目次
シャチはでかいイルカ、キリンの舌は青い、バラの花びらは食べられる。…ご存知でしたか?
これらはまだ序の口。ここでは、そんな科学トリビア17選を紹介していきます。
1.17世紀まで科学者は存在しなかった
17世紀が始まるまで、科学者たちは正式には認知されていませんでした。あの天才ニュートンでさえも、「科学」といった概念がなかった当時は「自然哲学者」と呼ばれていました。
2.周期表に唯一存在しないアルファベットは、”J”
ぜひ、お確かめください。
3.お湯は水より速く凍る
ある条件下において、お湯は水よりも速く凍ります。科学的な根拠については現在解明中のようで、謎多き現象です。
4.昆虫も眠る
Credit: Tim Flach/ Stone/ Getty Images
非活動状態(torpor)と呼ばれるこの状態で、昆虫は言ってみれば「寝て」います。強い刺激を与えない限りは起きません。
5.アインシュタインの脳は盗まれた?
1955年にアインシュタインが亡くなった際に、病理学者のトーマス・ハービーが彼の脳の解剖を行いました。解剖が終わり、本来であれば脳はアインシュタインの頭に戻されるはずでしたが、彼は研究のために許可なく持ち帰ってしまったのです。後にハービーはアインシュタインの息子の許可を得ています。
6.バッタの「耳」は「お腹」にある
一番目の腹節の羽の下に “tympana” と呼ばれる鼓膜があります。これによってバッタは音を聞き分けています。
7.人間を構成する炭素で「9,000本の鉛筆」が作れる
人間の99%を占めるのはたった6つの要素(酸素、炭素、水素、窒素、カルシウム、リン)です。実際に鉛筆を作る工程を考えると、なかなかホラーです。
8.シロアリはキレイ好き
寄生虫や細菌から身を守るために、シロアリは身づくろいに多くの時間を割きます。彼らにとって衛生問題は死活問題なのです。
9.唾液なければ味もない
舌の味覚受容体は、「味」を束ねるための液体の媒体を必要とします。もしその液体、つまり唾液がなければ、「味」は受容体に届きません。
10.キリンの舌は青い
約20インチ(50センチ程)のキリンの舌の色は「ダーク・ブルー」です。エサを食べるときに舌を出している時間が長いので、紫外線の吸収を抑えるために暗い色になったとされています。
11.ステゴサウルスの脳はくるみサイズ
4トンもある彼らですが、その脳でなぜ生きていけたのか不思議です。
12.タコには心臓が3つある
2つは肺に、1つは体全体に血液を供給しています。
13.「シャチ」は「でかいイルカ」
イルカもシャチも、38種にものぼるハクジラ亜目の一種であり、体長が違うだけなのです。
14.「水の飲み過ぎ」で死ねる
脱水症状の人が電解質なしで水を飲みすぎると、「水中毒」で死に至る場合があります。
15.新鮮な卵は水に沈む
卵の鮮度を見分けるシンプルな方法です。コップの水に卵が沈めば、その卵は新鮮だといえます。逆に、水に浮かんでしまった卵は捨てたほうがいいでしょう。
16.バラの花びらは食べられる
バラの実(ローズヒップ)と花びらは食べられます。バラがリンゴの仲間であることを考えると、不思議なことでもないかもしれません。
17.液体の酸素は青い
気体の状態の酸素は無味無臭で、色もありません。しかし、液体や固体の状態では淡い青色に変化します。
via: thoughtco / translated & text by Nazology staff
提供元・ナゾロジー
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