こんにちは、窓子デース!

今回は車旅1泊2日のお話です。いや、車中泊ではござらんよ。足せばゆうにオーバー100の女子旅でありますから。(女子とはおなごと読んでくだされ。)

目次

  1. 天草再び
  2. ハワイが出現!リゾラテラス天草
  3. 石山離宮 五足のくつ
  4. 天草サンセットライン
  5. 乗船〜♪
  6. 道の駅とか道の駅の話
  7. 普賢岳
  8. またも寒ざらしに吸い寄せられる
  9. 島原半島は広大である
  10. フルーツバス停あらわる
  11. 終わりに

天草再び

介護でくたびれているママ友から「旅行に行こうよ!」と誘われて、沖縄を提案したら暑いと却下され、北海道のツアーを紹介したら身内の反対に遭い、残った選択肢は九州内でした。

窓子1人の運転なのに夏のド定番・宮崎は遠いし、別府温泉もよく行っているだけに微妙に旅行気分になれず・・・。

そんな時、オットあてにJALが出している『アゴラ』という会員誌が届きました。

海外に行くのが難しい今、アゴラなどの雑誌を読むだけでも愉しみがあります。大抵は関東などのゴージャスな宿。田舎者には無縁の地域...。

すると、とある素敵なホテルの住所が天草と書いてあるではありませんか!1泊高っつつ・・・。

しかしですよ、オットと行けば全額家計から、友達ならば半分の金額で泊まれるわけです!(セコっと言われようが世の主婦の大半はそう思っております。)

早速、友達にLINE。北海道旅行からすれば少しお安い程度です。即決で決まりました。

と、いうわけで天草の旅が再び始まりました。

ハワイが出現!リゾラテラス天草

前回通った時は横目で通過しただけでしたが、今回は友達がテレビで塩パンを見たから買いたいというので寄りました。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

通りすがりに見てもオシャレだなぁと思っていましたが、中はさらにビックリ。都会です。

天草の漁村にいきなりハワイのようなリゾート施設が出来ていました。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

イルカウォッチングのクルーズ船の乗り場もあります。レストランやお土産物もありショッピングも楽しめるスポットになっています。

友達は話題の塩パンやサングラスを忘れたからとショップで購入していました。なかなかオシャレな品が色々とありましたよ。

リゾラテラス天草

  • 住所:熊本県上天草市市松島町合津北前島6215-16
  • TEL:0969-56-3450

石山離宮 五足のくつ

よくもまぁこんな南海の絶壁に(正しくは絶壁ではありませんが)ホテルを造ったなぁ、と感嘆しました。まずアクセスが車以外ない。近くにJRの駅も無さそうです。

縁はないけれど、お忍び?とかに良さそうですな。誰にも会わない!(笑)

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

とにかく海沿いの山側を登った所に隠れ家、もといホテルはあります。全室離れ。ロビーや売店などはありません。小さなフロントがあるだけです。

さぁ部屋をご覧ください。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

キングサイズのベッドがあるホテルはハワイ以外で見たことがないかも?!しかも貧乏臭く、端の方で寝てしまったし...。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

リビングルームのソファーが、めっちゃ素敵でした~。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

<書斎>

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

書斎付き、ダブルトイレにダブル洗面所!

オットに写真を送ったら、「イタリアか?」と驚いていました。(オットはイタリアに行ったことはないはずだが...。)

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

お食事会場は全て個室です。コロナ対策ではなく当初からだとか。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

お料理は当然海の幸三昧でした。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

タコのしゃぶしゃぶが特に美味しかったです。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

全室憧れの露天風呂付き。お風呂から東シナ海が見えます。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

明るい太陽の下で入る露天風呂。この世の極楽のようです。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

ご安心ください室内にもバスタブはあります。年寄りには手すりが欲しいかも(笑)

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

暑い時期でなければ食事棟にあるテラスでカクテルやコーヒーも楽しめるでしょう。

2泊はできない金額ではありますが(汗)、また必ず来たいと思う素敵なホテルでした。

ちなみにホテルの担当者は一人。あと駐車場入り口にたまたま居合わせたスタッフの方はホテルのブログを書いているオーナーだったかも。結局この2人しか会わなかったという。費用対効果は抜群ですな(笑)

しかし、チェックインから食事のサービス、チェックアウトまで同じ人というのは、もてなされる側にも居心地が良いと感じました。

石山離宮 五足のくつ

  • 住所:熊本県天草市天草町下田北2237
  • TEL:0969-45-3633

天草サンセットライン

ここのサンセットがこんなに綺麗だったなんて!!

後日SNSにアップしていたら、それを教えてくれる人がいました。

宿に着いた日は、早く部屋に入りたくてさっさとチェックインをしてしまいました。翌日は夕日を拝んでいる場合ではないスケジュールです。

仕方ないので他人様が撮った写真をお載せします。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=Photo by Tomonari、『たびこふれ』より引用)
東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=Photo by Tomonari、『たびこふれ』より引用)
東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

このサンセットラインは(負け惜しみではなく)、昼間も美しいです!

