2021年、40周年の節目を迎えた東武動物公園。動物園をはじめ、遊園地や夏の巨大プール、冬にはイルミネーションと、大人も子どもも一年中楽しめるレジャー施設です。
今回は、そんな魅力たっぷりの東武動物公園を徹底レポートしていきます!
※こちらの記事は2021年6月に取材した情報です。最新情報は公式HPをご確認ください。
目次
- 1. 東武動物公園ってどんなところ?
- 2. 東武動物公園へのアクセス
- 3. 東武動物公園のみどころ その1「動物園」
- 4. 動物とのふれあいはもちろん、一年中ホタルも見られるんです!
- 5. 動物イベントもいっぱい!
- 6. 東武動物公園のみどころ その2「遊園地」
- 7. 東武動物公園のみどころ その3「東武スーパープール」
- 8. 東武動物園のみどころ その4 光と音楽の祭典「ウインターイルミネーション」
- 9. 東武動物園のおすすめグルメ
- 10. 人気アニメや漫画とのコラボも見逃せない!
- 11. 芝生の上でピクニックもおすすめ!
- 12. おすすめのお土産グッズご紹介!
- 13. 東武動物公園の効率的な回り方と混雑状況
- 14. 東武動物公園の基本情報
1. 東武動物公園ってどんなところ?

東京郊外の埼玉県東部、宮代町にあるハイブリッド・レジャーランド東武動物公園は、総面積約54ヘクタール、年間約120万人が訪れる 国内屈指のレジャー施設の1つです。
約120種類、1,200頭の動物たちが飼育された動物園エリア、30種類のアトラクションが楽しめる遊園地エリア、夏季限定で4種類のアトラクションと特大キッズプールが楽しめる巨大プールの3つのレジャー施設が融合しています。
2019年12月には累計入園者数が5,000万人を突破。2021年には40周年の節目を迎えました。
2. 東武動物公園へのアクセス
まずは、東武動物公園へのアクセスをご案内します。

東武動物公園の最寄り駅は、東武スカイツリーライン「東武動物公園」駅。改札を出たら西口に進み、そこから東武動物公園の東ゲートまで徒歩10分の距離です。

小さいお子様がいる方などは、西口から発車する東武動物公園直通シャトルバスがおすすめ。所要時間は5分です。運賃は、大人170円、子供(小学生の方)90円。土日祝日はほぼ10分間隔で運行していますが、平日は本数が少ないため注意してください。

ゲートに到着したらさっそく券売所にてチケットを購入しましょう!

東武動物公園の入園料は、大人1,800円、中人1,500円、小人800円、シニア1,100円になります。
チケットにはいくつかお得なセットがありますが、その中でも、鉄道を利用する方におすすめしたいのが、「東武動物公園きっぷ」。東武線各駅の駅窓口、浅草駅旅行センター、東武トップツアーズ各支店で購入することができます。
鉄道往復割引乗車券と東武動物公園駅から東ゲートまでの往復シャトルバス乗車券、入園券、さらにアトラクションパス500円割引クーポンがセットになっていて、通常価格より約2割も安いお得なチケットです。

今回は、東武動物公園きっぷとセットになっていたアトラクションパス500円割引クーポンを利用して、アトラクションパス(のりもの乗り放題)を購入。
手首にしっかり装着したら、いざ出陣です! 乗り放題パスを利用せず、個別にアトラクションを利用する方は「アトラクション料金一覧」をご参考ください。また、アトラクションの利用条件についても一覧をご確認ください。
3. 東武動物公園のみどころ その1「動物園」
それでは、まずは東武動物公園の動物園エリアの見どころから見ていきましょう!
位置関係はマップをご参照ください。
3.1 ホワイトタイガー

2003年3月に東武動物公園に仲間入りして以来、今や当園のシンボルかつアイドル的存在のホワイトタイガー。
インドに生息するベンガルトラの白変種で、全世界で250頭あまり、国内には30頭ほどしかいないという超希少種です。
白の毛並みに澄んだ青い瞳が醸し出す高貴な佇まいは、まるで神話の生き物のよう。その美しさには思わずため息がこぼれます。
そして、こちらも見逃してほしくないのが、ホワイトタイガー舎の前にある「白虎神社(びゃっこじんじゃ)」。
この神社は、カナダからホワイトタイガーを輸送した時の箱を加工したものだそう。園内にある「ふれあいショップわとと」で限定数販売されている、ホワイトタイガーが爪をといだ木を加工して作った研ぎ札は、勝ち守として受験生などに人気のアイテムなんだとか。
3.2 レッサーパンダ

