こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
冬はスキー場でスキーヤーやスノーボーダー達を輸送しているロープウェイ。スキー場で活躍するロープウェイも雪が解け、色彩豊かな春夏秋になると高原リゾートへ観光客を誘ってくれるロープウェイの役目を合わせもつ施設もあります。今回紹介するのは湯沢高原ロープウェイです。麓の湯沢町は川端康成氏の小説「雪国」の舞台となった温泉街。JR上越新幹線の越後湯沢駅からロープウェイ乗り場まで徒歩約8分、関越自動車道・湯沢ICから約5分の好立地。山麓駅から世界最大級のロープウェイに乗車し、山頂駅まで約7分。雄大な大パノラマを満喫するとそこは湯沢高原パノラマパーク!さぁ高原リゾートで遊びましょう!
目次
ロープウェイステーション(山麓駅)
定員166名(現在は乗車制限中)の世界最大級のロープウェイ...湯沢ロープウェイは全長約1,300m、高低差約500m、秒速約5m。駐車場から見上げるとその大きさにビックリです。

ロープウェイステーション山麓駅は1階がチケット売り場や売店などです。

2階が乗り場になっています。

上りの発車時刻は8:40発から16:40発までの間、毎時00分、20分、40分発の1時間あたり3本の運行です。

改札口に新型コロナウイルス対策の注意書きが掲示されています。また湯沢高原のアトラクションやレストラン&カフェ情報も掲示されていますので乗車前に必ず確認しましょう。

湯沢ロープウェイは166人乗り。近くで見るとその大きさがわかります。

ロープウェイ(上り)
湯沢高原ロープウェイは2線で交互運行して、途中ですれ違います。

パノラマステーション(山頂駅)
約7分間の絶景散歩を終え、山頂駅に到着です。乗車したロープウェイは赤色の「アルペンフローラ号」です。もう一方は青色の「ホワイトシュプール号」です。

山頂駅付近はお花畑になっています。

天井から何かぶら下がっている...。

眺望の坂道
目的地は高山植物園アルプの里。無料シャトルバスで山頂駅前からレストラン「エーデルワイス」前まで移動します。この先の建物がレストラン「エーデルワイス」。その隣がやまびこリフト乗り場です。それほど距離がありませんので、歩いて行っても5分程度です、

こんな可愛らしいバスで移動となります。バスの発車時間は毎時10分、30分、50分です。乗車時間は2分程度です。

レストラン「エーデルワイス」前で無料シャトルバスを降ります

やまびこリフト乗り場まで100m程度歩きます。

途中、パターゴルフ場(有料)があります。

やまびこリフト乗り場の横にはサマーボブスレー706(有料)があります。

やまびこリフト
やまびこリフト乗り場の遥か眼下には日本の米どころ魚沼平野が見えます。

さぁ、リフトに乗りましょう。2人乗りのリフトです。

高山植物園アルプの里へはリフトを下っていきます。安全バーが付いているものの結構スリリングです。

アルプの里が見えてきました。この池は「あやめヶ池」、周囲は「湿生花園」です。

やまびこリフトを降りたところはサマーボブスレー706のゴールでもあります。

サマーボブスレー706の方がやまびこリフトより速い・早いです。

アルプの里「湿生花園・あやめヶ池」
高山植物園アルプの里はいくつかのエリアに分かれています。
最初に紹介する「湿生花園・あやめヶ池」のほとりには、このようなSNS映えスポットが...。

「湿生花園・あやめヶ池」には木道が整備されています。

「湿生花園」には高山植物が咲き乱れます。こちらの黄色い花はおなじみのニッコウキスゲです。

アルプの里「ゴロネの原」
続いて、「ゴロネの原」です。ここには家族で楽しめるフィールドアスレチックがあります。

広い原っぱに丸太遊具が点在しています。

アルプの里「ロックガーデン」
ロックガーデンは、大小様々の岩で作り上げられた岩のお花畑です。希少な高山植物が咲き誇ります。

アルプの里の花案内マップです。※定期的に更新されています。

アルプの里で見ることができる花図鑑です。

アルプの里で見られる野鳥たちです。

高原のテラス
標高1,000mの山頂エリアには、雲の上のカフェ(テラス併設)、森のテラス、ガーデンテラス、こもれびテラス、風のテラスの5つのテラスがあります。それぞれ特徴があり高原の気持ちよさを体験できます。
ガーデンテラス

こもれびテラス
白樺に囲まれた「こもれびテラス」。


ジェラートショップ「ガレバハウス」
ちょうど休憩したいなぁと思うところにある「ガレバハウス」。様々なフレーバーのジェラートやドリンクがあります。

僕もどれにしようか迷い中...。

マンゴー味にしました。爽やかな高原でさっぱりしたジェラートは最高です。

他にも、まるでブーケのように華やかなハニーレモンの「フラワーレモネード」や、

地酒「上善如水」をベースにした「フラワーサングリアfeat.上善如水」もあります。

パノラマステーション(山麓駅付近)
再び来た道を戻り湯沢高原ロープウェイ・パノラマステーション山頂駅にやってきました。「恋人の聖地」で鐘を鳴らしている方がいらっしゃいました。

山頂駅から湯沢町を眺望。

こちらはガーラ湯沢のロープウェイ乗り場。そしてレストラン「アルピナ」です。

角度を変えると...。こちらは魚沼平野の眺望です。

ロープウェイ(下り)
時間がきましたのでロープウェイに乗って下りましょう!

山頂駅には「雲の上のカフェ」があります。

今回は時間の関係で体験できなかった「ジップライン」。次回こそはやりたい!

下りは青色の「ホワイトシュプール号」です。

湯沢の町を眼下に下ります。

まもなく到着。右には越後湯沢駅が見えます。

ショップ&カフェ「湯沢マルシェ」
山麓駅にはショップ&カフェ「湯沢マルシェ」があります。一押しの人気商品は「笹雪」だそうです。ぜひお土産にどうぞ!

湯沢高原ロープウェイ&アルプの里&関連施設の詳細
・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢490
・TEL:025-784-3326
・運行期間:例年4月下旬~11月上旬まで(2021年は4月28日~5月9日、5月15日~11月14日まで/5月10日~5月14日は定期整備のため休業)
・ロープウェイステーション営業時間:8:20~17:20
・ロープウェイ運行時間:8:40~17:00(上りは16:40発が最終便)※悪天候時は運転を見合わせることがあります。運行状況はHPのトップページにてご確認ください
・駐車場:夏期運行期間のみ無料
・湯沢高原ロープウェイ料金:大人往復 2,200円・片道1,200円、こども(小学生・未就学児)往復 1,100円・片道600円 ※小学生未満の未就学児は大人1名につき1名無料。3歳未満は無料
・WEB前売電子チケット:大人往復1,900円、こども往復950円(前日までの取得が必要)
【文・写真 中尾勝/提供元・たびこふれ】
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