絶対王者の分水嶺、PayPayの明日はどっちだ

絶対王者PayPayついに手数料有料化、最大100万円バラマキで店舗数減少は防げるか?
(Image:slyellow / Shutterstock.com) PayPayの登録ユーザー数は4,100万人を突破している(2021年8月20日現在)(画像=『オトナライフ』より引用)

 PayPayといえば、「100億円あげちゃうキャンペーン」が記憶に新しい。PayPayはこの施策のおかげで、QRコード決済としては後発のサービスながら、一気にシェアを広げ業界トップへと登り詰めたのだ。PayPayとしてはその成功体験もあって、今回の加盟店引き留めにも還元キャンペーンを選択したのかもしれない。最近でも7月に「夏のPayPay祭 ペイペイジャンボ」と題した大型還元も実施していた。

 しかし大規模な還元キャンペーンは、“バラマキ”と揶揄されることも少なくない。また、サービスのユーザー、加盟店舗どちらにも“バラまいて”いては、収益化はさらに先の話へとなってしまいかねない。

 2021年3月期の営業損益は700億円を超える赤字だった、とされているPayPay。先行投資が大切なことは間違いないが、この規模はこのキャンペーンは果たしてPayPayにとって吉と出るのか凶と出るのか。今後のPayPayの推移に注目したい。

参照元:PayPay、中小店の決済手数料を1.6%に 店に最大100万円還元で繋ぎ止めも【Engadget 日本版】

※サムネイル画像(Image:paypay.ne.jp)

(文=オトナライフ編集部)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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