オペルが日本語のWebサイトを開設。発売およびディーラーオープンは2022年上半期を予定

 グループPSAジャパン傘下のオペルは2021年8月4日、日本語版Webサイトをオープン。合わせて、日本におけるオペル車の発売およびディーラーオープンを2022年上半期に実施する予定と発表した。

日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲オペルが日本語版Webサイトをオープン。最初のページには「想像以上に楽しいドイツ!オペル」のキャッチを掲げる。日本におけるオペル車の発売およびディーラーオープンは2022年上半期を予定、『CAR and DRIVER』より引用)

 オペルは昨年の2月18日に日本市場への再参入を予告し、当初は2021年中でのオペル車の発売およびディーラーオープンを予定していたが、当初の想定を超えるCOVID-19感染症の拡大および自動車用半導体の世界的な供給不足などの外的要因により、2022年上半期での展開に変更した。

日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲ドイツ本国のベストセラーとしても知られるコンパクトハッチバックのコルサ。ボディサイズは全長4060×全幅1765×全高1433mm(欧州参考値)で、パワーユニットには1.2リットルガソリンエンジン(100ps)+8速ATを搭載。136ps/260Nmを発揮するモーターと大容量50kWhリチウムイオンバッテリーを搭載したBEV(Battery Electric Vehicle)のコルサeの設定も予定している、『CAR and DRIVER』より引用)

 初期導入モデルに関しては、Bセグメントハッチバックのコルサ(CORSA)とBEVのコルサe(CORSA-e)、BセグメントSUVのモッカ(MOKKA)、そしてCセグメントSUVのグランドランド(GRANDLAND)という3車種を設定する予定。日本仕様は全モデルとも右ハンドルとなる。また、昨年2月の発表時に予告したMPVのコンボ(COMBO)も、遅れてリリースする計画だ。

日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲新世代BセグメントSUVのモッカ。オペルの新たなデザインコンセプト“BOLD&PURE”を採用したファーストモデル。パワーユニットには1.2リットルガソリンエンジン+8速ATを搭載。ボディサイズは全長4151×全幅1790×全高1523mm(欧州参考値)に設定、『CAR and DRIVER』より引用)
日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲CセグメントSUVのグランドランド。新しいオペル・ブランドの象徴である力強く精悍なフロントデザイン“OPEL VISOR(オペル バイザー)”を採用。パワーユニットには1.5リットルディーゼルターボエンジン(130ps)を搭載。ボディサイズは全長4480×全幅1840×全高1615mm(欧州参考値)に設定。プラグインハイブリッド仕様の導入も予定している、『CAR and DRIVER』より引用)

 新たに開設した日本語版Webサイトでは、前述の3モデルの詳細を解説するほか、“Das ist Opel”と題してオペルのフィロソフィーを、“コンセプトカー”と題してオペルの次世代ブランドアイデンティティを示すスタディモデルのオペルGT Xエクスペリメンタル(OPEL GT X EXPERIMENTAL)を紹介。また、「テクノロジー」「数字で見るオペル」「サステナビリティ」「ドイツから世界へ」といったページも設けている。

日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲“Das ist Opel”と題してオペルのフィロソフィーを紹介するページを設置、『CAR and DRIVER』より引用)
日本市場への再進出に備えてオペルの日本語版Webサイトがオープン
(画像=▲コンセプトカーのページではオペルの次世代ブランドアイデンティティを示すスタディモデルのオペルGT Xエクスペリメンタルを披露、『CAR and DRIVER』より引用)

 約16年ぶりに日本市場で復活するオペル・ブランド。どのような展開でクルマ好きを魅了してくれるのか、今から楽しみだ。


文・大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER

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