菊池市といえば菊池川!絶景広がる菊池渓谷が人気のスポットですが、その菊池川の近くある楮畑川(かごはたがわ)をご存知でしょうか?風景写真を撮るカメラマンなどから”裏菊池渓谷”と呼ばれる場所で、菊池渓谷にも負けないくらいの大自然を感じられる川なんです。行ってみると結構な秘境感がある素敵な場所でしたよ!
”裏菊池渓谷”と呼ばれる楮畑川

絶景の中、下半身ずぶ濡れでこんにちは、肥後ジャーナルの山田です。
この夏、川遊びしてないなって思い、写真家などから”裏菊池渓谷”と呼ばれている楮畑川(かごはたがわ)にやってきました。
本家・菊池渓谷に負けないくらいの涼しさと癒やしを感じる大自然でしたが…ようみんなこんなところで写真撮るなって感じるくらい、大変な場所でした。今回は熊本の隠れた癒やしスポットをご紹介します。
菊池市中心部から菊池渓谷方面へ

”裏菊池渓谷”こと楮畑川は、菊池渓谷より更に奥、熊本県道205号に沿うように流れています。
途中までは、菊池市街から菊池渓谷方面に進み、途中から菊池高原カントリークラブの案内に従って進ます。
もうだいぶ山奥です。

途中で大きな分岐が3度あるのですが、まずはじめがこちら。左に上に行くと菊池高原カントリークラブ。
ここは右に真っ直ぐ進んでいきます。

次の分岐も左。阿蘇大観峰って書いてあるほうです。
こんなところから大観峰に抜けられるんですね…知らなかった…

もうね、道もあってるのかなって感じのルートを通っていきます。すでにかなり涼しいです。

そして最後の分岐。ここは左が正解です。私は気づかず右に行きました。

木々の合間から渓谷が見えて、もう間近!と思っていたんですけどね。進むほどに水音が遠ざかって、やっとこさすれ違った軽トラのじいちゃんに聞いて、道を間違えていることを教えてもらうまで突き進んでいました。

しばらく進むと奥に滝が見えます。分かりづらいですね…。
ただ、ここからもう少し進むと、大分県に入っちゃいます。ずっと確認してましたが、どうやら降りる道、無いみたいです。
写真家の人たちはどうやって…と思いつつ降りる場所を探していると、ほとんど急な傾斜で降りるのは難しそう。
かろうじて、1カ所、人の降りた形跡がある道を発見したので覚悟と気合で降りていきました。ちょっと危ないので場所は秘密です。探したらすぐ見つかるので自己責任でどうぞ。
苦難の果てに大自然

そして、降り立った河原がこの大自然。

力強く流れる水と、岩にみっちりとついた苔。そして木々のざわめきがとても涼しくしてくれます。

足をつけて見ましたが、めちゃくちゃ冷たい。夏だよ…と言いたくなるくらい。さすが川。

本当に、菊池渓谷に負けないくらいの美しさです。

本当に雄大です。ジブリ作品とかに出てきそうな大自然。
写真家の人たちが撮影に訪れる理由がよくわかります…が…
カメラと三脚持っての移動は絶望的な程に難易度高すぎます。
私、担いで移動してましたけど思ったより底が深くてお腹のあたりまで水没していました。
でも、そんな頑張ってる姿は撮影できない悲しみ…。
自己責任で訪問を!

ということで大自然の中を流れる”裏菊池渓谷”こと楮畑川に行ってきました。
木々のざわめきに清流、マイナスイオンたっぷりな上、飛沫でもやが見えるような幻想的な場所でした。
とてもきれいな場所ですが、ちょっと危ないので観光だけなら菊池渓谷の方が安心かもしれません!とくに子供を連れていくならの千畳河原大場堰なんかがおすすめですよ!行く際は、自己責任でお願いします。
※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。
文・山田/提供元・肥後ジャーナル
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