スポーツ漫画は熱い思いがリアルに伝わってきて熱中できるところが最高と人気です。主人公も中学生や高校生(名門校など)プロとその幅やスポーツの種類もさまざまで自己投影しやすくおすすめ。有名な定番スポ根漫画野球をはじめ人気のおすすめなスポーツ漫画を紹介します。
目次
はじめに：おすすめの人気スポーツ漫画はコレ
スポーツ漫画は大人も子供にも大人気
スポーツ漫画は学生から大人まで老若男女問わずスポーツをする姿や仲間とのつながり、次第に上達して有名になっていく姿が描かれているものがほとんどです。少年漫画で好まれるテーマですが青年誌や少女漫画でも優れたおすすめスポーツ漫画も存在します。
スポーツ漫画につきものの強敵や自分との戦いで、この先どうなっていくのだろうかとわくわくする展開もスポーツ漫画の醍醐味でありおすすめです。
プロアマ問わずスポーツ漫画のおすすめを紹介
今回はそんなスポーツ漫画の中から現在連載中でストーリーが進行中のものから、すでに完結してから何年も経過してなお色褪せない名作と呼ばれるおすすめ作品。
あまり見かけない珍しいスポーツ競技を取り扱っている漫画と3ジャンルに分けて少年漫画・青年誌・少女漫画取り混ぜ、おすすめスポーツ漫画を総数19作ご紹介していきます。
連載中のスポーツ漫画のおすすめ6選
ここでは2021年7月2日現在で完結しておらず連載中の話題の最新スポーツ漫画の中から選んだおすすめ作品をご紹介していきます。まだ読んだことがない新しいスポーツ漫画をお探しの方にはおすすめです！
連載中スポーツ漫画おすすめ1.
弱虫ペダル(自転車競技)
アニメ化でも大人気で大きな話題になり漫画やアニメだけでなく舞台としてリアルな俳優が演じるストーリーも上演されており、幅広いファン層を持つ少年チャンピオンで掲載されていた自転車競技のスポーツ漫画となっています。
はじめはアニメや漫画が好きであったというリアルできわめて普通な中学生・高校生であった主人公小野田坂道が、自転車競技をはじめたことで今まで出会えなかったであろういろいろな人たちと出会いふれあい成長シていく姿を描いている笑いあり感動ありのおすすめ漫画です。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
主人公は最初はロードレースにはまったく接点も興味もなかたオタクぎみな男子高校生小野田坂道。入ろうと決めていたあこがれのアニメ漫画研究部が現在活動休止状態でがっかりしていました。
ママチャリで急な坂道を歌いながら通学する姿を見初められ、自転車レースで勝ったらアニメ・マンガ研究部員に入ることを条件に自転車部部長と勝負するのですが…。現在は別冊少年チャンピオンでスピンオフ作品弱虫ペダル SPARE BIKEも連載中となっています。
連載中スポーツ漫画おすすめ2.
バトルスタディーズ(野球)
スポ根ものでは定番ともいえる野球漫画ですが、今風な絵柄に定番のど根性ストーリーがミスマッチしてよい味を出しており人気が高い作品です。
しかしそこは現在連載中の今どきの漫画ということで主人公を含め登場人物はリアルな高校生を投影したものとなっており、思わず共感してしまうものばかり。定番野球漫画を求める人のみならず、主人公たちと同世代の人々でも十分楽しめるようになっていておすすめです。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
小・中学時代ジュニア代表ともなった主人公狩野笑太郎はあこがれであった野球の名門校DL学園に入部、野球部所属となります。このDL学園は気づいた方もいるでしょうがかつては野球の名門校としてら知られたPL学園がモデルです。
園内での規則や野球部のルールなども細かくモデル元を参考にして設定されている徹底ぶり。もちろん野球の結果も気になりますがそのあたりも楽しめるポイントとしておすすめの理由です。
連載中スポーツ漫画おすすめ3.
