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泊まりツーリングの荷物を安定して積載できるロングツーリングバッグ。
ツーリングの荷物はしっかり積載したいもの
IGAYAのツーリングバッグに共通する4つの大きな特徴は
折りたたんだ状態のサイズはおおよそ実測56cm×50cm
収納状態からの展開はあっという間
車体への積載固定は付属の4本のベルトで行う。
荷物の量に応じて容量拡張可
急な雨でもスピーディーにレンカバーを装着できる。
IGAYA ロングツーリングシートバッグ
泊まりツーリングの荷物を安定して積載できるロングツーリングバッグ。

ツーリングの荷物はしっかり積載したいもの
バイクで泊まりを伴うようなロングツーリングに出かける際、頭を悩ませるのが荷物の積載だ。なるべく大量の荷物を効率的に、しかも安定して積むことができなければ、道中気持ちよく走ることができないし、荷物の脱落は事故を引き起こすことになりかねない。
だからこそしっかりしたツーリングバッグを使用したい。
プロトのツーリングバッグブランド「IGAYA」は4種類のツーリングバッグをラインナップする。
IGAYAのツーリングバッグに共通する4つの大きな特徴は
- 積載時の車体の安定性を確保するローアンドワイドなバッグ形状
- 強度と剛性を確保する、素材と構造
- 荷物を取り出しやすい間口の構造
- 収納量をアップさせる拡張機能
中でも今回は、一泊ツーリングに最適なIGAYAロングツーリングシートバッグを紹介したい。
ロングツーリングバッグは、IGAYAのラインナップの中で上から2番目の大きさとなる。
折りたたんだ状態のサイズはおおよそ実測56cm×50cm

使用しない時は、薄くコンパクトな状態で収納保管できる。折りたたんだ状態のサイズは、おおよそ実測56cm×50cmくらいだった。

付属品は、レインカバー、車体への固定ベルト4本、外してバッグを持ち歩けるショルダーベルト、それに固定ベルト同士を接続するベルト。ここには写っていないが、長尺物をバッグの天面部分に固定するピッケルベルトが2本付属する。

高級感ある金属のエンブレムが付く。

表面素材は「1680Dバリスティックナイロン」となる。防弾チョッキなどにも使われる丈夫なナイロンだ。内側の素材はポリエステルで、PVC防水シートをバリスティックナイロンでサンドする三層構造。
収納状態からの展開はあっという間
STEP 1 バッグ上部を覆うフラップを開く


フラップの内側には、タブレット端末などを収納できそうな、メッシュのポケットがある。
STEP 2 バッグの両端の側壁となる部分を開く

STEP 3 外周部分のチャックを閉める


外周部分のチャックを閉めればバッグが立体化する。あっという間に使える状態に。

車載した場合のバッグ手前側には持ち手が付いている。

バッグ底面には滑り止め加工が施されている。バッグが滑らなければ、ベルトが緩む心配も無いだろう。
車体への積載固定は付属の4本のベルトで行う。
STEP 1 後ろ2本のベルトを車体に取り付ける

ループ部分にベルトの端を通すだけで固定できる。

後ろ2本はナンバーボルトに装着するタイプのフックバーにベルトを固定した。
STEP 2 前2本のベルトを取り付ける

前2本はシート下のフレームに固定した。
STEP 3 バッグとベルトを接続して車載完了!


あとは前後左右のバランスを見ながら、固定ベルトの遊びを引き絞り、バッグが動かないように固定できれば装着完了だ。

バッグ天面には長尺物などを固定できるピッケルベルトが不足する。濡れてバッグ内に収納したく無いようなものは、ゴムバンドで固定しておいても良さそうだ。

バッグ天面のフラップは、3つの大型バックルでガッチリ固定される。グローブをした手でも脱着が容易だ。

フラップを開いた天面の取り出し口は、ほぼ正方形をしている。

上側取り出し口のサイズはおおよそ28cm×28cm。

収納物がバッグ内で動かないように、固定バンドを2つ装備する。荷物が少ない時には重宝する装備。

バッグ左右が荷物の取り出し口の蓋になっており、かつ収納ポケットが2つ設けられている。すべてチャックで締まるが、さらにバックル付きのベルトが付属している。

一番外側のポケットは、厚みが少ないので小物を収納するのに適している。

真ん中のポケットはやや厚みがある収納スペース。

外側から3番目のチャックを開くと本体の収納スペースにアクセスできる蓋部分が90度以上開かないように、紐で本体と接続されている。
荷物の量に応じて容量拡張可

本体両端のファスナーを開いて、容量を拡張させることができる。片側おおよそ6cmくらいだろうか。両側で約12cm程度となる。メーカー公表値では42→50Lに拡大することになる。
容量拡張前

容量拡張前はウインカーから少しはみ出している感じ。メーカー公表値で左右幅60cm。
容量拡張後

容量拡張後はかなり左右幅が広くなった印象を受ける。メーカー公表値で73cm。バッグを装着したV-MAX1200の左右幅は79.5cmなので、車体からはみ出した状態ではない。

バッグを外した状態だと固定ベルトがフラフラ遊んでしまうので、十字の接続ベルトでまとめておくことができる。
急な雨でもスピーディーにレンカバーを装着できる。

3層構造の本体素材に防水シートが使われてるので、多少の雨ならば荷物が濡れる心配はなさそうだが、本格的な雨天の際は付属のレインカバーをかける。

防水カバーはシャンプーハットのように縁にゴムが入っていて、バッグ全体を覆うようにかぶせるだけでOK。「IGAYA」ロゴは反射素材となっており、後続車からの視認性向上が図られている。

前方から見ても、バッグ全体をしっかり覆っているのがわかる。下側はレインカバーが届いていないので後輪で巻き上げた水が侵入しないかは少し心配だ。

縁のゴムは絞ってきつくすることもできる。

バッグを外して持ち運ぶ際はショルダーベルトを利用する。宿の部屋に持ち込む際は、便利だろう。
IGAYA ロングツーリングシートバッグ
価格 | 税込13420円 |
---|---|
サイズ | 標準時:245(H)×600(W)×350(D)mm 拡張時:245(H)×730(W)×350(D)mm 出荷時(収納時):100(H)×615(W)×520(D)mm |
容量 | 42 〜 50L |
最大積載量 | 10kg |
提供元・Moto Megane
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