ミズノは8月6日、2022年3月期第1四半期の決算を発表した。売上は前年同期から142億円増の429億円(前年同期比49.6%増)と、欧米を中心に海外市場でゴルフクラブやランニングシューズが好調だった影響を受け、前期から大きく回復を見せた。営業利益は同51億円増で32億円、経常利益は同52億円増の35億円、四半期純利益は同38億円増の27億円と、どの項目も黒字に回復した。営業利益に関しては第1四半期として過去最高を記録しており、欧米での好調により海外比率も同じく過去最高だった。

 地域別の売上高をみてみると、日本で273億円(前年比37%増)、米州63億円(同12%増)、欧州50億円(同48%増)、アジア・オセアニアでは42億(同19%増)で、海外売上比率は36%だった(同4ポイント減)。また、プロダクト別の売上高では、アパレル128億円(同34%増)、フットウェア122億円(同34%増)、イクイップメント116億円(同34%増)、サービス・その他が63億円(同25%増)だった。

文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO

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