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

時々、海の上を走っているような錯覚に見舞われました。フェリーの時間もあるので写真などを撮る暇もなくせっせと車を走らせましたが。

乗船〜♪

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

前回も乗りましたがこの熊本県から長崎県に渡るフェリーは最高です。

天草は地形的に戻るしかないので、別のルートで回るならやはりこの鬼池港から口之津港(くちのつこう)を渡るフェリーでしょう。

道の駅とか道の駅の話

車旅に欠かせない施設。それは道の駅です。

最初は不知火の道の駅に行きました。

巨峰とシャインマスカットが二房ずつ入った箱売り3,200円!早速、愛娘に宅急便で送りました。

また、お昼ご飯を食べる場所がまだ遠いので、諦めてアサリを炊き混んだご飯をいただきました。パック飯ですが、めっちゃ美味。280円くらいなのに。地元の炊き込みご飯、舐めちゃいかん。

写真なくてすみません。食べちゃったんです。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

それから、島原の道の駅みずなし本陣。

これは道の駅?という感じの疑問が残る施設でした。むしろ複合施設と呼ぶのがピッタリな。レストランがあり、島原名物の具雑煮や長崎ちゃんぽんなどが美味しかったです。長崎のちゃんぽんはしみじみとした味わいです。

時間があれば、がまだすドームに行きたかったのですが、チェックアウトが遅かったので諦めました。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

しかし、このみずなし本陣には普賢岳の災害展示がありました。

道の駅みずなし本陣

  • 住所:長崎県南島原市深江町6077
  • TEL:0957-72-7222

普賢岳

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

もう当時を知る人もそろそろ少なくなってきました。

今から30年前の1991年5月、約200年ぶりに噴火が起き、特に1991年6月に発生した大規模火砕流では43人が亡くなるという大惨事に見舞われました。

がまだすドームとは雲仙岳災害記念館なのです。「次こそは2泊!」と改めて心に誓う窓子でした。

またも寒ざらしに吸い寄せられる

窓子の当初の計画では、小浜温泉に入り小浜ちゃんぽんを食べる予定でしたが、うっかり友達に寒ざらしの話しをしたがために予定変更。彼女もまた窓子のように、10年くらい前からTVで観て食べたいと願っていたのです。

というわけでまたも島原の銀水に。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

窓子はさすがに今回は違うメニューを注文。夏だからか冷たいモノが増えていました。友達はおかわりがしたかったらしいのですが、お持ち帰りで我慢。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

銀水

  • 住所:長崎県島原市白土桃山2丁目1093
  • TEL:0957-63-4610

島原半島は広大である

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

短いけれど有料道路もありますが、とにかく島原半島は広い!

普賢岳を左に見て走り、次は右に見て走り...と、アレ?という感覚になりますが、それでいいのです。

しかしナビ先生はやらかしてくれました。なんか似たような道を何回か回っている?気がつくと30分くらいぐるぐる回っていました(笑)途中で停まり、地図をGoogle MAPで見てようやく方向を見出せました。

とにかく島原半島はわかりにくい!

ちなみにサクっと諫早から高速道路で帰ることもできます。

窓子のコースは太良町を抜けて鹿島に入り佐賀市内から三瀬峠を越える一般道コースです。さすがに、行きは熊本までは直線の高速道路を利用しました。

フルーツバス停あらわる

そろそろ長旅の疲れで友達はうとうとしかかっておりました。ちなみにドライバーは全行程窓子オンリー。

その友達が突如雄叫びを上げました。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

最初に見たのはスイカ。

それから次々とみかんやメロン、イチゴが現れます。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

路肩が広い所では車を停めて、彼女が中に入っている写真まで撮らされました(笑)

何でも、少し前に長崎の観光スポットを検索した時にこのフルーツバス停を見たとのこと。

東シナ海を望む宿、石山離宮「五足のくつ」と島原半島 迷走記
(画像=『たびこふれ』より引用)

このバス停はかれこれ30年前に開かれた長崎旅博覧会に来てもらう道すがら楽しんでもらおうと当時の小長井町が考案したのだとか。

最近では「インスタ映えする」と再び脚光を浴びているそうです。場所は諫早市から国道207号を佐賀方面に向かう途中に点在しています。

終わりに

天草・島原は2回目だというのに1泊2日だとただの移動にしかなっておりませぬ。

前回はオットの出張にちゃっかり付いていっただけだし、今回は友達のイヌの餌やりのせいで家を出るのが10時だったし...。そんな車旅でしたが、同年代の友達との旅なら、道中でSpotifyを聞くことをおすすめします。

最初に選曲した時代が昭和だったために、Spotifyが勝手に流してくる曲はずっと1980年代でした(笑)イントロ当てクイズ化したり、一緒に歌ったり、500キロの旅を楽しむことができました。

絶対、次は2泊で行こう。いっそ移住もありかしら?

文・写真 窓子/提供元・たびこふれ

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