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「誰がみるんだよ…」といったアリエナイ展示品を扱っている博物館が世界にはあります。しかし人間はそんな場所ほど、おもしろがって足を運んだりするものです。
ここでは、そんな世界の「ヤバイ博物館」15選を紹介していきます。
1.髪の毛博物館(トルコ)
カッパドキアの小さな村にあるこの博物館は、1979年に展示を開始。当初は数えるほどの髪の束しかありませんでしたが、今では16,000人にものぼる女性が壁や天井に自らの髪の毛を残しています。髪の毛自慢の女性の方はぜひ、展示してみてはいかがでしょうか。
2.世界の葬式博物館(ロシア)
「世界のお葬式」がテーマのこの博物館では、火葬やミイラ化などのプロセスに関する展示品を扱っています。実際に使われた棺や、人々が葬式の際に着る服も展示されています。
3.「バッドアート (Bad Art) 」美術館(アメリカ)
ここでは、あまり趣味がよくない「バッドアート」が展示されています。奇抜すぎて敬遠されがちなアートを集めてみたら、博物館ができてしまいました。「他のいかなる場所でも展示されず、真価を認められることのない作品を生み出した芸術家の健闘を讃える」ことがこの博物館の理念です。ここまで来ると逆に興味がわきます。
4.カンクン海底美術館(メキシコ)
カンクンの美しい海で泳ぎ疲れ、日焼けも済ませたら、ここに行くしかありません。シュノーケリングやスキューバダイビングでこの「海底美術館」を楽しみましょう。展示されている像は500にものぼり、サンゴ礁の生育にも役立っているそうです。
5.腹話術人形博物館(アメリカ)
腹話術の人形や操り人形など、そういった類の展示品が充実しているのがこの博物館。100年以上前にプライベート・コレクションとして始まったこの博物館では、その歴史を学ぶこともできます。
6.カップヌードルミュージアム(日本)
なんともお手軽な軽食「カップヌードル」。ここではその歴史について知ることができます。また、注目すべきはこれが体験型の施設であるということ。自分だけの「オリジナル・ヌードル」を作ることもできます。
7.ヴァンパイア博物館(フランス)
短編オムニバス映画「パリ、ジュテーム」で、ヴァンパイアの1編が好きなあなたは、絶対に訪れておきたい場所でしょう。その原稿や像など、様々なアイテムがあなたを待っています。
8.標本博物館(ドイツ)
学生の頃、生物の授業で解剖を避けてきたあなたは訪れてみてはどうでしょう。人体の様々なパーツや、保存された動物も展示されています。スポーツの観点からの展示品もみられます。
9.ピエロ博物館(アメリカ)
ここには、ピエロの歴史についてわかる様々な展示品があります。もしあなたが「ピエロ恐怖症」であれば、ここに訪れることでセラピー効果が得られるかもしれません。
10.トイレ博物館(韓国)
人によっては「どうでもいい」と思うことが、他の人を夢中にさせることがあるように、ここではなんと「トイレ」がテーマの博物館ができあがりました。トイレに関するあれこれや、腹痛を和らげる方法を学ぶことができます。
11.有刺鉄線博物館(アメリカ)
いったい誰が「有刺鉄線を展示物にできる」と思ったのでしょうか。少なくともカンザス州のラッシュ郡は、これで観光客が集められると信じているようです。騙されたと思って行ってみるのもいいかもしれません。
12.ウサギ博物館(アメリカ)
愛らしいウサギは、漫画やアニメに登場することもしばしば。ここでは博物館のアイテムとしてみんなに愛されているようです。34,000にも及ぶウサギのおもちゃをはじめ、実際にウサギと触れ合えるコーナーもあります。年中無休のこの博物館は、ウサギの展示数でギネスブックにも載っています。
13.国際スパイ博物館(アメリカ)
エントランスをくぐるや否や、ジェームス・ボンドのテーマソングが脳内で再生されることでしょう。実際の、あるいは架空の車、隠し武器、勇敢なスパイの逸話などをここで楽しむことができます。
14.トリックアイ・ミュージアム(韓国)
クールで奇妙な「トリックアート」が楽しめる場所の一つです。ここでのトリックアートは様々なテーマを扱っており、中には上の写真のように一風変わったものもあります。
15.ラブ・ミュージアム(韓国)
もしあなたが孤独を感じ、飢えているのであればここに行くべきです。あなたの中の何かに火がつく可能性があります。画像の展示物はまだ序の口。行ってみてその過激さを体感してきてください。
via: brightside / translated & text by Nazology staff
提供元・ナゾロジー
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