おおきく振りかぶって(野球)
おおきく振りかぶってはひぐちアサさんが月刊アフタヌーンで連載中の野球漫画。スポ根とは少し違いますが、それまで野球をやりたかったのに見た目や性格が弱くみんなに相手にされなかった主人公が、厳しい野球の練習やそれまで自分をバカにしていた元チームメイトなどとの試合を通して成長する姿を描いた作品です。
アニメやゲーム化もされている人気作品なのでお好きなメディアから入ることもできます。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
おおきく振りかぶっての主人公三橋 廉(みはしれん)も高校に入って変わりたいと思っている高校デビューの典型的なパターンの人種。それというのも中学までの野球では一応エース番号をもらっていはいたものの親のひいきとしてチームメイトからは実力もないのにと影でささやかれ無視されていたからです。
気弱で自分に自信がない主人公が、野球の実力だけはあるとどうなるのかという面白いテーマのスポーツ漫画としておすすめの作品となっています。
連載中スポーツ漫画おすすめ4.
BE BLUES！～青になれ～(サッカー)
この作品の作者は田中モトユキさん。スポーツ漫画が好きな人なら一度は名前を目にしたことがある、スポーツ漫画のオーソリティーともいわれる漫画家です。
内容は幼いころから未来を期待された才能のあるフットボールプレイヤーの挫折。そこからいかに困難に立ち向かい乗り越えていくかというその姿にどきどきするものとなっています。スポーツ漫画には定番の、熱い展開を期待している人にはうってつけのスポーツ漫画としておすすめです！
おすすめポイントと簡単なあらすじ
一条龍はサッカー日本代表ユニフォームを着ることを夢見て努力しているサッカー少年です。サッカーの才能にも恵まれていて、自分もまわりの大人たちもきっと一流プレイヤーになるのであろうという順風満帆な人生の青写真が見えているように思えましたが…。
次から次へと主人公の前に立ちふさがる困難に、目が離せない展開の連続でストーリーは進んでいきます。根性や努力などの単語が大好きな人におすすめのサッカーを題材としたスポーツ漫画です。
連載中スポーツ漫画おすすめ5.
ぐらんぶる(ダイビング)
プロになるなどという熱い思いが目的ではなく若者がライト感覚でスポーツの楽しさに目覚めていく姿を描いた漫画作品として楽しみたい方におすすめ！
たんに飲み会ばかり開いてどんちゃん騒ぎをしている若者というだけでなく、きちんと主人公が少しずつではあるけれど成長していく漫画となっています。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
北原伊織は男子校出身で青春とはあまり無縁な高校時代を送っていました。大学への進学を期にして自分の求めるキャンパスライフを実現するために、おじの経営するダイビングショップ・グランブルーへ居候として引っ越します。
スポーツは苦手ではないけれど泳ぎだけは苦手だった主人公はダイビングサークルに所属することになってしまい、当初はどうなるものかと思われていたけれど、次第に水への恐怖を克服していく成長ストーリーです。
連載中スポーツ漫画おすすめ6.
ちはやふる(競技かるた)
競技かるたというスポーツを若者の間に認識させ流行らせた、異色のスポーツ漫画がこちら、ちはやふる。
少女漫画ということで絵柄で避けていたという方も、ストーリーを見進めていくうちに、(多少恋愛要素もありつつ)あまりの典型的なスポ根ものの展開に驚かされどんどん引き込まれていく方も多いでしょう。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
ちはやふる(短歌の世界ではちはやぶる)とは神などにかかる枕詞で、題材ともなっている百人一首では、ちはやぶるかみよもきかずたつたがわ以下略という句の最初の部分。意味は荒々しい様子です。
子供の頃のなかよし3人組のひとりが教えてくれたかるたという遊び。軽い気持ちで気になる男子に宣言した女性競技かるたのチャンピオンであるクイーンを目指すという強い思いに向かってがんばる主人公綾瀬 千早とそれを取り巻く人々の物語となっています。
一度は読もう！名作スポーツ漫画おすすめ6選
スポ根漫画は昔からたくさん名作と呼ばれる作品が登場するジャンルとして有名です。ここでは現在中学生・高校生のお父さん世代かそれよりもっと上の時代から楽しまれてきた名作と呼ばれるスポーツ漫画を紹介します。
名作スポーツ漫画おすすめ1.