2本足ですっくと立ち上がり器用に動く姿がとってもチャーミングなレッサーパンダ。ふわふわとした毛並みにまん丸の目。見ているだけで癒されます。
現在は、源太くんとカリンちゃんの2頭で暮らしています。
レッサーパンダは、暑さに弱いので、日中の暑いときはガラスの小部屋にこもっていたり、木の上で寝ていることが多いそう。ぜひチェックしてみてくださいね!
3.3 ゾウ

体長4~5m、体重4~7tにもなるアフリカゾウ。通常、サバンナや森林、砂漠に生息し、メスと子どもは群れで生活しています。アフリカゾウは賢く、愛情深い生き物で、怒りや喜び、悲しみを感じる、人間のような感情を持ち合わせているとも言われています。そして、1日140~150kgも食べる大食漢でもあります。
ここには推定42歳になる、ちょっと人見知りで食いしん坊なアイちゃんとマイペースでおちゃめなキョウコちゃんが暮らしています。
3.4 ヒグマ

ここで暮らすのは北海道にしか生息しない種類のヒグマで、13歳の女の子・アヤメちゃん。人懐っこく好奇心旺盛で、唇をブーブー鳴らしはじめたらおやつが欲しい合図です。
クマは基本的に木の実や果実を好み、秋には鮭、ときにエゾシカなども捕食する雑食性の生き物。クマ舎には自由にえさをあげることができる装置「トイベア」があるので、ぜひアヤメちゃんと交流してみてください。
3.5 ライオン

金のたてがみと咆哮が雄々しい百獣の王ライオン。ライオンは、通常1~6頭のオスに対して4~12頭のメスとその子どもで「プライド」と呼ばれる群れを構成し、メスが狩りをして暮らしています。
このプライドを再現しているというライオン舎のテーマは「PRIDE OF LION(プライド・オブ・ライオン)」。全長20mのガラスビューから見える景色は、まるでアフリカの大地。ライオンがすぐそこまで迫ってくることも!
そして、ライオン舎のほぼ中央に作られた全面ガラス張りのトンネル。そこに行けば、ライオンが肉に喰らいつく迫力満点の姿を見ることができるかもしれません。
※現在、トンネルは新型コロナ感染防止のため閉鎖中。
3.6 ペンギン

東武動物公園のペンギンは、南米チリやペルー沿岸に生息するフンボルトペンギン。体長は60cm前後で、腹から胸にかけて一筋の黒いラインがあるのが特徴です。
ペンギンたちの住み処を再現したペンギン舎では、中央に見学路が敷かれ、まるでペンギンたちの住み処にお邪魔したかのような気分を味わえます。
3.7 サル

東南アジアや中央アメリカ、インド、南米、アフリカを原産とする8種類の世界のサルが一堂に会する当園のモンキーワールド。今回はその中から2種類のサルをご紹介。
上の写真のサルは、群れの長・キング。なかなか貫禄ある風貌です。アラビア半島やアフリカ北東部に生息するマントヒヒ。ディズニー映画『ライオン・キング』でライオンの子シンバを掲げて群衆へ知らしめる、あのラフィキと同じ種類です。
大人のオスは肩から背中にかけてマントを羽織っているようなタテガミをしていることからマントヒヒと呼ばれています。

こちらは、中央アメリカ原産の絶滅危惧種ジェフロイクモザル。しっぽの先端の内側には毛がないため、物をつかんだり、枝にぶら下がることに長けています。
またしっぽの先には、「尾紋」 と呼ばれる、鋭い皮膚が露出しているシワがあります。
3.8 キリン

