ランキング上位は、情勢や経済状況が反映された結果に
3位にランクインしたのはレバノン共和国の首都・ベイルート。2020年に起きたベイルート港での爆発事故などを受け、経済状況は悪化。前回から42順位を上げ、3位となった。
このレバノンを抑えて2位となったのが、前回まで2年連続1位をキープしていた香港だ。アジアでも屈指の高級なイメージどおりといったところか。
そして1位に輝いた(?)のは、中央アジア南西部に位置するトルクメニスタンの首都・アシガバートだった。近年、経済危機や食糧難にあることから、生活費の高騰が続いているという。
こうして見るとトップ10のうち半数がアジアの都市という結果となったのだが、アメリカの都市が一つも入っていないことに疑問を抱く方もいるだろう。これについて調査報告には、物価上昇が見られたものの、アメリカの各都市のランクが下がったのは、為替変動の影響を受けているのが理由だとあった。
アメリカで最も物価の高い都市に選ばれたのは、昨年より順位を8つ下げたニューヨーク(14位)を筆頭に、ロサンゼルス(20位)、サンフランシスコ(25位)、ホノルル(43位)、シカゴ(45位)と続く。
ちなみに、最も物価の低い都市は、グルジアの首都・トビリシ(207位)、ザンビア共和国最大に都市である首都・ルサカ(208位)、そして最下位の209位はキルギス共和国の首都・ビシュケクだった。もし海外旅行が再開するようになったらば、物価の高さで行き先を選んでみるのも面白いかもしれない。
出典元:『2021年世界生計費調査‐都市ランキング』を発表【マーサージャパン】
※サムネイル画像(Image: Tomacrosse / Shutterstock.com)
(文=オトナライフ編集部)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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