SF漫画で1時代を築いたのが松本零士さんであるならば、野球漫画でその位置にあるひとりがこの水島新司さんでしょう。
ドカベンというあだ名の無口で優しい男子高校生が柔道部を経て野球部に入部、最終的にはプロ野球選手としても活躍する姿も描かれている大作で、読み応え面でもおすすめとなっています。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
ドカベンこと山田太郎は中学時代の暗い出来事から野球が好きでありながら自分に対する戒めとして遠ざかる生活を送っていました。そんな彼を野球に導くのはのちのナインとして一緒に野球をすることになる魅力あふれる登場人物たち。
ドカベンの魅力は多数登場する脇役たち(こちらがそれぞれ主人公のような扱いにもなる)の輝きといっても過言ではありません。
名作スポーツ漫画おすすめ2.
巨人の星(野球)
1966年から週刊少年マガジンで連載されて一斉を風靡した野球漫画がこの巨人の星です。その当時少年たちのあこがれの職業であったプロ野球選手それも人気の巨人軍にエースとして入団することを目標として育てられた星飛雄馬の物語。
親の野球一辺倒の教育から世間から少しズレた感覚をもったまま大人になった主人公の様子を、コミカルなものとして捉える風潮もありネタ漫画として扱われることもありますが、れっきとしたスポ根漫画のはしりともいえる名作としておすすめできる作品です。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
少年時代の主人公は大リーグ養成ギブスという不思議なものまで付けられて、徹底的に野球(ピッチャー)選手になるために親に鍛えられていました。
みごと目標であった巨人軍のピッチャーとして入団し、立ちはだかるライバルとの戦いのためさまざまな魔球と呼ばれる変化球を生み出していきます。
名作スポーツ漫画おすすめ3.
メジャー(野球)
90年代に流行った野球漫画といえばこのメジャー(MAJOR)を挙げられる方も少なくないでしょう。コミックスの売上では2001年にはトップに立ったこともある間違いない人気作としておすすめできます。
内容は野球選手となる主人公の幼少時代から結婚して30代を超えたころまで描かれる、ひとりの男の思いとそれを盛り上げる最高のストーリーで綴られた熱い半生記ともいえる作品です。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
リトルリーグから高校野球・日本のプロ野球からアメリカメジャーリーグへの移籍など野球どっぷりの人生を送っている主人公吾郎のみを追った長編一大スポーツ漫画です。
このメジャーという漫画もスポーツ漫画にありがちな主人公に降りかかる困難や試練には事欠きません。そんな展開が好きな人におすすめ。それでも自分の好きなこと・やりたいこと・目標としたことにまっすぐそれだけに向かっていく男らしい吾郎の姿に胸が熱くなります。
名作スポーツ漫画おすすめ4.
リングにかけろ(ボクシング)
原作は聖闘士星矢で有名な車田正美さんの描いたボクシングを題材としたスポーツ漫画がこちらのリングにかけろです。
少年ジャンプ連載当時からの本誌の人気投票でもたびたびトップにたつことも多かった名作として欠かすことかできない作品で、未読の方は是非読むことをおすすめする作品となっています。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
主人公高嶺 竜児(たかみねではなく、たかね)は心優しい少年で人を殴るなんてスポーツは実は嫌いな性格でしたが、すでに亡くなってしまっている父親がボクサーで父と同じプロボクサーを目指してほしいという姉・菊の思いで子供の頃から徹底的に鍛えられてきました。
最終的には主人公は生涯のライバルともいえる好敵手とも出会いボクサーの道を進み続けることとなります。
後半は好きな人にはたまらない展開に
序盤は普通のスポ根ものでしたが後半では同じ作者の聖闘士星矢顔負けの左右ぶち抜け画面でカタカナのかっこいい技名を出すというド派手な演出が楽しめる作品へと展開。このような派手さが好きな方にはおすすめ。
名作スポーツ漫画おすすめ5.
