日々の買い物などでたまるdポイントは、さまざまな店が加盟店であることもあり、多くの人が使っている。しかしながら、ポイントを貯めたのはいいけど持て余してしまうことはないだろうか。ドコモユーザーにはポイント運用サービス「dポイント投資」があり、貯まったdポイントを運用することができる。投資の勉強にもなり、一石二鳥になるはずだ。
dポイント投資の特徴
まずはdポイント投資の特徴について解説する。選べる投資先が多彩であるのが1番の特徴だ。
10種類 もの投資先から選べる
dポイント投資で選べる投資先は10種類もある。他社の同様のポイント運用サービスでは、2種類のみというところも多いが、それに比べるとより自分の好みなどが反映しやすい。
また、投資の勉強としても投資先が豊富にあるのはより現実に近いといえる。組み合わせも自由であり、その気になれば本気で投資ポートフォリオを組むこともできそうだ。
手数料がいらない
通常、株や投資信託の売買には手数料が必要となる。頻繁に売買を行うとこの手数料が馬鹿にならないのだが、dポイント投資にかかる手数料は無料。より手軽に運用することができる。
dポイントの有効期限をストップできる
dポイントは有効期限が4年となっている。4年というと長いように感じるが、貯めておいたポイントが忘れたころに期限切れになるという危険性もあるといえる。
そこで、期限が近いdポイントをdポイント投資によって運用ポイントに交換すれば、有効期限をストップすることが可能だ。使い道のないポイントの有効期限を止めつつ、運用もできるので積極的に利用したい。
dポイント投資の注意点
魅力的なdポイント投資であるが、いいことばかりではない。注意点もあるのでしっかり把握したうえで利用するようにしよう。
運用単位は100ポイント単位
「余ったポイント」といわれると1ポイントや10ポイント単位を思い浮かべるかもしれないが、dポイント投資では100ポイント単位でしか運用ポイントへの交換(追加)を行うことはできない。そのような端数の使いみちについては別途考える必要がある。
また、1回に交換(追加)できるポイント数の上限は、20万ポイントまでとなっている。こちらも注意しよう。
dポイント(期間・用途限定)は運用できない
dポイントのなかには期間や用途が通常よりも限定されているものがあるが、それを運用に回すことはできない。先に期限切れが近くなるのはこれらのポイントだとは思うが、運用に回して使い切ろうと思っている人は注意してほしい。
dポイントが減ってしまうことも
dポイント運用は元本保証型のサービスではない。運用結果によっては、最初に交換(追加)したdポイントよりも減ってしまう可能性もある。お金が減るよりはダメージは少ないかもしれないが、お金と同じ価値で使うことができるdポイントなので、大事に運用したいもの。くれぐれも、運用に回しすぎて生活に支障をきたすようなことは避けるようにしてほしい。
余ったポイントを有効活用しよう
dポイントはお得で便利なものではあるが、なかなかすべてを使い切ることは難しいタイミングもある。そんなときに役に立つのがdポイント投資だ。持て余したポイントを運用に回すことで、投資の勉強ができる上に、結果によってはもともと運用したdポイントよりも多くのポイントを手に入れることができる。
dポイントで慣れた後はその経験をいかして本格的な投資に挑戦してもいいかもしれない。手数料無料のdポイント投資をうまく活用しよう。(ライター・ハウザー)
提供元・BCN+R
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