ついにボディ素材変更で軽量化を狙う?

iPhone 14(仮称)2022年モデルはチタン素材で軽量化? さらなる高額化で手放しで喜べない?
ここ数年では、中国と日本の生産量が大幅に増加しているチタン(画像=『オトナライフ』より引用)

 iPhoneの現状モデルのボディは、ステンレススチールやアルミニウムが採用されている。もちろんそれぞれ硬度や、錆びにくさを備えた素材だ。
しかし、iPhone 14 Proでは「新しいチタン合金製シャーシを備えたハイエンドモデルが登場する」と、銀行持株会社・JPモルガンチェースによる投資家へのレポートで予想された。

 チタンは、ここ60年ぐらいで世界中において広く活用されるようになった比較的新しい金属だ。チタンの特性としては「軽い・強い・錆びにくい」の点が挙げられる。ステンレスと同様の硬度があり丈夫であるのに加えて、比重は60%程度と軽い。さらには、金属アレルギーなどが出にくいと言われ、アレルギー疾患に悩むユーザーからすればかなりの朗報ではないだろうか。これが叶えば、iPhoneシリーズの軽量化の実現も夢ではない。

 ところがメリットばかりではいかないようだ。これだけハイスペックの素材ともなればもちろん価格面が問題となる。各業界においての需要も増えているが、他の主要金属に比べて値段が高く、価格変動も大きいという。つまり、軽量化が実現できても、さらなる高額スマホへの道を歩むことになるかもしれない。同時に解消するのはかなり難しいことではあるだろうが、価格に悩むユーザーたちの声は拾えているのだろうか…と心配にもなる。

 他にも「他モデルより比較的価格も抑えられたminiモデルもiPhone 14では廃盤になる」との予想もあり、もはや高額化は免れられないのだろうか。
 とはいえ発売は来年、スペックなどはまだまだ予想段階。ボディの仕様含め、iPhone 14ではどのように進化した姿が見られるのか楽しみにしたい。

参照元:iPhone 14 Pro(仮称)はチタンボディ採用の噂。より硬く、より軽く?【GIZMODO】

※サムネイル画像(Image:Marian Weyo / Shutterstock.com)

(文=オトナライフ編集部)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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