ビジネスで文章を綴る機会が多い人もいるでしょう。特にビジネスでは相手に“伝わる”文章を心がける必要がありますが、これがなかなか難しい…。そんな悩めるビジネスパーソンは、文章を書くプロである新聞記者から、そのテクニックを学んでみてはいかがでしょうか。
株式会社CCCメディアハウスは、「即!ビジネスで使える 新聞記者式 伝わる文章術」を発売しています。
“人をその気にさせ、納得して読み進めてもらうための方法”とは
同書によると、「伝える」ことが目的のビジネス文書では、うまく書く必要はないそうです。必要なのは、人をその気にさせ、納得して読み進めてもらうための方法。そのためには、数字・ファクト・ロジックで説得力をつくるという、新聞記者のテクニックが役に立つといいます。
新聞記者である著者・白鳥和生さんが、ファクト(客観的事実)、データ(数字)、ロジック(論理)の3要素が揃った「説得力」と「納得感」のある文章をはやく書くための方法を伝授。
すぐにビジネスで使えるように、ポイントごとに例文も用意。長めの文章を書く人のための練習問題も掲載しているとし、実際に手を動かして、理解を深め、コツが身につくというので心強いですね。
また、ムダな努力や遠回りをしない“伝わる文章術”を伝授するとし、忙しいビジネスパーソンも効率的に文章術を磨くことができそうです。伝わる文章を綴ることを生業とする新聞記者から学ぶことは多いでしょう。
文章には「型」があり、伝えるためには「コツ」がある
データも揃えて資料も読み込み、いざ企画書作成に取りかかろうとしたのに、パソコンを前に固まってしまう…そんな人も多いのでは?
同書によると、情報が膨大な今の時代にあって、文章に苦手意識を持っているビジネスパーソンは多いそう。作成に時間がかかるうえ、先輩や上司から何度も書き直すよう命じられると、ますます自信がなくなってしまいますよね。
しかし、文章の上手い下手は、生まれつきの能力ではないといいます。1万時間を超える、記者としての経験を積んだ結果、苦手意識を克服し、伝わる文章を書けるようになったという著者が、相手に伝わる文章力のコツを教えてくれます。
文章には「型」があり、伝えるためには「コツ」があるという同氏。その種類は多くないので、“結論”もしくは“主張”を先に書き、それを補足する理由や客観的事実を重要な順に書いていけばOKとか。
そのコツをマスターするために同書を読み、文章力を身につければ、職場で一目置かれる存在になれるかもしれません。なお、著者紹介およびそのほかの詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
提供元・U-NOTE
【関連記事】
・【例文】初めての相手・取引先に好印象!ビジネスメールの挨拶文の書き方
・誠意が伝わる「謝罪文・お詫びメール」の書き方と例文8選|件名・締め、社内・お客様など事例別
・【敬語の意味・違い】承知しました/了解しました/かしこまりました/了承しました
・引用・参考文献・参考URLの正しい書き方:プレゼン資料の「参考文献リスト」作成時の注意点とは?
・【例文】添付ファイル・資料送付メールの書き方マナーと5つの注意点