「ナイキ(NIKE)」は、新しいシルエットにアップデートされた「ナイキ ISPA ドリフター」を2つのカラーリングで発売する。2020年に発売された「ISPA ドリフター」は、イノベーション、伝統主義、クラフトマンシップという一見相反するテーマを融合して作られ、日本の地下足袋からインスピレーションを受けたユニークなデザインや人工的環境に馴染む軽量素材が特徴だ。ミッドソールには、「ナイキ ズームX フォーム」という「ナイキ」最速シリーズにも使用されている機能性フォームを採用している。ヒールクリップやアウトソールにはコルクを使用、アッパーは不要な素材や接着剤を省くユニークな構造だ。スエードや天然のヘンプなどのプレミアムな素材を使用することで、環境への配慮と機能性を両立して実現させている。

 今回進化して登場する「ISPA ドリフター」はインディゴカラーとナチュラルカラーの2足。日本限定のインディゴカラーは、徳島で藍の栽培から染め物までを行っている藍師で染師の「BUAISOU」が、伝統的工程に沿って一束一束染めたもの。ナチュラルカラーは素材の色をそのまま生かしたカラーリングで、全体的にベージュトーンで統一されている。

 ISPAは、Improvise(即興的工夫)、Scavenge(徹底的な素材の活用)、Protect(守る)Adapt(応用する、適応する)を実現するために進化を続けている実験的表現のシリーズ。2018年11月の初登場以来、「ナイキ」が持つ身体に関する豊富な知識と、伝統的なものづくりの味わい、イノベーションを融合させ、画期的なプロダクトを開発している。

 価格は「ナイキ ISPA ドリフター」のインディゴカラーが60,500円、「ナイキ ISPA ドリフター」のナチュラルカラーが24,200円となっている。インディゴカラーは日本限定で8月31日からNIKELAB MA5、DSM GINZA、一部NIKE取扱店にて発売予定。ナチュラルカラーは9月15日からSNKRS、NIKELAB MA5、DSM GINZA、一部NIKE取扱店にて発売予定。

地下足袋からインスピレーションされた「ナイキ ISPA ドリフター」がアップデート 日本限定シューズは藍染カラー
ナチュラルカラー(画像=『SEVENTIE TWO』より引用)
地下足袋からインスピレーションされた「ナイキ ISPA ドリフター」がアップデート 日本限定シューズは藍染カラー
ナチュラルカラー(画像=『SEVENTIE TWO』より引用)

文・山本凛/提供元・SEVENTIE TWO

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