韓国のムン・ジェイン大統領は10日、収監中であるイ・ジェヨン=サムスン電子副会長の赦免について言及した。同じく収監中のパク・クネ前大統領とイ・ミョンバク元大統領についても触れた。
ムン大統領は10日、大統領府で行われた就任4周年記念特別講演後の質疑応答で、「(赦免は)大統領の権限だが、決して勝手に決める事案ではない」と述べた。
この日、ムン大統領は「前大統領二人が収監中という事実自体が国としては不幸で残念なことである。特にまた、高齢であり健康にも良くないとだから、なおさら残念な気持ち」であると語った。
また「国民統合に与える影響も考える一方で、司法の正義、公平性、国民の共感も考えながら判断していく」と説明した。
また、イ・ジェヨン副会長の赦免については、「(赦免要望を)多く聞いている」とし、「私たちも、半導体産業の競争力をさらに高めていく必要性があるのは事実」と述べた。同時に、「公平性と過去の先例、国民の共感を考えざるを得ない」と言及した。
提供元・コリア・エレクトロニクス
【関連記事】
・韓国の双竜自動車が日本で販売?「ヒュンダイも撤退したのに…」 韓国紙が関心
・韓国がパワー半導体のSiC素材検査技術を国産化…「日本の半分のコストで開発」
・LGグループが日本法人社屋を約200億円で急遽売却へ
・米特許登録数 IBM1位、サムスン2位、LG3位、4位キャノン
・フォルクスワーゲンが韓国二社とのEV電池取引を打ち切りか…特許紛争に嫌気?