「リーボック(Reebok)」は、1988年に行われたベネフィットコンサートツアー「ヒューマン・ライツ・ナウ!(Human Rights Now!)」へのオマージュを込めたカプセルコレクション「ヒューマン・ライツ・ナウ!」コレクションを8月21日に発売する。
「ヒューマン・ライツ・ナウ!」は、1988年に世界人権宣言の40周年を祝福して北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの各都市で開催されたベネフィットコンサートツアー。当時「リーボック」はメインスポンサーとして参加していた。ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)といった名だたるアーティストが参加し、世界中の音楽ファンに人権への理解と尊重を呼びかけた。また「リーボック」は1988年から、世界各地で人権問題に取り組む若い活動家を対象に、サポートプログラムの「Reebok Human Rights Awards」を始動させ、2007年に休止するまで「Human Rights(人権)」をテーマに様々な活動を行ってきた。
ダイバーシティ推進の動きが加速するなか、「リーボック」は2月にアラバマ州立大学およびアメリカ自由人権協会とのパートナーシップのもと「Reebok Human Rights Awards」を再開させ、また今回のカプセルコレクションの発売を決定した。このコレクションでは、1988年当時のツアーグッズに使用されたビンテージグラフィックをモチーフに、復刻ツアーTシャツやショーツなどのアイテムが登場する。またフットウェアには、「リーボック」を代表する定番シューズの「クラシックレザー(Classic Leather)」と「クラブシー(Club C)」からスペシャルモデルが登場する。「クラシックレザー(CL LEATHER)」(1万3,200円)はサイドロゴに、「クラブシー(CLUB C 85)」(1万3,200円)はアウトソールに、キーカラーのレッドとグリーンがアシンメトリーに配色されたアイテム。またそれぞれシュータンとヒールには、「Human Rights Now!」とグラフィックやそのロゴがあしらわれた。
また「リーボック」はこのカプセルコレクションの発売に際して、スポーツにおける人種問題の解消と機会均等を目指し活動する非営利団体「RISE(Ross Initiative in Sports for Equality)」に27万ドル(約2,950万円*)を寄付する。また「ヒューマン・ライツ・ナウ!」の特設サイトが、発売日8月21日の10時に公開予定だ。
「リーボック」オンラインショップ、「リーボック」ストア 渋谷、「リーボック」クラシックストア(原宿、HEP FIVE、あべのHOOP、ららぽーと立川立飛、横浜ビブレ、ららぽーと名古屋みなとアクルス)、「リーボック」フィットハブ(ららぽーとEXPOCITY、博多キャナルシティオーパ)、ZOZOTOWN、Rakuten、Rakuten Fashion、Yahoo!、LocondoとMagaseekで8月21日に発売。
*1ドル=109円換算(8月17日時点)
文・松井香里/提供元・SEVENTIE TWO
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