ユナイテッドアローズは8月6日、2022年3月期第1四半期(4〜6月期)の決算を発表した。グループ全体での売上高は252億円で、前年同期比で13.8%増ではあるものの、前々年同期比では依然として32.6%減とコロナ前までの回復には至っていない。売上総利益率は前期差8ポイント増、前々期差3.3ポイント減の51.5%。前年の反動で売上総利益率は改善したが、主にアウトレット店舗での在庫の消化促進などの影響により、計画はやや下回った。販管費は前期比94.9%、前々期比79.9%の139億円で計画を下回り、収益認識基準の変更による影響も含むが、販管費の絶対額の抑制が図れている。これらにより営業損益は9億円、当期純損益は6億円で、営業損益以下の損失額は全て計画から抑制されている。
今期のグループ合計での新規出店数は3店舗で、第1四半期末店舗数は333店舗だった。期末店舗数は前期末から14店舗減らし316店舗になる見込み。2020年3月期の連結店舗数は359店舗であり、約12%減になると見込んでいる。
文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO
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