データには莫大な価値があり、防ぐこともできるかも!?

10億人のネットユーザーは、それぞれ異なる広告ブロックツールを使っている。しかし、それがフィンガープリンティングのやりがいのある場所になっているようだ。Mostsevenko氏の解説よると、ウェブ観覧者の中からターゲットにしたい広告ブロッカーのリストをまとめ、それぞれのブロッカーがどんな広告をブロックしているかを調査。次に、HTMLコードをWebページに仕込み、ユーザーの見えないところでどの広告が通過できたかなどをチェックする。実際には、相当手間がかかるようだが、本気の企業がそれなりの技術力を導入すると、1秒もかからずに調査できてしまうようだ。Mostsevenko氏のテストでは、45個の広告ブロッカーリストを対象にしたチェックは3ミリ秒で、400個ものリストに対して20ミリ秒。ウェブ観覧中のページロードで調査されていても、数ミリ秒ならまったく気が付くわけもなく、知らない間にトラッキングされてしまう。
広告ブロックツールといえば、日常的に多くのウェブサイトを閲覧するようなヘビーユーザーなどが使っている印象も強い。しかしそうした比較的ネットリテラシーが高いであろうユーザーであっても、その裏に潜む危険性を完全に把握しているかと問われると難しいところだろう。
ネット上では何が安全で何が危険なものなのか。広告ブロックツールは、その線引きが難しい世の中になってきたことを示すものなのかもしれない。
参照元:知らない間にトラッキングされているかも… 本当は怖い広告ブロックツール【GIZMODO】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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