スラムダンク(バスケットボール)
ある程度年齢が高い人たちの間では知らない人はいないくらい有名なバスケット漫画。名作の定番ともいえる1冊です。
絵柄は今の漫画と比べるとすこし古い感じもするでしょうが、ストーリーは現代でもまだ色褪せないリアルな等身大の青春物語。まだ読んだことのない方は是非一度読んでほしいおすすめの作品となっています。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
バスケットほぼ初心者の不良少年である主人公が、女の子目当てでバスケ部に入部するところから話ははじまります。
不純な動機であったものの少しずつ成長していく主人公の姿に本気で応援したり、個性あふれる登場人物に笑ったりと読んでる側がぐいぐい引き込まれる没入感がすごい作品としておすすめします。
名作スポーツ漫画おすすめ6.
ピンポン(卓球)
漫画よりも実写化されて人気が高まった作品。卓球でヒーローになる若者の姿を描いている作品です。
卓球をやっている人でも面白いのはもちろん、そうでない人でもちょっと真似して卓球をやってみようかなというピンポンの魅力を感じさせる作品としておすすめできます。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
この作品の主人公は弱小卓球部に所属する高校生のペコ。親友のスマイルはペコにとってはヒーローですが、彼は才能はありながら卓球にはそれほど熱くなれずに勝てそうな相手にでも手を抜いてわざと勝ちをゆずってあげるようなところがあり…。
ペコとスマイルのふたりを軸とした友情と卓球の2枚看板のスポーツ漫画です。クールなふりをしてみたい世代の人たちには最高に刺さる漫画としておすすめ。
スポーツ漫画マイナー競技部門おすすめ2選
野球・柔道・ボクシングなどスポーツ漫画にはある程度の人気スポーツがあり取り扱っているスポーツがかぶることはよくあります。
そんな中であまり見かけない競技にスポットをあてた少しマイナーな題材のおすすめスポーツ漫画もご紹介します。自分がやっている競技は漫画に登場しづらいと寂しさを感じられる方や変わり種をお探しの方におすすめ！
スポーツ漫画おすすめ1.
ボールルームへようこそ(社交ダンス)
社交ダンスは優雅な遊びと思って見るととんでもない熱い展開で驚かされるでしょう。アニメもあるのですが漫画の静止画でもそれに劣らないような(むしろコミックスの方が想像力がかきたてられ動きを感じられような)激しいダンスや主人公やカップルの相手の女性の息づかいさえ感じるような最高な漫画に仕上がっていておすすめです。
おすすめポイントと簡単なあらすじ
何も目的がなく過ごしていた主人公の中学生多々良の成長漫画。同じクラスの気になる美女が入っていった建物を見ていると不良からカツアゲされそうになります。それを助けてくれた少し怖そうなお兄さんに誘われるまま美女が入っていった部屋のドアを入ると…。
自分には何も取り柄がないと思っていたが、思わぬ才能を開花させる系の主人公が活躍する漫画がお好きな人におすすめです。
スポーツ漫画おすすめ2.
あさひなぐ(薙刀)
少し変わった薙刀を題材とするスポーツ漫画。薙刀は主に女性の武器として昔から使われるため主人公は女性ですが男性でも十分たのしめるおすすめ作品となっています。
内容と簡単なあらすじ
主人公の東島旭は入学式の日痴漢にあったところをショートカットの美人宮路真春に助けられた縁から薙刀部に入部することに。しかし単に助けられたからだけではなく、旭の心を動かしたのは真春の言った薙刀はスポーツに縁がなかった人でも有名人になることがあるという一言でした。
内容は取り柄のない系主人公が自分を変えたいという思いで、根性を見せるまさにスポーツ漫画の王道を行くストーリー。主要登場人物も教師を除き女子ばかりですが、軟弱さは感じさせずしっかりとした絵柄と話でおすすめできる漫画です。
まとめ：スポーツ漫画好きな人におすすめ14冊
おすすめからスポーツ漫画を読んでみよう
スポーツ漫画といえば少年漫画が有名になりがちですが、青年誌や少女漫画でも面白いおすすめの作品はたくさんあります。今回そのようなジャンル分けをしたくなかったため作品を完結したもの連載しているもの、珍しいジャンルと3つに分けてご紹介してきました。
日本のスポーツ漫画を代表するといわれるような名作も、今まであまりスポットがあてられることはなかった隠れた名作など最高な作品ばかりです。有名無名に関わらずあなたの気になるものがあったら是非手にとってみてくださいね。
文・佐藤3／提供元・暮らし～の
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