地球上でもっとも背が高い動物であり、長い首と頭の角、栗色のまだら模様が特徴的なキリン。
体長は4~5mで、アフリカのサバンナでのんびり草を食べているイメージですが、ライオンなどに襲われそうになると、時速50kmもの速さで走り、意外にも「モォー」と、牛のように鳴くんだとか。
そして、2021年6月11日、当園のホープくんとナツコちゃんの間に待望のオスの赤ちゃん「ナツキくん」が誕生しました。
パパママと並ぶとまだまだ小さく見えますが、実は誕生時すでに190cmという超ビッグサイズ。今は慣らし期間で、10:30~15:30の間、キリン舎のパドックで見学することができます(今後展示場でもデビュー予定)。
3.9 シロサイ

大きな角と硬い皮膚、まるで恐竜のような姿が特徴のサイ。サバンナではゾウに次ぐ大きさで、体長は3~4mにもなります。縄張り意識が強く、獰猛で、オス同士で角を突き合わせて喧嘩することも。
ちなみに、東武動物公園にはミナミシロサイのエマちゃんが、この6月、台湾の六福村野生動公園からやってきました。まだまだ5才のかわいい女の子です。
3.10 ワオキツネザル

マダガスカル原産、しましま模様のしっぽとキツネ顔が特徴のワオキツネザル。地上に降り立ったときの横に飛ぶ姿と、両手を広げてじっと日光浴をする姿がユーモアあふれる動物です。
飼育舎には彼らの故郷、マダガスカルを彷彿とさせるバオバブの木のオブジェがあり、のびのびと暮らす17頭のワオキツネザルを観察することができます。
4. 動物とのふれあいはもちろん、一年中ホタルも見られるんです!
「動物を観察するだけじゃ物足りない!」という人には、「ふれあいどうぶつの森」がおすすめ! 動物たちに餌をあげたり、かなりの至近距離で観察できたりと、動物好きにはたまらない空間になっています。
そして、東武動物公園では、あの初夏の風物詩・ホタルが一年中鑑賞できるんだとか!?
早速、気になるスポットを紹介していきましょう!
4.1 ふれあい動物の森

動物園エリアの「ヒグマの森」ゾーン目の前にあるのが「ふれあいどうぶつの森」。ワオキツネザルやカンガルーをはじめ20種類の動物たちとふれあえる11の体験型施設が用意されています。

ヒツジやヤギ、カンガルーにワラビー、エミュー、アルパカ、ミニブタ、ワオキツネザル、コモンリスザル、ポニー、ロバ、ウサギ、ヒヨコ、モルモット、ゾウガメなど、比較的性格が穏やかで子どもでも安心してふれあえる動物たちです。

ヤギとヒツジのエサやり用のおやつは1カップ100円。至近距離で動物が餌を食べている姿を見られるのは、他では味わえない貴重な体験です。
4.2 ほたリウム

初夏の風物詩・ホタル。都市化が進んでいることもあり、きれいな水辺でしか生きられないホタルを見ることはなかなか難しくなってきている中で、東武動物公園では年間を通してホタルを見ることができます。それが、世界初の劇場型ホタル鑑賞施設「ほたリウム」。
高さ3m、幅2m、奥行き2mの大型水槽に、卵から成虫まで、ヘイケボタルが一生を過ごす環境が再現され、約1万匹が生育されています。

ほたリウムの営業時間は11時から16時まで(夏季プール期間は11時半から17時まで)。所要時間は約15分で1回最大12名までの入替制です。
当日のスケジュールは入口に掲示されますので、事前に確認をして、入場時間5分前には入口で待機しておくようにしましょう(のりもの券4枚=400円、アトラクションパス利用可)。

入場すると、まず6分間ほど、前室でホタルの生態などを聞きながら目を暗闇に慣らしていきます。
目が慣れてきたら、大型水槽のある隣のホタルシアターに移動して、幻想的なホタルの舞を鑑賞します。
そこには星のようにきらきらと輝くホタルたちの姿が......。普段、なかなか見ることのできないそのホタルの美しさに心奪われるはずです!
5. 動物イベントもいっぱい!
東武動物公園には、動物イベントも目白押し! 曜日限定のイベントもあるので事前にチェックをして、たっぷり楽しんでくださいね。
5.1 ゾウさんのランチタイム

