副業を禁止する理由、実はお門違いなのでは?

副業を禁止する理由(1~3位選択)は、第3位「従業員の過重労働につながる」39.7%。第2位「疲労による業務効率の低下が懸念される」42.1%、第1位「自社の業務に専念してもらいたい」49.7%。この結果を見ると、従業員を信頼していないように感じてしまうが、この理由もわからないことはない。実際に問題になっていることに加え、ドラマや映画などで、副業のせいで様々な問題が巻き起こるストーリーを見かけることもあり、脳裏に焼き付いている人もいるのだろう。一方で、「自分も副業しているけど、無理はしていない」「副業してもいいけど、本業に支障をきたしてはいけない」といったネットの声を見かけるため、副業への理解をしっかり持つ人も増えている印象だ。
このように、副業が一般的なものとなりつつある今、ランキング結果を見なおすと、「業務時間外も会社のことを第一に考えろ」と言われているようでもあり、さすがにそれは時代錯誤と言わざるを得ないのではないだろうか。さらに、副業を容認する理由にある、「優秀な人材の確保・定着」からすれば、副業していても優秀な人材によって会社の利益をアップする方が得策な気がする。時代の波に乗って、それを活かすことができる企業が、今後成長していく見込みがありそうだ。
しかし、どれだけ優秀であっても、本業に迷惑をかけてしまうことはまずい。副業を始めるときは、しっかり準備して、自分の能力に見合った仕事を選ぶべし。
出典元:第二回 副業の実態・意識に関する定量調査【パーソル総合研究所】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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