上川郡新得町のベアマウンテン、何度か遊びに行きましたがとても面白いです。
新得町は、札幌と帯広の中間にある蕎麦の有名な街です。十勝平野の端の方ですが、サホロ岳にはサホロスキー場があります。
夏になると、ベアマウンテンがオープンしますが、ここは普通のクマ牧場と違い、コンクリートではなく大自然の森の中のリアルなヒグマに間近で出会えることで大変人気です。

どうやって出会うかというと2通りあり、1つ目はヒグマの生息する森の上に歩道が通っており、そこから眼下の森を歩きながらクマ探しをするというもの。
でも、断然お勧めは、周遊バスで森に実際に入っていくことです。

自然で生きるヒグマを身近で見学「ベアマウンテン」
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

ヒグマは時に凶暴で怖い動物です。この森はヒグマが外の世界に逃げ出さないよう、厳重に柵で囲まれており、バスが入る時も頑丈な二重ゲートを通るので、まるで映画のジュラシックパークのようでドキドキします。
バスには窓にも柵があり、車窓が楽しめるよう外向きに椅子が並んでいます。

車内にはここにいるヒグマ達の写真付きプロフィールもあり、全員が雄だということがわかります。
バスの運転手さんがマイクを使ってガイドもしてくれるのですが、全員が雄なのはメスを入れると野生の雄が、ベアマウンテン付近に集まってしまうからだと説明を受けます。
そう、北海道には野生のヒグマがたくさん生息しており、目撃情報はもちろん、足跡やフンを見つけてしまうこともあるんです。

運転手さんによると誰と誰が兄弟だとか、誰はホモで誰に興味があるとか内情も教えてくれます。

自然で生きるヒグマを身近で見学「ベアマウンテン」
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

バスはゆっくり走行し、ちょうどバスが通る前にヒグマが現れるように、スタッフさんがドッグフードを撒いておいてくれます。
おかげで、本当に目と鼻の先で、自由にドッグフードを食べたり水浴びしたりするクマさんが見られるのです。

実際、本当の野生のヒグマはもっとガリガリで、この写真ほど丸々と太ってはいないそうです。
バスツアーが終わると、ヒグマの生態についての説明コーナーもあります。

子ども連れのファミリーはもちろん、大人だけのグループやカップルでも十分楽しめる施設です。

提供元・北海道そらマガジン

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