STURMANSKIE(シュトゥルマンスキー)のはじまりは、1930年に誕生したソビエト連邦最初の時計⼯場である“モスクワ第⼀時計⼯場”である。最⾼のスペシャリストである時計技師を集め、 短期間で時計製造ラインを確⽴したこの工場では、世界⼤戦前に、パイロットウオッチ、ストップウオッチ、ナビゲーション、 マリンクロノメーター、デッキウオッチなどの様々なムーヴメントを開発していた。
そして1961年4⽉12⽇、ボストーク1号で⼈類史上初の有⼈宇宙⾶⾏に成功した、宇宙⾶⾏⼠のユーリイ・ガガーリンとともに、シュトゥルマンスキーの時計は、宇宙で初めて時を刻むという偉業を成し遂げた。これをきっかけに、世界にその名が知られるようになった同ブランドは、宇宙遊泳、北極遠征など、さまざまなニーズに合わせた腕時計を供給しながら、軍⽤時計として数々の実績と偉業を積み重ね、ロシア最⼤の時計ブランドへと成⻑していった。
そんなシュトゥルマンスキーから、人類史上初の宇宙飛行成功60周年記念モデルである“2609-3747200jTITANIUM”が新たに発売される。
2609-3747200jTITANIUM
■Ref. 2609-3747200jTITANIUM。TI(40mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.2609)。数量限定100本。9万3500円。
ケース素材にチタンを採用した数量限定100本の貴重なモデル。ケースサイドには“さぁ行こう”という人類史上初の宇宙飛行に成功したガガーリンの名言が刻印されている。
インデックスと針には、スーパールミノバが塗布されており、暗闇での視認性も良好だ。
裏ブタは、シースルーバック仕様となっており、本モデルに搭載されているデッドストックムーヴメント“キャリバー2609”の動きを視覚的に楽しむことができる。このムーヴメントは一度分解され、コート・ド・ジュネーブ加工が施されている。加えて歯車には、赤色の“モスクワ第一工場”のマークと、スリースターが刻まれているのも見逃せない。
また、ロシアにおける宇宙開発を一手に担っている、ロスコスモス社(旧ロシア宇宙庁)のロゴ入りカプセルが付属しているのもファンにはたまらないポイントだろう。
中央の小窓からは、時計をいつも眺めることができ、保護ケースとしてだけではなくインテリアとして活用できるのも、うれしい仕様といえる。
アンティークスタイルのケースに、レッドカラーのNATOベルトが映える本モデルを手に入れて、遠い宇宙に想いを馳せてみてはいかがだろうか。
【問い合わせ】
アンドロス
TEL 03-6450-7068
提供元・Watch LIFE NEWS
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