人間の限界に関する記録は、様々である。
世界一の長身は272㎝。
長寿なら122歳164日。
息止め記録は24分3秒。
変わったところだと、塔の上に枠39年間座り続けたなんてものも。
さて、今回提示する「11日間」が、何の記録かと言うと……?
なんと、11日連続で起き続けた人がいるのだ。
アメリカ・スタンフォード大で、学者の管理の元行われた実験の記録がこれに相当する。
現代では、日中働いて夜に寝る生活が基本だが、産業革命以前だと日没後に4~5時間寝て日中にも睡眠をとるという分割睡眠が基本だった。
どちらにしろ、人間は一日に8時間程度は睡眠しないと生活以前に生命活動に支障が出る。
この実験の場合、監督者がいたものの白昼夢をみたり記憶障害が出たりと多くの悪影響があったという(ただし、実験後の睡眠で被験者は後遺症なく回復した)。
眠らない生物はいない。
みなさんも、きっちり睡眠はとりましょう。
ちなみに、記録のために体を害する人が出現しかねないということで不眠に関するギネス記録は現在とっていないのだとか。
提供元・QUIZ BANG
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