アイちゃんとキョウコちゃんへのエサやりが体験できます。
ランチタイムが始まると、BGMが流れて、ゾウがお客さんのほうに近寄ってきてくれます。そこで、長い竿に果物などを刺してゾウに餌を食べさせます。
- 開催日:毎日
- 開催場所:アフリカゾウ展示場前
- 開催時間:平日13:30~(1日1回)/土日祝日12:00~、14:00~(1日2回)
※8月の土日祝は12:00~/17:00~ - 先着25組
- 料金:1組500円 ※雨天中止
5.2 ポニーライド(乗馬)

小さなお子様や親子で乗馬を楽しむことができます。ショートライド(半周)とロングライド(一周)が選べます。
- 開催日:毎日
- 開催場所:ふれあいどうぶつの森 ポニーライド
- 営業時間:12:00~16:00
※8月の平日12:00~16:00/土日祝15:00~18:30
※35℃以上、雨天時は「森の教室」でこども乗馬のみ実施 - 内容・料金:
(小さいポニー)
子ども乗馬(3歳~小学校3年生まで) ショートライド500円/ロングライド800円
(大きなポニー)
大人乗馬(小学校4年生以上~体重80kg以下)お散歩ライド(一周)800円
(大きなポニー)
親子乗馬(3歳までのお子様と保護者の2名)親子ライド(一周)1,000円
※アトラクションパス不可、別途のりもの券購入
※雨天中止

常設の西部劇風カメラスポットで、ぜひ想い出の一枚を!
5.3 ガーガーウォーキング
約30羽のガチョウが元気に園内をお散歩。群れを乱すことなく、みんなでよちよち歩く姿がとっても微笑ましいのです。
- 開催日:土曜日(祝日中止)
- 開催場所:ガチョウ広場前
- 出発時間:13:00~
※8月は気温上昇のため中止
※天候や動物の体調により中止となる場合があります
5.4 アニマルパフォーマンス~海と空のなかまたち~

空を羽ばたく鳥たちや、短い手を器用に使いこなすオットセイやゴマフアザラシたちの芸達者なパフォーマンスが楽しめます。
- 開催日:毎日
- 開催時間:11:00~(10:40から入場可)/14:30~(14:10から入場可)
※8月は16:00~のみ - 開催場所:オットセイプール
- 所要時間:約15分
- 入場料無料 ※天候や動物の体調により中止になる場合があります

観客の頭上をクールにすり抜けるハリスホークのカノンちゃん。苦手なものはプリンセスの風船という意外な事実。
5.5 ホワイトタイガーのおやつタイム
あのホワイトタイガーにエサやりができる貴重なチャンス! 土曜限定なのでお見逃しなく!
- 開催日:土曜日(祝日の場合は中止)
- 開催時間:11:00(受付開始は10:45~)
※8月の土 11:00~/18:00~、日祝18:00~、受付は各回開始15分前 - 開催場所:キャットワールド・新ホワイトタイガー舎(受付はキャットワールド中央の白い柵あたり、先着15組)
- 料金:1組(4名まで)500円(お肉3切れ) ※天候や動物の体調により中止になる場合があります
5.6 ペンギントーク

飼育係さんがペンギンの生態を面白おかしく紹介してくれます。今まで知らなかったペンギンの意外な事実が判明するかも!?
- 開催日:毎日
- 開催時間:15:30~
- 開催場所:ペンギン舎
- 料金:トーク見学は無料、エサやり体験は日祝15:40~、一組500円(先着30組)
※8月は土日祝 15:40~ ※天候や動物の体調により中止になる場合があります

トーク終了後はエサやり体験も。ペンギンの大地に入って購入したエサを直接ペンギンたちにあげることができます。
5.7 レッサーパンダガイド
飼育係によるレッサーパンダの紹介。ガイド中には、餌につられて二足立ちする源太くんとカリンちゃんの姿を見ることができます。
- 開催日:土曜日
- 開催時間:13:15~
- 開催場所:レッサーパンダ舎
- 見学無料
※8月は気温上昇のため中止
※天候や動物の体調により中止になる場合があります
5.8 ふれあい動物パレード

