昨年夏に稼働を開始した京畿道平沢にある世界最大規模のサムスン電子半導体ラインが27日の夕方に、ガス供給問題で稼動を停止したこと韓国各紙が報じた。
報道によると、サムスン電子平沢P2ラインが前日の夕方6時頃、窒素(N2)ガスの供給に支障が生じ稼動が全面中断された。間もなく再稼働したものの、半導体工場は短時間であれば稼働を止めることの損失は少なくないというのが専門家の一般的見方だ。
平沢P2ラインは、サムスン電子が昨年本格稼動を開始した最新の半導体ラインである。延べ面積12万8900㎡、サッカー場16個分のサイズで、世界最大規模だ。特に平沢P2ラインは極紫外線(EUV)DRAMとNAND型フラッシュ、5ナノメートル(nm・1nmは10億分の1m)以下の超微細システム半導体受託生産(ファウンドリー)まで備えた複合ラインである。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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