スマホ決済で大きな買い物をする国は、爆買いでも有名なあの国!

次に興味深い結果が出たのが「スマホ決済の使用割合」についてだ。「どのような金額の時に、それぞれの決済方法を使用しているか」という設問で、「1,000円未満」と答えた人の割合がトップとなったのは日本(59.2%)、続いて韓国(50.0%)、続いて中国(33.7%)となった。しかし「10,000円以上」の決済でスマホ決済をすると答えた人の割合は、中国がダントツで、34.9%。日本はなんと、1.9%と、大きな買い物においてはスマホ決済はほとんど使われていないという結果になった。
日本でのスマホ決済の使用割合が低いのは、特に年齢層が上になればなるほど「そもそもスマートフォンを使っていない」という人や、たとえ使っていても「なかなかスマホ決済の機能まで使いこなすに至らない」という人が、日本ではまだ少なくないという事情があるのかもしれない。
さらに若い世代でも、確かにコンビニで飲み物を買うときや、ファストフード店での飲食の際にスマホ決済は、もう日本でもお馴染みの光景となったが、逆に家電や宝飾品などの高額な買い物の際には、クレジットカードを使っている人が多いように感じる。
ちなみに日本では「そういえばそんなものもあったね」状態の、デビッドカードの利用率は中国と韓国共に70%以上と高い。逆に電子マネーは日本のキャッシュレス決済でクレジットカードに次ぐ2位だが、他の2国では4位となっている。どの項目でも答えが似通っている中国・韓国。2国とは差がつく形となった日本、この差が国の経済格差につながらないと良いが…。
出典元:現金とキャッシュレス決済に関する調査【UnionPay】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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