岡山大学は8月13日に、大学拠点接種として同大学で行われた、武田/モデルナ製の新型コロナワクチンの副反応調査の結果を発表した。同調査は、岡山大学教職員および学生3794名に対して、1回目接種後に行われている。
調査結果によれば、接種部位の局所反応として痛みが91.5%、腫脹が39.6%で出現しており、接種7日目頃に接種部位に出現する遅延型皮膚反応「モデルナアーム」(COVIDアーム)に一致した症状が2~3%前後、出現していた。また、全身反応として筋肉痛が59.4%、倦怠感が48.5%、頭痛が29.7%、発熱は23.0%出現している。
20.1%が、副反応に対して解熱鎮痛剤を使用しており、若年世代における発熱の出現頻度が高い傾向にあり、基礎疾患やアレルギー歴の有無は発熱の出現頻度と関連は認められなかった。
なお、武田/モデルナ製ワクチンの副反応出現率は、岡山県内の5病院で実施したファイザーワクチンの1回目接種後副反応調査結果よりも高く、20歳以下の対象者に絞った場合でも同様の傾向がみられる。
今後は、2回目終了後に再度結果を解析し、最終報告として両接種回での副反応頻度の分析・比較を予定している。
提供元・BCN+R
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