根強い人気のある、大人気シリーズがトップに君臨

売れるソフトは必然的に生まれている、『オトナライフ』より引用)
気になる1位の大ヒットソフトは、2017年発売の「マリオカート8デラックス」で、出荷数は3,708万本を記録している。短期間で爆発的に売れたあつ森とは違い、マリオカート8は、一定のペースで売れているのだから驚きだ。出荷本数の推移をみると2017年に922万本、2018年度は747万本、2019年度は808万本、2020年度は1,062万本。発売初年度に爆発的に売れるのなら分かるが、コンスタントに売れている様子を見ると2020年度に売り上げが伸びたのも巣ごもりの影響だけでないはずだ。
実は、任天堂の看板ソフトは、長期的に売れる傾向があり、海外ではそれが顕著に表れているらしい。その理由は、「信頼」と「実績」。任天堂は開発期間を長期的に確保し、テストプレーにも余念を欠かさない上に、代表取締役フェローである宮本茂氏の厳しい監修も入り、疑問があればソフトを作り直すことがあるようだ。海外、性別、世代問わずヒットするように、ゲーム内の配慮も重ねているらしい。
マリオカート8を例にすると、自動車ではなく、柔らかいイメージのあるカートを使用。ランキング性といったゲーマーが好きそうなコンテンツから、友達と一緒にプレーできる要素がある。「あつ森」は、ゲームオーバーも勝ち負けもなく、おしゃれ要素などもあるため、女性でものめりこめるようなゲーム。どちらも幅広い世代から支持されたことが予想できる。
任天堂の幅広い人に向けた商品開発の姿勢が、任天堂に利益をもたらしているようだだ。ゲーム業界における最大のライバル・ソニーを打ち負かす日は来るのか。今後も期待したい。
参照元:〈あつ森&マリオカートが売上ぶっちぎり〉任天堂決算で分かる「なぜSwitchにはロングセラーが多いのか」【文春オンライン】
※サムネイル画像(Image:leungchopan / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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