東武動物公園のマスコットキャラクター「トッピー」くんを先頭に、飼育係さんたちと動物たちが園内を練り歩きます。
- 開催日:日曜日
- 開催時間:13:00~(8月は17:30~)
- 発着場所:ふれあいどうぶつの森横のカバ舎付近

この日の登場は、ジェフロイクモザル、アルパカ、ビルマニシキヘビ、ラクダなどでした。手を振って動物たちに声援を送りましょう!
6. 東武動物公園のみどころ その2「遊園地」
次に、遊園地エリアの見どころをご紹介。位置関係はマップをご参照ください。
6.1 スリル満点の絶叫系アトラクション「カワセミ」

東ゲートから遊園地エリアに入ってすぐ右手にあるのが「新滑空水上コースターカワセミ」(のりもの券10枚=1,000円)。
最高到達点は地上から約33.2m、乗車時間は約2分。"空飛ぶ宝石"の異名を持つカワセミのごとく、衝撃の速さで滑空、旋回していきます。
日常では決して味わえないこのスリルと興奮! ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
6.2 絶叫系を求めるなら「プレジャーランド」へGO!
プレジャーランドは、2020年6月、古代遺跡をイメージしたエリアに新装リニューアル。冒険心をくすぐられるアトラクションは必見です。
●ゴールデンシップ 〜リバイブ〜

今回のリニューアルに伴ってプレジャーランドに新登場した「ゴールデンシップ~リバイブ~」(のりもの券6枚=600円)。
船は左右に大きくスイングし、最高到達点は約10m、乗車時間は約2分。衝撃の浮遊感をどうぞお試しあれ!
●ジャングルファイター

かつての「アストロファイター」改め、ジャングルに不時着した宇宙船と戦闘機「ジャングルファイター」(のりもの券5枚=500円)として再登場!
乗車時間は約2分。ジャングルをイメージしたこだわりの地上デザインも必見です。
●ゴッド・スインガー 〜オーウェ〜

森の守護神「オーウェ」が遺した謎の巨大な塔「ゴッド・スインガー」(のりもの券5枚=500円)。
回転ブランコで、最高到達点は約7.3m。乗車時間は約1分。謎めいた古代遺跡に囲まれながら、高速回転でブンブン振り回されるので、スリル満点です!
6.3 人と動物が仲良く暮らすふしぎな国「ハートフルランド」
プレジャーランドを満喫したら、今度はゆかいな動物キャラクターの住人が繰り広げる「ハートフルランド」はいかがでしょうか。
●ディギーとダギーのトロッココースター

トンネル掘りの名人、モグラの兄弟による「ティギーとダギーのトロッココースター」(のりもの券5枚=500円)。急降下が少ないため、コースターがはじめてのお子様でもOKのミニコースターです。
●海賊ブタヒゲのぐるぐるタグボート

海賊船のブタヒゲ船長考案のバイキング船をタグボートに改造したのが「海賊ブタヒゲのぐるぐるタグボート」(のりもの券5枚=500円)。荒波にもまれるがごとく右に左に激しく揺れ動くボート型アトラクションはスリル満点です。
●コケットさんの種まき飛行機

空飛ぶ夢を実現したニワトリ飛行士、「コケットさんの種まき飛行機」(のりもの券4枚=400円)。一台3名乗車可能なクラシックタイプの飛行機で、上下操作も可能です。
●ブルンさんのGo!Go!スクールバス

犬のブルンさんが運転する「ブルンさんのGoGo!スクールバス」(のりもの券4枚=400円)。一周が短くゆっくり走るので4才のお子さんから一人乗りOKです!
●ふしぎ池のカエルランドリー

クリーニング店の店主・カエルのポンドくんによる、ふしぎ池に棲むカエルたちを使って回転させながらお洗濯をさせてしまうという「ふしぎ池のカエルランドリー」(のりもの券4枚=400円)。ハンドルを回すと車体もぐるぐる回るので、意外にスリルがあります。
6.4 チーズみたいなゴンドラで360度パノラマ絶景!「エマさんのチーズ風車」

