して

今回発表された脆弱性はすでに対策パッチが公開されているため、大きな被害につながる可能性は低いかもしれない。しかし現代では、脆弱性の存在が見つかったあと、対策パッチが公開される前に悪意あるハッカーたちがその脆弱性を攻撃する「ゼロデイ攻撃」(対策パッチが公開されたタイミングを“1日目”と見立てて、それより前(0日目/0day)に行われる攻撃のこと)も増え続けている。こうしたセキュリティ関係のニュースで、「既に被害が確認されており」などの表現を聞いたことがあれば、それがゼロデイ攻撃を指している可能性が高い。
私たち一般人では対策手段が無いであろうゼロデイ攻撃は、被害に遭ってしまった場合はもはや“不運”として諦めるしかない話だろう。しかし今回のように「27個のセキュリティを対策しました!」と公開されている対策パッチを無視して何らかの被害を受けてしまうのは後悔の度合いもかなり大きくなるだろう。なんせ「アップデートすれば防げた被害」なのだから。
読者の方々がそうした被害を受けないようにするためにも、日々デジタルデバイスのセキュリティ意識を高めながらアンテナを高くしていち早く対策パッチの導入に当たっていただきたい。
参照元:Google Chromeに27個の脆弱性、アップデートを【TECH+】
※サムネイル画像(Image:Gargantiopa / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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