先日ドッペルギャンガーから新しくリリースされた「背中汗びちゃ」対策グッズを紹介しました。

こちらはリュックに装着して使うものなので、気を使ってリュックも同梱して頂いたのですが、

このリュック・・・控えめにいってもドッペルギャンガーの狂気を感じる逸品でした。

ドッペルギャンガーのホームページを見ると車で引いても中の空気が漏れない気密性を解説しています。

普通は縫い目やファスナー部分から空気は漏れ出すもの。

そのため、構造上リュックは「完全防水」にするのが難しい。

ですが車ほどの重量物が上に乗っても空気が漏れ出さないという事は防水性能は半端じゃないはず。

メーカーに許可を取って、

車でひいたり、洗浄機で水をぶっかけたり、湯船に沈めたり

実験をしてみました。

今回の記事は大きく分けて二部構成。

防水性以外にもライダーの使い勝手をしっかり考えているバッグなので、前半はバッグの詳細を紹介。

後半ではテストの様子をお伝えします。

Contents
TPUウォータープルーフバックパック DBT588-BKの詳細
フロント止水ファスナーとメッシュ収納
Dリングとデイジーチェーンでバイクも装着可能
ショルダーストラップは収納可能
休憩時に重宝するグローブとペットボトルホルダー
走行に集中するために便利な機能
デジタルガジェットの持ち歩きにも便利
他のバッグで見たことがない防水ファスナー
TPUウォータープルーフバックパックの防水性・気密性をテストしてみた
風呂に沈めてIPX7の実力を確認しようとしてみたが・・・
1.4トンの車でひいてみる
洗浄機で水をぶっかけてみる
堅牢、防水性は間違いなくフラッグシップモデル
動画でテストの様子などを見たい方はこちら

TPUウォータープルーフバックパック DBT588-BKの詳細

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

TPUウォータープルーフバックパックの形状はシンプルなスクエア形状。

容量は25Lとのことでしたが、荷物はかなり入りそうです。

またシンプルな形状ながらもライダー向けの様々なギミックが備わっています。

フロント止水ファスナーとメッシュ収納

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

TPUウォータープルーフバックパックの前側には止水ファスナーで開閉可能なポケットとメッシュ収納があります。

スマホなどは止水ファスナーポケットに入れておけば走行中も安心。

メッシュ収納もゴムで十分なテンションがかかっているで荷物を入れていても簡単には飛び出しません。

Dリングとデイジーチェーンでバイクも装着可能

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

TPUウォータープルーフバックパックにはDリングとデイジーチェーンが装備されていてストラップでバイクと接続可能です。

接続用のストラップも付属されているので別途購入する必要はありません。

ショルダーストラップは収納可能

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

ショルダーストラップはメッシュの背あての裏側に収納可能。

バイクに積載する際などに邪魔になりません。

休憩時に重宝するグローブとペットボトルホルダー

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)
ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

バッグ横にはペットボトルとグローブのホルダーがあります。

グローブホルダーは絞め具合を調整できるのでグローブの種類やサイズを問わず使えます。

ペットボトルホルダーは使用しないときにはファスナーをしめると収納できるのでスッキリします。

走行に集中するために便利な機能

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

左右のショルダーハーネスをつなげるチェストストラップは肩からハーネスがズレるのを防ぎます。

走行中にハーネスがズレると運転に集中できないのでありがたい機能です。

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

ハーネスを調整したあまりの部分はマジックテープで束ねてスッキリ。

長いまま走行するとバタつくので自分のバッグにはウェブドミネーターというパーツを装着していますが、後付け感があるのでこちらはありがたい機能。

デジタルガジェットの持ち歩きにも便利

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

メインの荷室はセパレートされていませんが、オーガナイザーが付属されています。

こちらはスナップボタンでバッグ本体に装着することが可能。

クッション性のある素材なので、デジタルガジェットをケースに入れずに収納可能です。

他のバッグで見たことがない防水ファスナー

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

TPUウォータープルーフバックパックの圧倒的な気密性、防水性の肝になっているのがメイン収納のファスナー。

防水性が高いファスナーとして止水ファスナーが使われることが多くなってきました。

このバッグの前側にも止水ファスナーは採用されています。

ですがメイン収納に使われているのは防水ファスナー。

防水ファスナーは防水の規格としてIPX7を取得しているそう。

水に30分浸しても浸水しない「完全防水」の規格です。

浸水しにくい個所としてはファスナー以外にも縫い目がありますが、 TPUウォータープルーフバックパックは素材どおしを溶着しているので、縫い目がありません。

これは防水性に期待がもてそう!

TPUウォータープルーフバックパックの防水性・気密性をテストしてみた

使い勝手もしっかり意識された TPUウォータープルーフバックパック。

防水性と気密性のテストにトライ。

風呂に沈めてIPX7の実力を確認しようとしてみたが・・・

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

水に沈めても30分間浸水しないというIPX7。

まずはその実力を確かめるために、

水に濡れたらわかりやすいグレーのタンクトップ、浮かんでこなくするための6kgのダンベル

を入れて風呂に注水してみたのですが、

バッグが浮いてしまって沈みません。。。

空気が抜けないので、浮力が強すぎて重りを入れても沈めることができませんでした。。。無念。

1.4トンの車でひいてみる

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

フロントタイヤ前にはスペース的に入らなかったのでリアタイヤの後ろにバッグをおいてひいてみました。

愛車アイシスの車両重量は1.4トン。

タイヤがバッグの上に乗った状態でも気密性が保たれておりバッグはパンパンです。

驚いたのはしばらく引きずってしまったにも関わらずバッグに傷が付きませんでした。

気密性もすごいですが、堅朗性にも驚かされます。

洗浄機で水をぶっかけてみる

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

空気も漏れない気密性なので、水は通さないと思いますが念のため洗浄機で水を1分少々ぶっかけ続けてみました。

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

1分後。ファスナー付近をタオルで拭いてファスナーを開けて中に入れていたグレーのタンクトップを出してみたところ濡れていた個所は見受けられませんでした。

堅牢、防水性は間違いなくフラッグシップモデル

ドッペルギャンガーの狂気!車でひいても気密性が守られ壊れることもないクレイジーな防水リュック
(画像=『Moto Megane』より引用)

ドッペルギャンガーはライダーの使い勝手を考慮したバッグを多数ラインナップしています。

今回お借りした TPUウォータープルーフバックパックと比べて使い勝手の面で優れたバッグはあります。

ですが、堅牢、防水性に関しては間違いなくトップクラス。

バッグを購入する際の優先順位が堅牢、防水性の方は手にしてみてはいかがでしょうか?

クレイジーな性能に驚かされるはずです。

動画でテストの様子などを見たい方はこちら

提供元・Moto Megane

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