遊園地エリアと動物園エリアのちょうど中央、ハートフルガーデンの目の前に位置する「エマさんのチーズ風車」(のりもの券6枚=600円)。最高到達点はおよそ51.8m、乗車時間は一周約12分。360度大パノラマの眺望が楽しめます。
牛のエマさんが働くチーズ工場というコンセプトのもと、入口には工場の様子が表現されたオブジェや、ゴンドラの車体はチーズ色にあしらわれています。
7. 東武動物公園のみどころ その3「東武スーパープール」
4つのウォーターアトラクションと特大キッズプールが目玉の屋外型レジャープール施設「東武スーパープール」。夏季限定で営業です。
「流れるプール」、「ウェイブプール」、「急流すべり」、「タイガースプラッシュ」の4つのウォーターアトラクションと、屋外キッズプールとして国内最大級を誇る「じゃぶじゃぶアドベンチャー」で構成される「東武スーパープール」。
新型コロナウィルス感染拡大防止の一環で、2021年は日時指定の完全予約制となっており、入場には全日程、「日時指定WEBチケット」が必要となります。併せて、パラソルシートやロイヤルシートの有料席も予約制となっているのでご注意ください。
■ 2021年 東武スーパープール概要
- 営業期間:7月4日(日)~9月5日(日)
ただし、7月は22日(木)、23日(金)を含む土日のみ
8月1日(日)~31日(火)は毎日営業
9月は4日(土)、5日(日)のみ - 営業時間:9:30~17:00(最終入場15:00)
- 日時指定WEBチケット利用料金:
入園券+プール入場券:大人(18才以上)3,100円/中人(中高生12~17才)2,500円/小人(3~11才)1,500円/シニア(60才以上)2,400円
プール入場券のみ(別途入園券が必要):大人1,300円/中人1,000円/小人700円/シニア1,300円 - 有料席利用料金:
ロイヤルシート:1日8,000円(繁忙期)/1日6,000円(その他)
パラソルシート:1日6,000円(繁忙期)/1日4,000円(その他)
※繁忙期とは8月の土日祝日および8月9日~16日
全長75m×高さ10m、70m×9m、60m×8mの3つのスライダーからなる「タイガースプラッシュ」。3本のレーンの内、2本はスライダーに虹の光のようなエフェクト効果が採用されています。
※身長120㎝以上~利用可
こちらは全長300m の流れるプール。浮き輪やビーチマットでプカプカ浮きながら、リラックスタイムを楽しんでみてください。
ビーチリゾートでは定番のウェイブプール。幅90m×奥行き60m×深さ0~1.5mで、波が出るのは約7分間。10時半から16時までの30分間隔で実施されます。(混雑時はウェイブタイム中止の可能性あり)
このほか、キッズ向け「じゃぶじゃぶアドベンチャー」は、親子で楽しめるミニスライダーやさまざまな遊具で水遊びが楽しめるアクアプレイエリア、小さなお子様用の滑り台や噴水遊具のあるセンターエリアなど、子どもが安心して遊べるプールエリアになっています。
8. 東武動物園のみどころ その4 光と音楽の祭典「ウインターイルミネーション」
東武動物公園の冬恒例イベントといえば関東有数のイルミネーション。園内アトラクションを華麗に彩る色とりどりのLEDライトは、昼とはまた違った幻想的な世界を提供してくれます。
当園イルミネーションの最大の魅力は、 ハートフルガーデンに設置の大型LED ビジョンを使った、映像と音楽、光が融合する「光のスペシャルショー」。ダイナミックかつ幻想的な光のショーに目を奪われます。
さらに、東ゲート前の白鳥の池を囲むソメイヨシノに彩られた冬の桜並木イルミネーションも必見です。
ハートフルガーデンでは、花壇一面に装飾された七色の光の花畑や動物たちをかたどった光のトピアリー、そしてリアルな花や動物たちによる新感覚ランタンオブジェも登場しています。
このほか、アーティストとのコラボ企画やナイトアトラクション、夜の動物園開催など、冬の東武動物公園はほかの季節とは一味違う魅力が満載です。
9. 東武動物園のおすすめグルメ
遊園地や動物園だけじゃない、東武動物公園ならではのご当地グルメをご紹介します。
9.1 コルネさんのパンケーキハウス

