中華スマホの躍進が、中国の有機ELディスプレイ量産を後押し!

携帯電話向け有機ELディスプレイの絶対王者だったサムスンの地位を揺るがしたのは、BOE、Visionox、TCL、CSOT、Tianmaといった中国メーカーの存在が大きい。各社がこぞって有機ELディスプレイの製造技術を獲得し、大量生産へとこぎ着けた。それを後押ししたと見られているのが、最近日本でも注目と人気が高まっており、オトナライフでもたびたび記事に取り上げているシャオミ、OPPO、Vivoなどのいわゆる“中華スマホ”メーカーだ。“中華スマホ”メーカーが業界でのシェアを伸ばすたび、それに伴って中国製有機ELディスプレイのシェアも拡大していくことは自明の理。そうした押せ押せの攻勢にサムスンもシェアを奪われているのだろう。
中華スマホのなかには、有機EL搭載モデルでも約3万円で買えてしまうものもある。思わず二度見するほどの高スペック・低価格がウリだ。ドコモやソフトバンク、auに取って代わる格安のスマホ料金プランも話題になるが、それなら機種も「ブランドにこだわらず安くて良いものを選びたい」そんな消費者のニーズにぴったりフィットしているのかもしれない。
つい1カ月前までは、90%以上のシェアを誇っていた携帯電話向け有機ELディスプレイ絶対王者サムスンに突如訪れた危機。この危機を乗り越えるための策はあるのか。今後のサムスンの行方はもちろん、中華スマホの進化にも要注目だ。
参照元:世界シェア1位「サムスンの有機EL」に激震、1ヶ月でシェア90%以上→70%未満に急減【BUZZAP!】
※サムネイル画像(Image:Bhubeth Bhajanavorakul / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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