毎日のようにスマホでYouTubeを見ている人は多いだろう。もちろん、ただ動画を再生するだけなら何も困らないが、YouTubeには快適に動画を楽しむための機能がたくさん備わっている。これらの便利な機能を活用すれば、今よりもっと快適に動画を楽しめるぞ。そこで今回は、YouTubeの知られざる8つのワザを紹介しよう。

【1】動画を10秒早送り・巻き戻しする方法

 動画を少し先に進めたり巻き戻したいときは、画面をタップして表示される画面下の赤い再生バーを使えばいいが、長時間の動画だと細かい調整ができなくてイライラすることがある。そんなときは、画面をダブルタップしてみよう。画面の左側なら10秒間の巻き戻し、画面の右側なら10秒の早送りができるのだ。ちなみに、10秒の早送りと巻き戻し時間はYouTubeアプリの「設定」→「全般」で「スキップ送り/戻し」を開けば5秒~60秒の間で変更できる。

「YouTube」をスマホで快適に見るための知られざる操作・設定8つのワザ!
画面の左側をダブルタップすると10秒巻き戻し、右側をダブルタップすると10秒の早送りができる(写真は10秒早送り)(画像=『オトナライフ』より引用)

【2】動画を1.25~2倍速にして時短で見る方法

 YouTubeにはダルい内容の動画もあるので、時間がないときはちょっとイライラする。だからといって先送りすると、ちょうど見たいポイントを飛ばしてしまい、早送りと巻き戻しを繰り返して余計に時間がかかることも……。そんなときは、動画の再生速度を早くして時短で視聴しよう。実はYouTubeには、再生速度を1.25~2倍速にアップする機能が備わっている。1.25倍速なら音声も聞き取れるので実用的だろう。逆に、スポーツやダンスなどの動きをゆっくり再生したいときは0.75~0.25倍速にすればいい。

「YouTube」をスマホで快適に見るための知られざる操作・設定8つのワザ!
YouTube動画の右上にある「…」をタップ(左上写真)。「再生速度・標準」を選択(左下写真)。すると0.25~2倍までの再生速度を選択できる(右写真)(画像=『オトナライフ』より引用)

【3】確実にワンアクションで全画面表示にする方法

 YouTubeで動画を視聴するときは、スマホを横にして全画面表示する人が多いと思う。動画を全画面表示するには、再生画面の右下に表示されている□アイコンをタップすればいいのだが、筆者のように指が太いと、端にあるアイコンが正しく押せずにイライラするときがある。そんなときは再生画面を下から上にスワイプしてみよう。この操作方法なら確実に全画面にできるはずだ。

「YouTube」をスマホで快適に見るための知られざる操作・設定8つのワザ!
スマホを縦に持っているとき、動画画面の下から上にスワイプすると全画面表示に切り替わる。こちらのほうが素早く確実に操作できるだろう(画像=『オトナライフ』より引用)

【4】画面分割して動画を見ながら他の作業をする方法

 YouTube動画も見たいが、同時にWebサイトで検索もしたい。そんなときはどうすればいいのだろうか? 実はAndroid OS 7.0以降のスマホでは、画面を分割して同時に2つのアプリを表示できるマルチウインドウ機能が利用できる。この画面分割機能を利用すれば、YouTube動画を見ながら、ほかのアプリも同時に利用することができるようになるのだ。機種により操作方法は多少異なるが、今回は「OPPO Reno5 A」を利用している。

「YouTube」をスマホで快適に見るための知られざる操作・設定8つのワザ!
YouTubeを起動した状態で画面下の「履歴」ボタンを押す。次にYouTubeの横の「:」を押し「画面分割」を選択しよう(左写真)。すると画面が分割されるはずだ。分割バーを上下に動かせばサイズを変更できる(画像=『オトナライフ』より引用)