ハートフルタウン中央に位置する「コルネさんのパンケーキハウス」。かわいらしい動物シェフがお出迎えするカフェレストランです。

当店イチオシは「コルネさんのスペシャルパンケーキ・ホワイトタイガー(1,250円税込)」。ホワイトタイガーのパンケーキアートに、チョコバナナやカスタードフルーツをトッピング、ソフトクリームまで付いたボリューミィな一品。それでも、意外にペロッとイケる美味しさです。
■ コルネさんのパンケーキハウス
- 営業時間:開園時間より1時間後に開店~閉園時間まで(ラストオーダーは閉園30分前)
- 座席数:120席
- 場所:ハートフルタウン中央
9.2 くまさんのカステラ屋

クマさんタイプのベビーカステラ「くまさんのカステラ(ココアMix×8クマ、400円税込)」とクマさんカステラがトッピングされた「くまさんのカキ氷(ブルーハワイ、350円税込)」。小腹が空いたら食べ歩きしたい一品です。
■ くまさんのカステラ屋
- 営業時間:開園時間30分後に開店~閉園時間30分前に閉店
- 場所:1号店(ゲームセンターカーニバル前)、2号店(エマさんのチーズ風車前)
※くまさんのカキ氷は3月~11月で販売予定
9.3 はらぺこキッチン カウベル

話題の新触感アイス「つぶつぶアイスディッピンドッツ(400円税込)」を試せるのが「はらぺこキッチン カウベル」。
ディッピングドッツとは―40度の超低温で瞬間冷凍したつぶつぶ状のアイスのこと。今回は、ソーダやオレンジ、カシス、レモン、メロンがミックスされた「レインボー」を実食。ラムネのようなアイスのような、ふしぎな食感です。
■ はらぺこキッチン カウベル
- 営業時間:開園時間30分後に開店~閉園時間30分前に閉店 ※一部商品は土日祝日のみの販売
- 場所:ハートフルファーム前
9.4 G'sレストラン

東ゲート前の白鳥の池にある湖畔のレストラン「G'sレストラン」。平日は軽食メニューがメインですが、土日祝日は「お手軽BBQ US牛(1,500円税込)」のバーベキューメニューや「オムバーグ(1,150円税込)」など洋食メニューもいただけます。ガッツリ食べたい人におすすめ。
■ G'sレストラン
- 営業時間:開園時間30分後に開店~閉園時間まで(ラストオーダーは閉園1時間前(土日祝日)、30分前(平日))
- 座席数:43席
- 場所:東ゲート 白鳥の池
10. 人気アニメや漫画とのコラボも見逃せない!

人気アニメや話題の漫画とのコラボ企画が多いのも東武動物公園の魅力のひとつ。
たとえば、動物園との親和性が高い「けものフレンズ」も大人気企画。取材時(2021年6月)には、台湾からのシロサイ来園を記念して限定ドリンク「シロいサイダー!!(400円税込)」が登場していました(この企画は既に終了しています)! ドリンクを購入するともらえる、特典のオリジナルポストカードはファン垂涎ですね。

こちらの「オニポテBOX(600円税込)」は、2021年8月29日まで実施の「弱虫ペダル GLORY LINE」とのコラボフードの一つ。商品購入者特典のオリジナルコースターを1枚ゲットしました。
コラボフードのほか、東武動物公園限定のオリジナルグッズやオリジナルイラストによるパネル展示、アニメのキャラクターと融合させたアトラクションや動物園とのコラボ展示など、ファンの心をくすぐる企画が次々登場しています。
アニメや漫画ファンは目が離せませんね。
11. 芝生の上でピクニックもおすすめ!
食べ物や飲み物が持ち込みOKなところも東武動物公園の魅力のひとつ。
晴れた日には観覧車前に広がるウェルカムガーデンにて、芝生の上にレジャーシートを引いてピクニック気分はいかが?
12. おすすめのお土産グッズご紹介!
ここでは、もらって嬉しい人気のお土産グッズをご紹介します。

人気アイテムは「ホワイトタイガーぬいぐるみ(Sサイズ、1,100円税込)」。お手頃価格で、子どもも大人ももらって嬉しい愛らしさ!
そして、ホワイトチョコとブラックチョコの2種類の味が楽しめる「ホワイトタイガー(WT)バウムクーヘン(680円税込)」。食べきりサイズでお茶うけに最適!

