韓国企業「トファエンジニアリング」(DOHWA Engineering)が約45億円規模の日本の太陽光発電事業を受注したことが分かった。

(参考記事:「韓国研究チーム、「太陽光水素」を作れる有機半導体光電極を開発」)

7日、韓国中堅企業連合会(中堅連)によると、トファエンジニアリングが、日本の「合同会社MERCHANT ENERGY第七」と、広島県廿日市市への13.19MW規模の太陽光発電所の設計・調達・施工(EPC)およびオペレーティング・管理(O&M)の一括契約を締結したことが明らかになった。

トファエンジニアリングは、2021年10月31日に発電所を竣工後、18年5ヶ月間にわたり発電所を運営・管理する予定である。生産された電気は、電力購入契約に基づいて1kWh当たり36円で中国電力に供給するとのこと。受注規模は457億円ウォン(約45億円)規模であると明らかにされた。

中堅連は、「トファエンジニアリングは2016年の浜田プロジェクトを皮切りに、これまで日本で合計14件の太陽光発電事業を受注した」とし、「現在、笠間・いわき・浜田・リョマ・伊勢志摩の太陽光発電所のほかに、盛岡・ニシゴ・猪苗代・杵築に発電所を建設している」と説明した。

※漢字が不明な地域名はカタカナで表記

(参考記事:「韓国の研究チーム、高効率ペロブスカイト太陽電池を開発」)
(参考記事:「韓国研究チーム、ペロブスカイト太陽電池を改善する添加剤を開発」)
(参考記事:「韓国研究チーム、室内照明で充電される光充電システムを開発」)

(写真:iStock)

提供元・コリア・エレクトロニクス

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