「ふれあい動物の森」に併設されたおみやげショップ「わとと」。飼育係さん発案によるオリジナリティあふれる商品が並んでいます。
当店人気No.1は「ヒヨコのぬいぐるみ(900円税込)」、第2位はビルマニシキヘビの脱皮した皮で作られた「ヘビ皮金運御守(200円税込)」、第3位が「ホワイトタイガーロッキーハンドタオル(510円税込)」、第4位「アニマルオリジナルマスク(990円税込)」となっています。
隠れ人気アイテムは、馬の蹄鉄から作られた交通安全御守(1,000円税込)。不定期販売なので運が良ければ手に入れられるかも。
13. 東武動物公園の効率的な回り方と混雑状況

西ゲートから東ゲートまで、全長約2㎞の広大な敷地内を営業時間内(およそ8時間。季節によって異なる)ですべて回り切ろうと思ったら計画性を持って回らないとクリアできません。
まずチェックすべきは入場ゲート。プールや動物園から攻めたい人は西ゲート、遊園地から攻めたい人は東ゲートに進みましょう。
プール目当ての方は、東ゲートから歩くと30分はかかります。そんなときは園内専用シャトルバス「アニ丸ぶ~ぶ~(のりもの券2枚=200円、アトラクションパス利用可)」をうまく活用するのが良いでしょう。

遊園地エリアを快適に回りたい方は、「太陽の恵み鉄道パークライン(のりもの券5枚=500円、アトラクションパス利用可)」もおすすめ。東ゲート駅~リバティーランド駅~ハートフルランド駅までの1㎞区間を走行しています。太陽色の機関車は乗るだけでもワクワクします。
すべてをまんべんなく回るなら、午前中プール、午後15時頃までは動物園(夕方になると寝部屋に入ってしまう動物もいるため)、涼しくなった夕方を中心に遊園地を満喫する1日コースがおすすめ。
時間があまりない方は、待ち時間の少ない午前中に遊園地で遊び、あとは時間が許す限り動物園を回るコースがおすすめ。
混雑状況としては、週末に動物イベントが重なることもあり、土日祝日連休の混雑は必至。特にプール開催期間中は、14時以降が混雑しやすいので注意しましょう。
14. 東武動物公園の基本情報
大人も子どもも、無心に遊べて笑顔があふれる東武動物公園は、そこにいるだけでハッピーな気分になれる空間です。
都心から1時間ちょっとの都心郊外の遊び場へ、ぜひ一度足を運んでみませんか?
それでは、東武動物公園に関する基本情報です。
- 住所:埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
- 電話:0480-93-1200
営業時間:季節に応じて変則的
8月:平日9:30~18:00/土日祝日:9:30~19:00
※9月以降は公式サイトをチェック休園日:6月の水曜日、元日、1月の火・水曜日、2月火・水・木曜日
駐車場:3,000台(西ゲート側、普通車1,000円/バス2,000円/二輪車500円)
※カーナビ検索の設定は、「東武スーパープール」あるいは住所「埼玉県白岡市瓜田ケ谷425番地」に設定するとスムーズです授乳室:
動物園エリア「休憩所」
遊園地エリア「コルネさんのパンケーキハウス」、「レストランカーニバル」アクセス: <徒歩の場合>
◎東武動物公園駅西口より約800m、徒歩10分
<電車・バス利用の場合>
◎渋谷駅から東京メトロ半蔵門線直通東武スカイツリーラインにて押上駅/北千住駅経由、東武動物公園駅まで所要時間約80分
◎大宮駅から東武アーバンパークライン(野田線)春日部駅で乗り換え、東武動物公園駅まで所要時間約30分
◎栃木駅から東武日光線南栗橋駅経由、東武動物公園駅まで所要時間約60分
・東武動物公園駅西口より、直通シャトルバスに乗り換え、東ゲート前まで所要時間約5分(片道大人(中学生以上)170円/小児(小学生以下)90円)
※本記事は2021年6月に取材した記事です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください
文・写真 かわいまゆみ/提供元・たびこふれ
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